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ブックマーク / masanork.hateblo.jp (9)

  • 雑種路線でいこう - 私はなぜ4年たっても会社を辞めないのか

    いまの会社に入って先月末で丸4年が経った。石の上にもというし3年くらいは居ようと思ってはいたが,次第に歳をとったせいか4年なんてあっという間だった。昨日,新しい上司と初顔合わせをしたのだが,彼は僕にとって7人目の上司となる。2回の社内異動は自分から望んでのこととはいえ,1年も経たずにころころ上司が変わるのでは評価もへったくりもない。 若者はなぜ3年で辞めるのか? 年功序列が奪う日の未来 (光文社新書) 作者: 城繁幸出版社/メーカー: 光文社発売日: 2006/09/15メディア: 新書購入: 17人 クリック: 447回この商品を含むブログ (613件) を見る『若者はなぜ3年で辞めるのか? 年功序列が奪う日の未来 (光文社新書)』を読んで,自分が前の会社を辞めたころのことを思い返した。付与された当時は百万長者と煽てられたストックオプションは行使期限がきてみると2桁ほど暴落していたし

    daisukebe
    daisukebe 2008/07/25
    少なくとも今自分は、閉塞しているという感覚はないな
  • OSの内部構造を何故,どうやって勉強するか - 雑種路線でいこう

    デバドラとか組込系の仕事をしたいというのでない限り,いまどきOSについて詳しくても困ることはないんだけど,やはり基的なことは知っておいた方がいい.*1とはいえ,ここ数年で学習環境が大幅に改善したとはいえ選択肢が増えすぎて,何から手をつけていいか却って分かりにくくなった感がある. 僕が学ぼうとした1990年代後半は,教科書というと『オペレーティングシステム―設計と理論およびMINIXによる実装』とか『インサイド WINDOWS NT 第2版 (マイクロソフト公式解説書)』だった.会社には当時は幻だった*2『Lions’ Commentary on UNIX (Ascii books)』の原書とかも置いてあったし,何となく眺めて「あー昔はこんなに見通しが良かったのか」と感動したけど,*3 長文エントリになったんで先に結論を書いちゃうと,今日ぼくが調べた範囲だとFreeBSDを入れて『BSDカ

    OSの内部構造を何故,どうやって勉強するか - 雑種路線でいこう
    daisukebe
    daisukebe 2008/07/19
  • OS研究が再び盛り上がる,かも知れない - 雑種路線でいこう

    けれどもここ数年,我が国でもOSASKやMonaやCooSといったOSが,フロムスクラッチで開発されたことをどう解釈したらいいんだろう,という問題にはたと気付いた.これはそろそろOS研究が再び脚光を浴びる胎動かも知れないね,と. ひとつは,個人のエンパワーメントという観点.これはまさにLinuxもそうであるように,昔はOSというと何万人年も投資して巨大企業がつくるものだったのが,ひとりでしこしこ2年も頑張れば動くものを作れちゃうよ,という話.Linusだって最初は世界を変えようなんて大げさな話ではなく,386のメモリモードを色々遊んでみようというのが高じてOSをつくったという逸話もあるし,日でもちょっとした技術者が腕試しとして試せるくらい,OS研究の敷居は低くなったのだろう. Cygwinをはじめとしたフリーな開発環境の充実や,BochesやVMWare,Virtual PCといった仮想

    OS研究が再び盛り上がる,かも知れない - 雑種路線でいこう
    daisukebe
    daisukebe 2008/07/19
  • まぁ泥カン良かったんじゃね。希望は自分で紡げ - 雑種路線でいこう

    IPAのイベントで大御所が出て「泥のように働け」といったのに対し、ナナロク世代から「IT業界って泥のように働かされるところばかりでもないよ」って意思表示したのは、まあ悪くない展開だ。パネラーの所属してる企業とか応募者不足には困ってないよな、そもそも、とか思うけど。彼らは確かにSI業界じゃないけど、IT業界≠SI業界って意思表示だけでも意味あるかも。 ただ良くないと思うのは、「IT業界全体が泥のように働かされるわけではない」というなら、「泥のように働かされている」人達と、今回の泥カンのような「楽しそうなことやってる」人達の対比があってこそ、業界の中での違いというのがわかるんじゃないでしょうか。 泥のように働かされるのは問題ですよ。会社に搾取されている可能性が高い。でも、当にスキルを身につけたければ自ら泥のように働くことです。 泥のように働けば、成功するチャンスの多いのがIT業界なのです。

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    daisukebe
    daisukebe 2008/07/17
    「自分の仕事を泥とレッテルを貼って自己憐憫に浸ることなんか覚えて欲しくない」結局、自身の問題
  • androidについて雑感 - 雑種路線でいこう

