政治学者の中島岳志(たけし)・北海道大准教授の社会評論が、今年二月の発売予定日を目前に出版中止になった。日本維新の会共同代表の橋下徹・大阪市長への批判を含むことを出版元のNTT出版が問題視し、削除を求めたのが発端だった。中島氏は削除を拒否し、その後、本は六月末に新潮社から刊行された。異例の出版中止の裏に何があったのか。 (森本智之)
偶然だが、下の性暴力救援センター大阪(SACHICO)の活動報告に関する記事*1を書いた直後に、産経新聞の今日付けの記事を読んだ。こちらもSACHICOの活動に触れているが、恣意的で被害者への二次加害の要素を含んだものである。タイトルからして、煽りが入っていてひどい。 強姦された中学生は妊娠7カ月だった…緊急避妊、証拠採取リミットは「72時間」(「産経ニュースWEST」2013年8月18日) http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/130818/waf13081807010000-n1.htm どうしてこんな煽情的なタイトルをつけるのだろうか? 非常にセンシティブな内容で、性暴力被害にあった若い女性が妊娠してしまい、中絶の時期を逃してしまった例をSACHICOのスタッフが語っている。また、集団でのレイプ被害に遭い、警察に届けることがで
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