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2007年2月2日のブックマーク (1件)

  • 自分の論文について弁明してみる - たけみたの脱社会学日記

    三谷 武司,2005,「システムが存立するとはいかなることか――ルーマン・システム理論の超越論的解釈に向けて」,『思想』970,pp. 113-129 文脈は書きませんが。 システムという対象が元々経験的なものとしては概念化されていない以上、システムが演算するとか、選択するといったことは、経験的に生じている事柄ではない。これらシステムの能作を経験的に確認することは、原理的に不可能である。(p. 125) これをもって、拙稿がルーマン理論と経験的研究の無関連性を例外的に強く主張している、と言われるとそれは少し違うと思う。確かに拙稿では、システム概念の、ひいては「システムが〜する」という命題の指示対象の非経験性を強く主張しているが、他方で、上の引用のすぐ後に、 そもそもルーマンの課題は、経験的領域に生じる出来事について語ることが、すなわちシステムの水準での存立維持について語ることを意味するよう

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