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ブックマーク / whatsmyscene.blog.jp (34)

  • 初音ミク:パンクっぽいのがキタ〜(笑) - what's my scene? ver.7.2

    初音ミク:パンクっぽいのがキタ〜(笑) ブログバーツとして導入した【フルみっく伝染歌プレーヤー】をいじっていて発見した佳作。個人的にはかなりツボにはまった: ・初音ミクにオリジナル曲を歌ってもらった。「電脳スキル@修正版」 まるで、バズコックスの曲のような、ポップでキャッチーなメロディと、その唐突な曲構成ぶりがすごくイイ。そして、「なーらばーっ☆」ってのが最高(笑)。 あとは、1分半で終わる潔さもカッコイイ。フルバージョンを作っているそうだけど、そんなのイラネーと言いたいぐらい。 この曲の作者は「DTM初心者」だそうだけど、変にDTM慣れすると、こういう「勢い」を失ってしまいそうで、それが逆に心配…。 ちなみに、バズコックスというバンドは、書きためた2〜3曲のネタをぶった切って、それを無理矢理くっつけ直して曲を作っていたという逸話がある。もしかすると、この「電脳スキル」の作者もそういう作り

  • 初音ミク:遂にキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!?、まさにJ-POPなオリジナル - what's my scene? ver.7.2

    初音ミク:遂にキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!?、まさにJ-POPなオリジナル どちらも、やじうまWatchの10月23日付け記事「涙腺に注意 初音ミクが歌い上げる、感動的な曲が人気を集める」で紹介されていて知った作品。 実は、個人的にはあまり好きなパターンじゃないし、積極的に支持するという感じでもない。けれど、まさに来るべくして来たという感じの王道、「これをJ-POPと呼ばずして何をそう呼ぶのか?」的な趣に満ちあふれたオリジナル作品の登場と言えそう。当然ながらニコ動チャートでは赤丸急上長中?! ・初音ミクオリジナル曲 「ハジメテノオト(Fullバージョン)」 歌詞の狙いどころが上手だと思う。初音ミクが歌うからこういう言葉が出てくるのだけど、同時に普遍的な広がりもある。で、コメントを見るとやっぱり普通の人はこういうのが好きなんだよね。なんか、ちょっと悲しい……と思うのはオレの心が歪んで

  • どうやらイギリスの音楽業界には次の波が来てるっぽい? - what's my scene? ver.7.2

    どうやらイギリスの音楽業界には次の波が来てるっぽい? 英Telegraphの10月11日付け記事「Oasis, Jamiroquai to follow Radiohead」が面白い。 今後イギリスの著名アーティスト達が、レディオヘッドの後に続いて、ネット配信をベースにした新しい形のビジネス活動を開始するのではないかと論じている。記事で具体的な名前が挙がっているアーティストは、オアシス、ジャミロクアイ、マッドネス、シャーラタンズ等。 現状の商業音楽シーンのあり方を考えれば、こういったアーティスト自身が音楽ソフトの流通を仕切るやり方は、アーティストの知名度に大きく依存するため、誰にとっても有利になるとは決して言えない。 しかし、一旦事が始まれば、シーンのあり方も大きく変わることだろう。それにより、無名アーティストにとっても状況は良い方向へ変わる可能性が大きいと思う。 過去の前例を挙げるなら、

  • NINが永遠にレコード会社とおさらば - what's my scene? ver.7.2

    NINが永遠にレコード会社とおさらば Gizmodoの10月8日付け記事「Nine Inch Nails Dumps Record Labels, Going Direct to Fans」経由で知った話。とうとう、Nine Inch Nails(NIN)がレコード会社との専属契約を終了し、今後は自らの手でビジネスを展開していく模様。 NINのオフィシャルサイトのトップページには、「big news」の文字が白く光っている。商業音楽史に残すべき記録として、トレント・レズナー自身による声明文をそのまま以下に引用しておく: 08 October 2007: Big News Hello everyone. I've waited a LONG time to be able to make the following announcement: as of right now Nine Inc

