前回は酪農におけるEM活用の成果について述べたがEMを活用することは、単に放射線量を低減させるというレベルのものでなく、畜産におけるすべての衛生対策、乳質の向上、最良の有機肥料の生産と直結している。同時に口蹄疫をはじめとする、様々な感染症対策にも顕著な効果が認められており、畜産にとっては必要不可欠のものである。 11月9日に福島市で開かれる第2回環境フォーラム-うつくしまEMパラダイス2013-の準備会も兼ね、8月30日、福島県教育会館第一会議室でEMを活用しているグループの中間報告と検討会が催された。20団体、40人余の参加があり、温度差はあっても、EMに否定的な意見はなく、更に効率化する方法についての質問も多く、全体として、かなり前向きとなり、自信を持ち始めている。 本DNDで、すでに紹介済のマクタアメニティー(株)グループの生産物は、放射性セシウムが不検出という確たる成果を上げ続けて