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usaとliteratureに関するdazedのブックマーク (3)

  • 米小説家ポール・オースターさん死去 著作に「ニューヨーク三部作」

    著作「4321」を持つ米小説家ポール・オースターさん(2017年10月16日撮影)。(c)CHRIS J RATCLIFFE / AFP 【5月1日 AFP】「ニューヨーク三部作(The New York Trilogy)」などの作品で知られる米国人小説家のポール・オースター(Paul Auster)さんが、肺がんの合併症により死去した。77歳。米紙ニューヨーク・タイムズが4月30日、報じた。 オースターさんはニューヨーク市ブルックリン(Brooklyn)の自宅で死去した。タイムズ紙が友人の情報として伝えた。 オースターさんのがん罹患については、で同じく小説家のシリ・ハストヴェット(Siri Hustvedt)さんが昨年、明らかにしていた。 主な作品には「ガラスの街(City of Glass)」「幽霊たち(Ghosts)」「鍵のかかった部屋(The Locked Room)」から成る「

    米小説家ポール・オースターさん死去 著作に「ニューヨーク三部作」
  • 『ライ麦畑でつかまえて』解説 - 白水社

    白水Uブックス版『ライ麦畑でつかまえて』には、これまで野崎孝氏による訳者解説が付いていましたが、原著者との新たな契約により書籍に掲載することができなくなりました。このホームページ上にて、訳者解説を再掲いたしました。ご利用ください。 もう2年以上も前になるが、アメリカの月刊誌『エスクァイア』(1981年12月号)に、“Catcher Comes of Age”と題する記事が載ったことがある。とりたてて言うほどの斬新な内容ではなかったが、その中で「長年にわたって、若い反逆者たちに、その人生を左右するような影響を与えてきたこの作品も、今や30歳という成熟の年齢に達した」という指摘に接したとき僕は、なるほど、The Catcher in the Ryeも出版以来もう30年か、といった感慨を覚えざるを得なかった。あれが出たのは1951年、朝鮮戦争のさなかであった。 最初サリンジャーが持ち込んだ出版社

    『ライ麦畑でつかまえて』解説 - 白水社
  • 生きるのが痛い人に『拳闘士の休息』

    暗闇の中で手渡されるように巡ってくるがある。 作家も書名も覚えてて、大事なものになる確信めいた予感を孕みつつ、積読山に埋もれている。それが、何かのはずみで、ふと、浮上する。人に倦んだり、生きるのに疲れたり、仕事がしんどいとき(ネガティブばっかりw)、救いのように目に留まる。 それが、トム・ジョーンズ『拳闘士の休息』だ。O.ヘンリー賞を受賞しているが、名作というよりも、むしろ生きるのに必要な糧のような一冊。畳み掛けるように饒舌で、叩きつけるような一人称の文体は、舞城王太郎やジム・トンプスンを思い出す(舞城氏は次作『コールド・スナップ』を翻訳している)。主役は露悪的に振舞っているだけで、語られているのはいつも「痛み」だ。生きるのが辛いとき、生きるのに必要な痛みが伝わってくる。 ただし、摂取タイミングによる。この短編集、登場人物がことごとく、イカれてたり壊れたりしている。うつ病、末期がん、脳障

    生きるのが痛い人に『拳闘士の休息』
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