腹部や足を中心に10カ所以上を負傷した雌猫=長崎市深堀1の動物病院「長崎キャットクリニック」で2009年4月27日午前11時11分、下原知広撮影 長崎市内の民家でペットとして飼われている雌猫が25日夜、何者かに腹や足など10カ所以上を傷つけられ、長崎市内の動物病院に保護された。猫は衰弱し、水以外受け付けない状態という。 長崎市深堀町1の動物病院「長崎キャットクリニック」によると、猫は皮膚組織を丸くはぎ取る医療用の特殊器具のようなもので、足や腹部などの皮膚がはぎ取られていた。右足のけがは、直径約1センチの傷口から筋肉が5~6センチ飛び出し、腹部は直径約6ミリの傷から皮下脂肪が約3センチ出ていたという。殴られたらしく、頭にもけがをしていた。 飼い主が25日午後9時半ごろ、飼い猫6匹を入れていた屋外の小屋が騒がしいのに気付き、確認すると、小屋の戸が開き、この猫が血まみれになっていたという。26日