    なんか日経1面に載ったね。androidGoogleに買収された時点で誰もが予想していたことだが。てっきり垂直統合でiPhoneのようにODMにつくらせて通話料をレベニューシェアするのかと思いきや各社に対して普通にOSを供給するの?事業モデルの詳細がまだ分からない。 OSはLinuxで中島さんによると乗っかる仮想機械とUIエレメントが肝らしいので、ビジネス的にはともかく技術的には携帯電話向けのRIAというかWindows MobileやSymbianじゃなくてAIRやSilverlightに近い技術か、モバイル対応はまだだけど。 細かいところでOpen Handset AllianceにDoCoMoとKDDIが含まれている点について。彼ら的にはユーザー体験とバックエンドにあるサーバーまでGoogleに握られると土管屋になってしまわないか逡巡したはずだが。スマートフォン市場って実際のところ

    androidについて雑感 - 雑種路線でいこう
    daisukebe
    daisukebe 2007/11/07
    「どの層が他の層のレントへの浸食に成功するのか」そういう見方もあるか。なるほど
  • 雑種路線でいこう - 自己選択や天職という幻想

    僕も今年30になった。いまは何とかなるが次第に転職が難しくなってくる年頃である。20代のうちは諸々手を伸ばしていても、器用だね、優秀だね、といわれるが、段々と「このままじゃ便利に使われちゃうぞ」とか「器用貧乏に終わっていいのか」「君の専門性って一体なあに」とかいわれて、耳の痛い思いをするのである。 僕はどちらかというと専門性を磨いてきたつもりでいるが、あまりにニッチ過ぎて市場性があるかどうかはよく分からない。付加価値を高めていくための差別化とは、一歩間違えば無消費の荒野を分け入ることになる訳だ。そこは肥沃なブルーオーシャンかも知れないし、自己満足の使えない趣味人かも知れない、紙一重の世界だ。 ただ気づいたのだが、進路のことで悩む奴というのは、悩みようがある程度には選択肢や可能性を持っているということであって、悩んだって逆立ちしたってできることが決まっているのであれば、そもそも悩みようがない

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    daisukebe
    daisukebe 2007/07/24
    思考停止してはいけない時代ということなのだろうな
  • 未来志向でヒトを大切にする情報サービス産業こそ日本を強くする - 雑種路線でいこう

    ファイナンスを含む広義の情報サービス産業が,産業競争力を左右することは論を俟たない.僕が「明日がなくても構わない」と考えている狭義の情報サービス産業とは,重層的な下請け構造でプログラマに考えることを許さず,エンジニアは慢性的な残業で技術を磨く機会も将来の展望も与えられず,来ならパッケージで済むところをユーザー企業の無知につけこんで無意味に高い独自ハードを売りつけ案件規模を膨らませるためだけに手組みしたり,安い人月単価の徹夜続きでエンジニアが壊れていくような世界だ.そんなところから新しい技術は生まれないし,そんな産業が拡大したって利用者もエンジニアも幸せにはなれない. これからの情報サービス産業はどうあるべきだろうか.顧客に製品やシステムではなく価値を提案すること.エンジニアは最新の技術や開発プロセスにキャッチアップして劇的に生産性を高めること.そこで生まれた付加価値がきちんと技術者に還流

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    daisukebe 2007/05/20
    情報系産業がどうあるべきか
  • 国策ITの敗因は癒着だけではない - 雑種路線でいこう

    今週の日経ビジネスが刺激的だ.「電子二等国ニッポン e-Japan 国策ITの敗戦」と題し,FNHを中心に政府主導で振興してきた国産IT戦略を完膚なまでに批判している.ゆうちょ銀行のシステムを日IBMが受注しそうだという下馬評を持ち出したり,内容の定かでない情報大航海プロジェクトで開発はベンチャー&大学の研究室中心,展開はユーザー企業中心となっているらしいという話を「FNH外し」といっている.けれども国策ITを仔細に追ってみると1970年代末から失敗への伏線はあったのではないか. だいたい前者は銀行の統廃合で廃棄の決まっている勘定系オンラインをゆうちょ銀が引き取ろうとすると結果的に日IBMが受注するかもねという風に取ることもできるし,後者はたかだか年間50億円の予算で国策を背負わされるのはFNHだって願い下げではないか.と考えると,これら状況証拠だけを持ち出してe-Japan戦略の失敗

    国策ITの敗因は癒着だけではない - 雑種路線でいこう
    daisukebe
    daisukebe 2006/11/28
    なるほど。日ビジ読む前に目通しといてよかった。
  • 雑種路線的イノベーション政策試案 - 雑種路線でいこう

    経団連の御手洗会長が「イノベート・ジャパン」とかいってみたり*1,安部政権でもイノベーションを推進するという.こんなページまでできているし,なかなか気合いが入っているようだ.わたしは政府がイノベーションを促すことは素晴らしいと歓迎する一方で,安直なイノベーション(による生産性の向上)に対する期待が,少子高齢化や財政再建といった政策課題を放置するための口実として使われることのないよう注視していく必要を感じている. 現実問題として,イノベーションとは民意を集約することで生まれるものではない.消費者ニーズがイノベーションを生むきっかけとなることもあるが,それでさえ,どの声を拾うか悩み,何かしらギャップを埋める創意工夫を思いつくのは創造的な個人や組織の企業家精神である.単純に政治的に集約された期待はイノベーションに結びつかないことが多いのではないか.トートロジーになるが,誰もが思いつくこと自体が新

    雑種路線的イノベーション政策試案 - 雑種路線でいこう
    daisukebe
    daisukebe 2006/11/07
    「イノベーションに期待せず,イノベーションの阻害要因を除去すると同時に,イノベーションの発現要因を積極的につくっていくことであるべきだ」鋭い
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