A worker inspects coffee trees during a harvest on a farm in Guaxupe, Minas Gerais state, Brazil. Photographer: Patricia Monteiro/Bloomberg 世界のコーヒー取引量の約3割を輸出しているブラジルが増産を図り、苗木の植樹を大規模に進めている。 商品取引会社ルイ・ドレフュスによれば、新たな植樹と収穫効率の改善により、向こう10年間でブラジルのコーヒー生産量は累計で2300万袋(1袋60キログラム)増加する見通しだ。その結果、昨年4600万袋強だったコーヒー豆の輸出量もさらに増える可能性がある。 ストーンXの集計データによると、ブラジルは今年に入ってロブスタ種の苗木を計3億本植樹している。通常、コーヒーの木は本格的な収穫までに3年を要するが、この植樹により将来的
