林鄭長官「香港に三権分立ない」 教科書の記述削除受け 2020年09月01日14時50分 【香港時事】香港の林鄭月娥行政長官は1日の記者会見で「香港に三権分立はない」と述べた。香港の学校教科書から三権分立に関する説明が削除されたことを受け見解を示した形だが、政府トップの行政長官が明確に三権分立を否定する発言を行うのは異例だ。 香港民主派、さらに逆境 「長官辞任」不可能に―立法会選延期 林鄭長官は「香港では行政、立法、司法機関が相互に協力しバランスを取るが、この三つの機関は最終的には行政長官を通じて中国政府に責任を負う」と説明。三権はあくまで中国政府が承認したものであり、香港の体制は「行政主導のシステム」との認識を示した。 国際 ミャンマー政変 日韓関係 ウイグル問題