人口の実に半分が家を追われている状況から浮かび上がる、悲惨な数字のいくつかをキャロリン・ホーリーが紹介する。
昨年末、「イスラーム国」(IS)から西部のラマディを奪回して勝利の報に酔いしれたイラクのアバーディ首相だが、今年一月、思わぬ敵に直面している。イラクの真ん中を流れるチグリス川上流の、モースル・ダムが決壊寸前の状態にあるからだ。このダムが崩壊したら、4時間でモースルは水没し、増水した川は1日以内でティクリートを、2日でバグダードを襲う。首都ではバグダード国際空港やサドル・シティーなどは被害を免れそうだが、都市の中心部のほとんどが冠水すると推測されている。その結果、最悪の場合には50万人が死亡し、100万人以上が家を追われるという。イラク戦争にも匹敵する、アルカーイダやISや宗派対立による内戦などの被害をはるかに超えた大参事になるのでは、と恐れられているのだ。 何故、ダムが決壊の危機に至っているのか。1984年に建設されたモースル・ダムは、もともと老朽化していたが、イラク戦争後も2014年まで
NHKの籾井勝人(もみいかつと)会長は4日の定例記者会見で、2日の自民党総務会でNHK解説委員について「偏った考えを持った人がいる」と発言したことを認め、「解説委員も個人個人。言葉遣いはまずかったが、それぞれ個人的な考え方があるということ。ただし、放送は放送法にのっとって公正公平という精神でやっている」と釈明した。 関係者によると、総務会では一部の議員が、解説委員の個人名を挙げて「解説委員が、無責任な評論家やコメンテーターのような発言をしている」などと指摘。それに対し、NHKの2016年度予算案の説明のため出席していた籾井会長が答弁したという。 この記事は有料記事です。 残り141文字(全文417文字)
タリバーンとの戦闘に加わった11歳の少年が殺害された=Javid Faisal/Office of the Chief Executive (CNN) アフガニスタン南部ウルズガン州で警察部隊の先頭に立って反政府勢力タリバーンとの戦闘に加わった11歳の少年が、タリバーンに銃撃されて死亡した。地元の治安当局者が明らかにした。 おじで警察幹部のムラー・サマドさんによると、昨年、サマドさんが管轄する同州ウルズガン地区がタリバーンに包囲され、おいのワシル・アフマド君(11)が戦闘の指揮を執ったという。包囲を突破した後は州都タリンコートに脱出し、ワシル君は学校に通い始めていた。 州当局者によれば、ワシル君は今月1日、タリンコートの市場でバイクに乗った集団に銃撃され、搬送されたカンダハルの病院で死亡した。 タリバーンは同日、犯行を認める声明をウェブサイトに掲載した。 おじのサマドさんによれば、ワシル君
「5年前、福島第1原発の爆発映像や津波の映像が何度も繰り返し流れ、それが台湾人の記憶に刻まれている。私も『福島』と聞くと、当時の情景しか浮かばなかった」。1月29日、政府が進める対日理解促進交流事業に参加して台湾から本県を訪れた国立政治大4年の薛明雅(シュエミンヤー)(22)=台南市=は語った。 現在、台湾で本県の状況が報道される機会は少ない。「放射線の影響がある。福島に行くのは危険でないか」と親が心配した。薛は言う。「台湾人にとって福島は『まだ足を踏み入れることができない土地』というイメージだ」 実際、福島県に来て驚いた。「まだ入れない地域はあるとはいえ、それ以外は日本の他の場所と変わらない」。2月1日まで、会津を観光したり、福島市の除染情報プラザを訪れるなど、復興の進み具合を学んだ。生まれて初めて、本格的な雪も見た。 海外にも大きな衝撃を与えた東京電力福島第1原発事故。当時の印象はその
小1から不登校、息子は「ギフテッド」だった 父が“ウチ給食”を作り続ける理由とは #令和の親 #令和の子
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く