最近、ネット交流サービス(SNS)で、生のカキの安全な食べ方として「細菌の多くは殻に付着しているため、直接口をつけずに箸などで外して食べるとよい」というツイートが話題となりました。食中毒は心配だけれど、生のカキを食べたいという人にとってありがたい「情報」でしたが、そもそもカキの食中毒で問題になるのは細菌ではなく、ノロウイルスであるはずです。そのため、「この予防法はミスリードでは」との指摘が多く聞かれました。 旬を迎えたマガキが出回るこれからの季節、安全においしく食べるため、食中毒の予防法を検証しました。調べてみると、カキの生食は自己責任では片付けられない、公衆衛生上の問題もあることがわかりました。 カキと食中毒 今でこそ生ガキの食中毒といえばノロウイルスという認識が広まっていますが、ウイルスによる食中毒が日本の統計に現れたのは1997年のことで、当時は小型球形ウイルスと呼ばれていました。2
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