【記者】今回の大臣のウクライナ訪問ですが、今後の安全保障協力やウクライナの復興支援など、どのような成果があったとお考えでしょうか。また、日本とウクライナの二国間協定を結ぶための協議ですが、具体的にどのようなものをイメージしているかお伺いします。 【林外務大臣】今回の訪問では、G7外相会合の議長として、キーウとブチャを訪問いたしまして、現場を自分自身の目で見て、関係者の話を直接聞き、早期にウクライナにおいて公正かつ永続的な平和をもたらす、このことのため、突っ込んだ意見交換を行うことができ、協力を確認をすることができました。そしてG7とウクライナで発出した「ウクライナ支援に関する共同宣言」に基づく二国間文書の作成にかかる交渉を早期に開始することについて、ゼレンスキー大統領との間で確認ができました。また、復旧・復興の促進に向けて日本側の体制整備、これはJICAのウクライナ事務所の再開、そしてウク