森 博嗣(もり ひろし、1957年〈昭和32年〉12月7日 - )は、日本の工学者・小説家・随筆家・同人作家。工学博士(名古屋大学・論文博士・1990年)。元名古屋大学大学院環境学研究科都市環境学専攻助教授[1]。ローマ字表記は「MORI Hiroshi」。妻はイラストレーターのささきすばる。近年は、清涼院流水が立ち上げたプロジェクト「The BBB」(Breakthrough Bandwagon Books)に参加し、『スカイ・クロラ』(2001年)『すべてがFになる』(1996年)など英語版の著作を発表している。 『すべてがFになる』でデビュー。2005年まで工学部教授として大学に勤務しながら、理系ミステリーを数多く発表する。作品に『スカイ・クロラ』、『カクレカラクリ』(2006年)、『Ⅹの悲劇』(2016年)など。科学エッセイも執筆している。 1957年12月7日、愛知県に生まれる。
以前から少し書いていた新しいWebアプリの試験公開を始めました。 「全自動4コマ」です。 インターネット上のデータを元に、自動で4コママンガを生成するWebアプリです。今話題の、マッシュアップツールの1つになります。 検索エンジンのように、ユーザーが単語を入力すると、その言葉に合わせた4コママンガを生成します。 また、自分で単語を入力する以外にも、話題の言葉や、関連する言葉をクリックすることで、次々と無限に4コママンガを作って表示していくことができます。 携帯電話にも対応しており、PCと携帯の両方で楽しむことができます。 □全自動4コマ http://crocro.com/auto4koma/index.cgi □携帯電話用ページ http://crocro.com/auto4koma/index.cgi?vw=mbl □マニュアル http://crocro.com/auto4koma/
競争回避行動もまた社会を幸福にするのだ (中略) すると、A君は「B君と離れた場所に店を出せば、店の周りの人は多少高くても自分のところで買ってくれる」ことに気づくようになります。これはB君も同様です。あまりにも近いと価格競争せざるを得ない。だから、価格競争が激しいものにならないよう立地点を分散させるようになるのです。A君、B君が「他社製品と違う特徴(ここでは異なる立地点)を持つことで競争から離脱しよう」としていることに注目してください。これが自力での競争脱出法である差別化戦略です。 競争がもたらす副産物 (飯田泰之の「ソーシャル・サイエンス・ハック!」) これを読んでて気付いたというか、気付いてなかったことに気付いたというか。 「競争」と「競争回避」という言葉が出てくるけど、この二つは紙一重というか、競争の果実とされるもの、進歩とか多様性とかは、競争回避の結果なのだろうか? 価格競争だって
2008年01月01日04:30 カテゴリ書評/画評/品評 2008年のお年玉で買うべき本10冊 あけまして、おめでとうございます。 お正月といえば、お年玉。 貰う立場の人も、あげる立場の人も、そのお年玉で何を買ったらいいのかというのをずうずうしくも提案するという企画のEntryです。 ここでは、一度買ったら一生ものとして読める本を慎重に選んでいます。ですから、「404 Blog Not Found:2008年の仕事始めまでに読んでおきたいビジネス書x10」のように、読む順番にこだわる必要はありません。何なら積読だって構いません。ただし、一度手に入れたら、引っ越しても手放さないでくださいね。何度も何度も読み返すことに、意味がある本なのですから。 あと、「お年玉」ということで、値段にもある程度気を遣いました。一口に「一冊」といっても「書評 - オックスフォード・サイエンス・ガイド」だったら一
色々とアレな話なので雑談的に。 まず前提として、「ブログのゴーストライター」という仕事は実在します。というか、最近はもうあんまり珍しくないみたいです。 以下常態。 私が昔実際に聞いた「ブログ代筆」という仕事については、まだブログがあまり一般化していない時期の話でもあり、既存のライターさんの仕事の延長として「これもついでによろしくー」的なシロモノだったので、正直あんまりいい仕事っていう印象がないのだが。 ここ最近は、 ブログライター こんな仲介が成立するくらいだから、多分相場も安定してきて、それなりに美味しい仕事になってるんじゃないだろうか。まあ、「誰の」代筆をするかによって料金なんて千差万別だろうけど。 一応念押ししておくのだが、このサイトさんは多分企業ブログやECサイトのライターさんの仲介業をされているのであって、芸能人ブログの話に関わってくることなど多分ないであろう。このサイトさん自体
今日はなんだか良くワカラナイ人と対話をしてきた。 先に断っておくと、ちょっと長文になる。ご了承頂きたい。 休日とはいえ会社は営業日である。私は単なるシステム屋であるので、別に休日大した仕事がある訳でもないのだが、一応顔を出してきた。システムチームでは私はけっこーまめな部類の人間である。 で、出社してみるとなにやら応接室に人が来ているのだが、どーも騒がしい。副社長に話しかけられた。 「ああしんざきさん、丁度いいとこに。なんかセキュリティがどーたらって人が来てるんだけど、良く話がわかんないんだよね。てきとーに話聞いてみてくれない?」 副社長がこーゆー言い方をするというのは、要は「どうでもいいから適当に追い返せ」の指令である。どーも、システム屋が何かの売り込みに来ている様な話だ。うちの会社の人々は交渉ごとには海千山千なのだが、システム関連の話にはあんまり強くない。 なんだか御社のシステムにセキュ
