警察庁は21日、「令和5年上半期におけるサイバー空間をめぐる脅威の情勢等について」の報告書を発表した。この報告書は、サイバー脅威の指標、事例、警察の対策をまとめたもので、大きく分けて次の3項目で構成されている(サイバー空間をめぐる脅威の情勢等、令和5年上半期におけるサイバー空間をめぐる脅威の情勢等について[PDF])。 第1部では脅威の要点のほか、DDoS攻撃、クレジットカード不正利用、ランサムウェア被害などを、第2部では脅威の情勢ごとに指標や特徴を説明、第3部ではサイバー特別捜査隊の活動と検挙状況について取り上げている。特に最近ではDDoS攻撃やフィッシング被害、インターネットバンキングの不正送金被害が増加していることから、それに対する警察の対策なども紹介されている。具体的な被害データに関してはタレコミにあるような内容となっている。 takehora 曰く、 警察庁は、9月21日に「令和