  • あ〜、音楽の世界が変わるかもね、これ、いやきっと… - what's my scene? ver.7.2

    あ〜、音楽の世界が変わるかもね、これ、いやきっと… あくまでも個人的な趣味なんだけど、実はPerfumeってあまり好きじゃない。あの最初から最後までボコーダーで押し切ってしまうところがダメ。途中で飽きちゃう。 で、ニコ動で、初音ミクを使ってPerfumeのカバーを演ってるのがあって、話題になっていたのだけど、最初は全然気にしてなかった。 で、たまたま、とあるブログにあったリンクを何も考えずにクリックしたら、その動画に飛んだ。で、聴いてみたらビックリだ。 オリジナルのPerfumeが歌っているのよりも、ずっと気持ち良い。自分はこの初音ミクの歌の方が断然好きだ。 で、思ったのは、もしかすると、数カ月の内に、メジャーと呼ばれるようなレコード会社の商品で、初音ミクをボーカルに起用した作品(もちろんオリジナル楽曲で)が出てくるのじゃないかと。そして、下手すると、それが結構なヒットになったりするのじゃ

  • ダウンロードすれば有罪という世界がやってくる可能性

    ダウンロードすれば有罪という世界がやってくる可能性 ITmediaが釣りみたいな記事を書いているなぁと思っていたら、やはり壮大な釣りだったようで、それに対する反論を津田氏がブログで「『ダウンロード違法化/iPodの補償金対象化』がほぼ決定した件と、ITmediaの記事で抜粋されている発言についての補足」として書かれている。 同氏のブログを読むと、著作権をとりまく状況はかなり厳しいものになりつつあり、最悪の場合、「著作権法30条を改正して、ネット上に上がっている違法著作物のダウンロードを私的複製の外に置いて、ダウンロードする行為を犯罪」と見なすよう法改正される可能性もあるようだ。 もっとも、この件に関しては、実際そういう風になったとしても、それが実効性のある法律になるかどうかはまた別の話であり、そのあたりの問題点も津田氏は上記のブログで説明されているので、気になる人はそちらを読んでほしい。

  • 新しい著作権の形:つかこうへいの場合 - what's my scene? ver.7.2

    新しい著作権の形:つかこうへいの場合 「point of view point」さんが9月6日付けエントリー「つかこうへい、男前」で紹介されているのを読んで知ったのだけど、劇作家のつかこうへい氏が自分の上演台をWeb上で公開している。 現在公開中の台には、同氏の代表作である「熱海殺人事件」や「蒲田行進曲」も含まれいてる。 注目したいのは、公開されている台の利用に際して、大型の商業演劇等でなければ、基的に著作権費用(上演料)を支払う必要がない点だ。 営利を目的としない、2000円〜3000円でやる小劇場や学生さんの小さな劇団等の方の上演料はいりません。自由におやり下さい。お知らせだけ郵送でくだされば結構です。 また、台内容の簡単な改変にも対応している。詳細は、同氏のWebサイト上にあるページ「上演台について」を参照のこと。 もしかすると演劇は、日文化活動の中で、今一番ラディカ

  • 著作権商売は因果な商売 - what's my scene? ver.7.2

    著作権商売は因果な商売 金沢工業大学の先生が「キダ・タロー作曲『アホの坂田』とメキシコ民謡の関係―著作物の引用とは」というブログエントリーを書かれていた。 気になったので、JASRACのデータベースを調べてみたら、「作詞:竹浩三、作曲:キダ・タロー」と登録されていた。興味深いのは、作曲に関する権利がJASRACに「全信託」であるのに対して、作詞は「無信託」となっていること。どんなにくだらない歌詞でも著作物として登録できるような気がするので、これはちょっと不思議。 で、この迷曲「アホの坂田」のメロディーの著作権をどう考えるかは、人それぞれだと思うけれど、建前論を言ってしまえば、民謡は著作権がすでに消尽していると見なされるので、そのモチーフを引用して新たに曲を作ってしまえば、新たな著作権を主張できるのだろう。まぁ、モラルとしてそれがどうなのかはまた別の問題として…。 音楽のパクリ話については

  • いつまでたっても「廃盤」という概念は消えないのかもしれない - what's my scene? ver.7.2

    いつまでたっても「廃盤」という概念は消えないのかもしれない ITmedia扱いのWall Street Journal記事「Universal MusiciTunes Storeとの関係に距離?」によると、Universal Music Groupは「iTunes Storeとの長期契約を更新しない旨を伝えることを検討している」らしい。 まだ決定ということではないようだけど、こういう状況は、レコード会社の都合によって、オンライン上のカタログラインアップも常に変化させたいという思惑が反映されているのだと思う。まぁ、レコード会社の都合というのは、単純に考えても、作家やアーティストとの契約状況の変化(移籍とか)も関係してくるだろうし。 で、これをエンドユーザー側の立場から見ると、ある楽曲によっては、いつでも買える訳じゃなくて、期間限定販売だったりして、その時に入手しなければその後は買えなくなる

