本当に時が立つのは早いもので、今年も残すはあと1ヶ月。今年の新種牡馬リーディングの行方も気になるところですが、そろそろ来年度の新種牡馬辞典の準備をしておかねばなりません。ということで、まずは来年度の新種牡馬のラインナップを紹介しておこうと思います。右に並んでいる数字は左から2009年の種付け数、2010年の産駒数、2010年産の血統登録数となっています。 表を見てもらえば分かる通り、今年は超大物種牡馬が不在です。一番牝馬を集めた*チチカステナンゴでさえ150頭あまりという数字で、新種牡馬の種付け数トップが200頭を切ったのは2003年のアグネスタキオン(199頭)以来のことではないかと思います。とはいえ、その中ではやはりダイワスカーレットやダンスインザムードといったS級サンデー系牝馬に種付けを行った*チチカステナンゴ、クラシック二冠のメイショウサムソン、ディープインパクトの全兄ブラックタイ