ITproの報道によれば、米IBMが保有する150以上のソフトウエア関連特許を無償で開放すると発表した。具体的には、SOAP技術などIBMが力を入れているSOA関係の技術が中心のようだ。詳細はWebサイトにて確認可能になっている。IBMは従来も特許を無償で公開していたが、IBMとロイヤルティー・フリーのライセンス契約を結ぶ必要があったが、今回公開される特許は、こうした契約が不要となったのが画期的ということだろう。 だが、特許を放棄するわけではないため「閲覧は自由、利用は無償可」でも、「あらゆる利用の自由」までは保証されておらず、IBMが「同社の開放の趣旨に反する」と判断した場合には特許権を行使する場合があるという。こう聞くとunisysのGIF特許を思い出してしまい、「開放の趣旨」にIBMより「支持を集めた場合」に発動させやしまいかと心配になってくる。 とはいっても、Linuxに対して「特