これで数年後に英労働党が戦争かなんか始めたり(ブレアはやったけんな。忘れとる人多いけど)、ファラージの人気を意識してどんどん右傾化してとんでもないことをやったりするやろ。そしたらXとかで、あのときブレイディみかことかが左派の政権奪還とか言って大歓喜してたよな、とか適当に書くやつが絶対出てくるんよ。 はっきり言っとくけど、わたしはスターマーの労働党政権誕生にまったく歓喜しとらんからな。どっちかと言えば、「鼻をつまんで・・・・・・」の範疇。 コービンの後継者みたいな顔して出てきて、数カ月後には「ブレア2世」を気取ってた人ですよ。訂正可能性のスピードと振れ幅にも、DECENTな程度ってものはあるでしょう。 あの人がどんな冷酷さで党内左派をパージしていったか、わたしは忘れとらんよ。あの世界的映画監督のケン・ローチが、労働党を追放されて無所属で出馬したコービンのために、杖をついてロンドンの下町の道端
もうタイトルだけでわかる人にはわかる、でも、わからない人にはわからない(笑)『ヨーロッパ・コーリング・リターンズ』が岩波現代文庫より本日発売です。 2016年の単行本『ヨーロッパ・コーリング』から原稿を取捨選択しつつ、それ以降に書いた新聞コラムを加えて行ったら全体の70%が未収録原稿になってしまったという(笑)、文庫なのか何なのかわからない謎の一冊。 2014年から2021年秋までの7年間にYahoo!ニュース個人、朝日新聞、NTT労組新聞、東京新聞、中日新聞、西日本新聞、北海道新聞、図書新聞などに書き散らしてきた政治・社会時評がひとつにまとまりました。怒涛の130本収録、全492ページの分厚さ。またもや岩波の猛獣のしわざです。どうぞよろしくお願いします。
過去10年間で、わたしが最もやられたバンド(っつうか、ジャズだからユニットなのか)はAcoustic Ladylandという日本では無名の人々だったのですが http://blog.livedoor.jp/mikako0607jp/archives/24149999.html その主要メンツが、Melt Yourself Downというユニットになってデビューアルバムを発表。 これ、もう2013年の個人的ベストです。These New Puritansも、Jagwar Maも、最近聴いてたのが全部ぶち飛びました。 どんだけ長い間わたしが彼らのサウンドを待っていたと思っているのだ。 Melt Yourself Down自身がツイッターでリツイートしてるのだけれど、ジャパーンのシブヤのタワーレコードが大プッシュしているようで、 https://twitter.com/hostessoffici
彼女はバスに乗って家に帰る途中だった。 彼女の外見は中国人か日本人。韓国人かもしれないし、フィリピン人である可能性もある。 何にせよ、一見して極東、またはもっと広い意味でのアジア出身であろうことがはっきり見て取れる外見。その中年女性は、よほど急いでいたらしく、チャーチル・スクウェアのバス停に止まっていたバスに飛び乗り、後部座席へと歩いて移動した。 彼女が着用している赤いポロシャツの胸元には、TEDDY BEAR NURSERYという刺繍が見える。保育施設に勤める移民なのだろう。両手いっぱいにスーパーマーケットや1ポンド・ショップの袋を下げ、よちよちと頼りない足元で後部座席へと進む彼女の足が、つ。と何物かに触れ、転びそうになった。 足を通路まで投げだしてだらしなく腰かけていたスキンヘッド&タトゥーだらけのおっさん2人組の、どちらかの足に蹴躓いてしまったのである。 「ソ、ソーリー」 と彼女はR
彼のことは、以前、書いたことがあったと思う。 うちの連合いの、ハンサム過ぎて寂しい中高年期を過ごしている友人のことである。 連合いの出身地、レイトンストーンというところは、日本の某メディアが「元はこの辺りはスラムだった」と表現していたオリンピックパークから近い場所にある。 デイヴィッド・ベッカムやジョナサン・ロスなどが生まれ育った場所としても有名だ。 連合いのハンサムな友人Mは、現在でもそのレイトンストーンに住んでいる。 ハンサム過ぎて堅気の仕事をする気になれず、売れないバンドのフロントマンだの、テレビドラマのちょい役だの、そういう感じの仕事ばかりしながら不特定多数の女性とセックスばっかりしていた。という人生は、若い時分にはずいぶんと幸福だったようだ。 が、45歳を過ぎて容貌が徐々に衰える頃から、彼の人生に悲哀の色が見え始めた。 「時代遅れの長髪のおっさん」と若い娘たちには笑われ、 でっぷ
というユーザー投票をガーディアン紙電子版が行っている。 今のところYesが81%でNoが19%になっている。 週明け、月曜日のわが職場なども、保育士やペアレンツたちの会話はほぼ全てロンドン五輪開会式に関するものであった。 海外でウケているという007&女王の絡みは、英国人にも大ウケしている。 「ダイアナが亡くなる前の女王なら、絶対にあんな、ちゃらけたことはしたことはしなかった。あの人も、いろいろあって変わったのよ。王室のPR戦略を、子や孫たちのために実行しているのね」 というのは、ランチタイムにスタッフ休憩室で熱弁をふるっていた、わが保育園のマネージャー代理の言葉。 職場でたった一人の非英国人。 という立場で働いたことのある人ならご存知だろうが、こうした一大イベントがある度に、英国人というのは多大なる熱意を持って外国人に王室のことや何かを教えようとする。 性格的に教え好きなのか、文句ばっか
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く