広告理論、というものをご存知だろうか。 筆者は昔ゴーストライターなどという酔狂なアルバイトをしていたことがあって、およそ文筆業の最下層にて、結構様々な仕事をやらせてもらった。 ゴーストライターというのは基本的に物書きの下請けで、与えられた材料を元に注文通りのものを仕上げるのが仕事である。例えば連載物の穴を埋める場合であれば、語尾・文体まで指定された通りのものを書かなくてはいけない。それが出来なくては金にはならぬ。そこには創造性が割って入る余地はあまりない。純粋に技術的な仕事である。 一方、筆者が出入りさせてもらっていた出版社はそこ自体業界の下請けで、いわゆるゴーストの仕事以外にも、摩訶不思議な文筆依頼が幾つもきていた。 例えば、怪しげな新製品の解説文の依頼であるとか。 例えば、どこかの商用サイトのメールマガジンの巻頭コラムであるとか。 笑えるのが女性誌の三者対談形式のコラムの代筆などという
あんまポジティブな話じゃないが。 随分昔、「書く」ことで食っていければいいなーと思ったことが、そういえばあった。一時期それに近いバイトもしていたんだが、結局諦めた。諦めて正解だったと今では思っている。 何故かというに、多分私には「許せんと思う能力」が決定的に欠けている。 文章を書くという行為は二段階に分かれる。「発想」と「表現」である。書いて面白いことを思いつくかどうかが「発想」のパートであり、それを上手く文章に書けるかどうかが「表現」のパートである。 「表現」は、その種類こそ数限りなく存在するが、要するに技術だ。技術は練習によって磨かれる。 本を一度も読んでいない人でも、努力次第で売り物になる文章力を手に入れることは可能だ。志賀直哉や三島由紀夫の語り口を身につけることだって、それ相応の時間をかければ出来るだろう。 一方の「発想」は、努力次第で引き出しを多くすることは当然可能だが、最終的に
ネット君臨:第1部・失われていくもの/1(その1) 難病児募金あざける「祭り」 取材班から 連載がスタートしました 私が注目している点は二つ。 Webに軸足を置いている人物の発言が編集を受けて新聞に掲載されたということが起こす拒否反応と、それに対するメディアの対応。 毎日新聞のこの特集に関しては、まあ毎日新聞の立ち位置からすれば別に違和感もなし、書いてあることもメディアが通常得意とする文法通りの内容であって、特筆すべきこともないかと思う。 ただ、 ▼ネット君臨ねえ こちらでも取り上げられている通り、「がんだるふ」氏は自分のコメントが「恣意的に発言を処理」されていると書かれている様だ(このコメントがご本人のものだとして)。 まず前提がある。毎日新聞側としては、がんだるふ氏のコメントを恣意的に編集して掲載するのは「ごく当然」の行為だ。何十年も前から普通だったことである。罪悪感などある筈がない。
どうも、「作らない」ではなく「今更2Dに戻せない」事情が色々あるらしいのだな。 私の仕事とは直接関係ないのだが。大学時代の友人が某ゲームメーカーに勤めていて、4年振りくらいに連絡をとったついでに聞いた話。他のメーカーさんでも当てはまるのか、という保証は残念ながらない。そんなケースもあるのか、という程度で。 1.グラフィック部分は、非常に工数(開発に要する労力)がかかる割にある程度作業工程を切り離すことが可能。その為、まとめてオフショア(海外発注)に出されるケースが結構ある(これは、開発チームの事情ではなくてどちらかというと経営側の事情らしい) 2.海外の協業さんには、そもそも2Dのグラフィックを描く技術を持っている人が少ない(オフショア開発が一般的になってきた時期、既に3Dゲーが主流になっていたことが一因らしい) 3.海外の協業さんとの連携が非常にやりにくい。細かい指示が届かず、仕様書の読
はい、今日もコーディングの時間です。一人前のストーリーエンジニアを目指して皆さん頑張りましょう。 まず、おさらいします。昨日は「悪役」クラスの宣言と、属性・メソッドの勉強をしましたね。 名前、性別、容姿、強さ、読者からの評価といった、「登場人物」クラスが有している基本的な属性に加えて、所属組織、捨て台詞の定型、勝った時のカタルシスといった追加属性、及び「主人公との戦闘」「主人公の成長」といったメソッドの実装まで勉強しました。 今日は、昨日作った「悪役」クラスを継承して、「かっこいい悪役」クラスを作ってみましょう。 ストーリーを盛り上げる為に悪役・敵役は必要不可欠ですが、それだけだとお話は深まりません。ストーリーを深める為には、悪役にも魅力が必要なのです。強くてかっこいい悪役が読者に感情移入され、時には「○○を殺さないで」などというはた迷惑なお便りが届くくらいになってこそ、そのストーリーは輝
タイトルで完結。 大至急速くしなくてはいけないSQLが一個あった。朝から久々にクエリチューニングに時間をつぎ込み、他人が作ったねじくれSQLを徹底的に分解して、まあまあ満足のいくパフォーマンスが出た辺りで、別件でユーザー側と連絡をとった。 そのついでに、速くしたクエリを使っているシステムについて、挙動の様子を聞いてみた。ふふーん今回は自信作だぞ、とか思っていたら。 「ああ、そういえば今は普通に動いてますね」 おいこら、応答速度で200倍くらいになってる筈だぞ。普通って何だ、普通って。俺涙目。 ああ、何と言うことか。彼らには、「問題がないこと」と「凄く順調であること」の区別がつかないのだ。応答速度に3秒かかれば大騒ぎをするのに、それが0.01秒になっても気付きもしないのだ。後者にどれだけのコストがつぎ込まれているのか、想像が出来ないのだ。 アラン・チューリングよ、彼らを許し給え。 思うに、我
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く