いよいよ発売の、北田暁大+解体研[編著]『社会にとって趣味とは何か』。一見わかりにくいタイトルの本書は、いったいどんな書物なのか。北田暁大さんに訊いてみた。前篇・後篇、2回に分けてお届けする。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 1◇「『サブカルチャー神話解体』解体」のプロジェクト ――『社会にとって趣味とは何か 文化社会学の方法規準』、タイトルだけ拝見するとえらく難しい本のように思えるのですが、ブックガイドなどもあり、理論編・事例分析編と分かれていて、学部生ぐらいを想定読者とした、とあります。なぜいま「趣味」を社会学の研究書、社会学入門書のテーマとして設定されたのでしょうか。もともとは宮台真司さんたちの『サブカルチャー神話解体』の批判的継承を目指していたと聞きましたが。 北田■はい、そうですね。もともとは科研費の研究で、「若者文化におけるサ
宮台真司 @miyadai 7/21「宮台真司の愛の授業2012」@新宿ロフトプラスワン160名以上超満員御礼。これについて短文総括します。高石氏@lesyeuxxとしんじ氏@qqilleに触発され、立石氏@mychingmachizoの秀逸企画もあり、普段公然話さない事まで喋りました。 2012-07-23 11:01:00 宮台真司 @miyadai [承前]僕の目的は巷のコミュニケーションが可能性を使い尽くしていないこと(に大勢が無自覚なこと)に気づきを促す事。私領域でかくも不完全なコミュニケーションしかできないのなら、公領域は思い半ばに過ぎます。実存(人生)にとっても社会にとっても善くないことです。 2012-07-23 11:01:42 宮台真司 @miyadai [承前]KeyWord1:性愛文化変遷、変性意識、FusionSex、内在系ナンパ(ヤリ捨て)から超越系ナンパ(瞬間
「貧困の文化」で有名なオスカー・ルイスを英語版のwikipediaで引くと、本名がレフコヴィツと書いてあってびっくり、知らなかった。経歴にはラビの息子とも書いてあるので、デュルケムと同じだ。東欧、たぶんロシアからの移民二世なのだろう。ロシアからの移民二世で社会学者といえば、職場の先輩で、日本社会学会の「学会官僚」として二番目にお世話になった(一番目は宮島喬先生)矢澤修次郎先生の『アメリカ知識人の思想―ニューヨーク社会学者の群像』(東大出版会)である。その研究の中心の1つはD.ベルだが、ベルもロシア系ユダヤ人二世で本名ボロツキー(タイムボカンみたい)。ルイスは1914年生まれで、ベルは1919年生まれ、どちらもシティ・カレッジからコロンビア大学大学院へ進学した。そのコロンビアにいたのはR.K.マートンで、1910年生まれの彼もロシア系ユダヤ人二世で本名シュコルニク。ハーバードでの先生は、ロシ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く