約20年にわたり、「水と牛肉」だけを食べて暮らしている家族がいることを、今月11日付けの「ODDITYCENTRAL」が報じている。この驚くべき肉食生活についてご紹介したいと思う。 ■一家で「完全肉食」生活 すべては90年代半ばに夫のジョー・アンダーソンが高タンパク食の実験をしたことから始まった。そして、98年に妻のシャーリーンがライム病と診断された時に、唯一、食べることができた食材が牛肉だったことから、それ以降、夫婦は炭水化物を抜いた食生活を続けることとなる。 徐々に食生活から、卵やチーズ、ヨーグルト、魚やベーコン、鳥肉を省き、最終的に牛肉だけを摂る食事にしたのだそうだ。この経緯について、ジョーは「不思議なことに食べる牛肉の量を増やしていくにつれて、ほかの肉を欲しなくなった」と語っている。今では、卵や乳製品を食べると目が腫れ、頭痛や鼻詰まりなどの症状が起こり、フルーツですら受けつけないそ