  • 誰も音楽を作っている訳じゃない… - what's my scene? ver.7.2

  • アメリカで中古盤を売りに行くと指紋押捺を求められるらしい - what's my scene? ver.7.2

    アメリカで中古盤を売りに行くと指紋押捺を求められるらしい Gizmodoの5月8日付け記事「Latest Piracy Havens Sweating the Crackdown: Used CD Shops」によると、アメリカの一部の州では、海賊盤制作の音源となっている中古盤市場を憂慮して、厳しい規制を導入する模様。 特にスゴイ規制が行われるのがフロリダ州。Gizmodoが引用している「Billboard」誌の記事をそのまま以下に孫引き: In Florida, the new legislation requires all stores buying second-hand merchandise for resale to apply for a permit, would be required to thumb-print CD sellers and get a copy o

    banraidou
    banraidou 2007/05/20
    へー、知らなかった。中古と海賊版を結びつけるのって新鮮。
  • アメリカでフェアユースという概念が無くなるかもしれないという話 - what's my scene? ver.7.2

    アメリカでフェアユースという概念が無くなるかもしれないという話 CET News.comの6月8日付け記事「House panel OKs digital licensing bill」は衝撃的な話。 日語抄訳はコチラにあるが、非常に重要な後半部分を省略しているため、何が問題なのかがほとんど判らない状態…。 原文を読んで判ることは、同法案により、今後アメリカでも日における私的録音・録画保証金のような利用料が発生する可能性があり、事実上フェアユースという概念が無くなるかもしれないということ。 また、驚くべきことに、非商用利用でも、著作権コンテンツをタイムシフト・メディアシフトする際には、権利者の許諾を必要とするようになるかもしれないらしい。 さらに、ネット配信等で利用されている技術的な問題として、キャッシュやバッファ等へ著作権コンテンツが一時的にコピーされる状態(原文では「"incide

  • 電気用品安全法にまつわる与太話 その2 - what's my scene? ver.7.2

    電気用品安全法にまつわる与太話 その2 某省庁の職員が個人でやっているブログが大炎上中で、あれはちょっとどうかと思うけど、そこのコメント欄で気になる書き込みがあったので以下にそのまま引用: ずいぶんもっともらしい事を語ってらっしゃいますが、中古品をPSE規制に該当すると決めたのは昨年の11月頃ですよネ? 今中古の業界ではあなた方のおかげで、文字通り「激震」が走っており、廃業・失業する可能性におびえる方々が急激に増えております。 さらには関係各機関(警察、税務署、環境庁等)には全く周知させずに、いわゆる「サブマリン方式」での規制施行はいったいどういうおつもりでしょうか? あ〜、この話がもし当なら、かなりトンデモナイ。他所の国なら暴動起きるレベルだよね…。日国民の性質がおだやかで当に良かった(笑)。 PS. 上記の話の根拠は、以下のような事実があったかららしい: 中古製品への規制を昨年1

    banraidou
    banraidou 2006/02/21
    ウチの会社の本部から通達があったのが1月末のことだから、時間的には合うねぇ。
  • 電気用品安全法にまつわる与太話 - what's my scene? ver.7.2

    電気用品安全法にまつわる与太話 ここ数日、電気用品安全法について色々なバックグラウンドを持つ何人かの知人達と雑談をしたのだけど、そこで出てきた興味深い話の一つに、この法律を律儀に施行すれば、流通できなくなる家電製品が結果的に大量の廃棄物となるのは火を見るよりも明らかなんだけど、そういうゴミやリサイクルの問題を扱うのは環境省であって、今回の電気用品安全法をお膳立てした経済産業省には何ら関係ない話なので、その辺りの問題点は軽くクリアしてしまっている(要は「無視」ということ)らしいというのがあった。 で、そういう状況は決して手抜きをしているのではなくて、お互い自分の管轄以外は決して触れないという美しいルールに則っているだけなんだそうだ。無理に余計な仕事とかを増やすと出世にも響くだろうし…。 という訳で、どう考えても不条理としか言いようのないような法律が数多く世の中に蔓延している理由を再認識した次