残念なソフトウェア開発の現場は、沈みかけの巨大な船に乗った航海に似ている。

残念なソフトウェア開発の現場は、沈みかけの巨大な船に乗った航海に似ている。 船底の穴からの浸水を必死でかき出しながら、どうにか進んで行く。そういう航海だ。 船のどこにどれだけ浸水箇所があるのかは分からない。 ある穴を塞ごうと船底に板を打ち付けたら、 それによって別の場所に新しい穴を空けてしまったりする。 船の構造はあまりに複雑で、膨大な部品の間にどんな依存関係や相互作用があるのか、 誰も完全には把握していない。 それは、はるか昔に組み立てられた太古の船で、 構造把握の手掛かりは、代々伝わる不十分で不正確な古文書だけなのだ。 新任の船員は、出た水に対してとにかく手当たり次第に対処した。 どんな物でも使い、徹夜で穴を塞いで回った。 ひたすら大きな声で号令を出し、 いかに早く穴を塞ぐかが、船員の間で競われた。 何人もの船員が過労と心労で倒れ、 航跡には水葬者が点々と残された。 船員たちが経験を積

[likk]

勘違いしないでほしいのは、黒船も沈むときは沈む

[raitu]

間違っても美談にしてはならない話

[tamtam3]

こっちの方が好き・・・　もしプログラマーが飛行機を作ったら http://www.youtube.com/watch?v=UZq4sZz56qM

[deamu]

あれ？ 黒船に乗り換えたらそこも浸水とチェックシートの戦場だった、的なオチかと思ったのに…

[at_yasu]

全、俺が泣いた

[washita]

どうしてヨット好きな船員たちが船長を海に放り込もうとしないのか

[yosuke_furukawa]

そう思った瞬間、黒船からの救命艇で船乗り数名は助かり、別途新しい船の元で働くのだったっていう後日談がないと悲しくて泣いちゃう。

[FunnyBunnyDizzy]

「大変だ大変だ言ってたけど、なんだかんだで出来上がったじゃん、次もこの調子で頼む」みたいに人の命を吸い始めるケースをちょくちょく見かける

[GEROMAX]

こうならないために。。

[masatomo-m]

文学

[Hayato]

司令官の無能は救えない。私が無能な司令官にならないか、もしくは無能な司令官をアクセラレーションしないか、とても恐ろしい。

[el-condor]

唯一この事象に私がコメント出来るとすれば、労働環境は変えるより替える方が楽だし、幹部以外は基本的にそれ以上の使命感を持つべきではない、ということかな

[twainy]

黒船も上手く行く確率は必ずしも高くない。ただ、憧れる気持ちはすごくわかる

[bouzuya]

大作じゃねえか。

[ir9]

だいたいあってる…あってる………あってる…………… // あとがき http://anond.hatelabo.jp/20130313034739

[igrep]

泣ける。

[barakuwa]

TKGHatebuReaderより

[dagjmpd]

残念なソフトウェア開発の現場は、沈..

[WatOno]

倒産する会社もだいたいこんな感じ。

[kimihito]

残念なソフトウェア開発の現場は、沈みかけの巨大な船に乗った航海に似ている。

[atcgouch]

喩え話にしたせいで冗長になってるのがもったいない。久々に「あとで読まない」タグを使った。

[syanbi]

泣いた

[satosssi]

読ませるな

[riywo]

泣いた

[ono_matope]

泣ける

[kmrshntr]

これ、ウチのメンバの誰かがかいたんじゃ。。。？

[igaiga07]

読ませるなあ。面白い。

[shiwork]

ぎゃあああぁぁぁぁああああ /

[Kwappa]

こないだからちょいちょい見かけたのはこれか。「死ぬのがイヤなら泳げ」かなあ、感想とては。

[tak4hir0]

残念なソフトウェア開発の現場は、沈みかけの巨大な船に乗った航海に似ている。 残念なソフトウェア開発の現場は、沈みかけの巨大な船に乗った航海に似ている。船底の穴からの浸水を必死でかき出しながら、どうにか

[NetPenguin]

面白かった。

[tune]

無いだろこんな船、あっても泥船「船長やそのお気に入りの船員達だけは、あらかじめ確保してあった専用の救命ボートでいち早く脱出していた。」

[mawatarin]

"残念なソフトウェア開発の現場は、沈みかけの巨大な船に乗った航海に似ている"

[ryozo18]

「『逃げ出す』ってことを考える判断力すらなくなるんだよ」ってやつかな

[shino-katsuragi]

もうヤダ、こんな生活…

[north_god]

月曜からこんなの読んで発狂しそう

[kusigahama]

力作やなあ