シニア世代にとっては「一大事」「時代は変わったな」、インターネット世代にとっては「どうでもいいこと」「いったいそれがどうしたの」と世代により大きく反応が異なるニュースが相次いだ。 一つは、かつてトリオ(現JVCケンウッド)、サンスイ(山水電気)と共に「オーディオ(ステレオ)御三家」「パイ・トリ・サンスイ」の1社として賞されたパイオニアが、家庭用AV(音響・映像)機器事業の分離とディスクジョッキー(DJ)向け機器事業を売却する方針を発表し、AV機器から事実上撤退。今後はカーナビゲーションシステムなどの自動車分野に注力する方針を示したこと。 もう一つは、パナソニックが、1965年から2010年にかけてハイファイオーディオ専用ブランドとして販売してきた「Technics(テクニクス)」を復活、14年12月の欧州市場へのハイファイオーディオシステム新製品導入を皮切りとして順次グローバルに展開する、