東山にあるインクラインの下にカキツバタ(杜若)が咲いています。 インクライン下のカキツバタ インクラインは、かつては舟が行き交った琵琶湖疏水のうち、高低差が36mあるという蹴上と南禅寺舟溜との水の高低差を解消するため、舟をまるごと台車に乗せて安全に上げ下げする傾斜鉄道のことです。現在は稼働していませんが、線路が残り、台車も展示されています。春はソメイヨシノの名所として多くの観光客が訪れる場所ともなっています。 インクライン下のカキツバタ その下の部分、南禅寺舟溜に入る部分にカキツバタの花が咲いています。アヤメ、カキツバタ、花菖蒲は見分けが難しいといわれますが、水辺に咲くのはカキツバタか花菖蒲で、カキツバタは花の付け根が白かクリーム色、花菖蒲は黄色で見分けがつきます。また、花の時期はカキツバタが5月、花菖蒲は6月に入ってからピークを迎えます。 インクライン下のカキツバタ カキツバタは同じ株が