マダガスカルにAという種類の猿がいて、その猿についての童謡がJという国で有名である。 ただし、今ほどマダガスカルが我々の身近にない時代に、Aの名前の響きの奇異さから着想されて書かれた歌詞のため、童謡における猿の印象と、実物のAのそれとは大きく異なっている。 童謡はこどものものであり、こどもには早期から正しい知識を身につけさせることが社会の使命である。 私は、J国民としてこの国の発展に貢献したい、という強い使命感に突き動かされ、改作に取り組んだ。ここに発表する。 どうかお子さんには、今日から下記の正しい歌詞をお教えいただきたい。 なお、「A」という猿の名を連呼する部分を記載することは著作権法上問題がある可能性があるそうなので、伏せ字にした。この猿がひわいであるとかいうような意味ではない。 A A(A)A(A) おさるさんだよ A(A)A(A) 絶滅危惧種 A(A)A(A) 中指だけ長い A(