本家記事より。 BBCが報じるところによると、イギリスのSimon Brunce氏はネットで個人情報が盗まれた結果、起訴され職を失うに至ったそうだ。盗まれたクレジットカード情報が児童ポルノサイトなどで使われ、英最大規模の児童ポルノ摘発捜査であるOperation Oreによって摘発・起訴されてしまったとのこと。後に無実が証明されたが、元いた職場は解雇され、やっと見つけた仕事の給料は前職の1/4しかなかったそうだ。 非営利英国詐欺防止サービスCIFASでは、2007年に185,000件の個人情報盗用などの詐欺を確認しており、2006年より8%近く増加しているという。さらに最近の調査では、イギリス人の4人に1人が個人情報盗難の影響を受けているとされているとのこと。 日本でも規制が強化された場合、同じような状況が起こり得るということだろうか。