園児5人を乗せたバスはなぜ津波へ向かったか？日和幼稚園訴訟を生んだ“やるせない怒り”の着地点

1967年、岐阜県大垣市生まれ。2006 年からフリー。主に人事・労務分野で取材・執筆・編集を続ける。著書に『あの日、負け組社員になった・・・』『震災死 生き証人たちの真実の告白』（共にダイヤモンド社）や、『封印された震災死』（世界文化社）など。ウェブサイトでは、ダイヤモンド社や日経BP社、プレジデント社、小学館などで執筆。 3.11の「喪失」～語られなかった悲劇の教訓 吉田典史 東日本大震災からもう1年が経とうとしている。人々の記憶も薄らぎ始めた。しかし、国の復興対策はなかなか進まず、被災者・遺族の心の傷も癒えない。3.11がもたらした「喪失」は、日本人にどんな教訓を投げかけているのか。日本が真の復興を遂げられる日は来るのか。その問いかけをまだ止めることはできない。いや、止めてはいけない。遺族、医師、消防団員、教師、看護士――。ジャーナリストとして震災の「生き証人」たちを取材し続けた筆者

[death6coin]

筆者も言っている通り真相が知りたい時に裁判しか手段がないのは関係者にとって不幸だ

[ncc1701]

一般の事故死や殺人事件でも「真相を知りたい」と裁判に訴える人を金目当てだと叩く連中はいる。彼らにとっては、仏壇の前で黙って背中丸めてるのが「良い遺族」なんだろうな。

[solt-nappa]

真実を追究する遺族の手法が『裁判』しかない現状がやるせない。そのような機関を設けるべき、という意見には同意。

[proverb]

現実感の無い状況の中、日常モードを切り替えられず死に向かうというのはいかにもありそう。自分も適切な判断ができる自信がない。

[myogab]

園の職員は地元育ちかな？　一般的に、いざという時に備えていない者ほど身軽で経済的利益を得易く、発言力を持ち勝ちなので、どうしてもそちらに流れてしまう。災害対策を怠った所の責任者ほど優秀とされてたかも？

[orzie]

本日地裁で判決 http://www.kahoku.co.jp/news/2013/09/20130917t13034.htm 園/職員の危機意識の差が明暗を分けてしまったらしくやるせない気持ちになる。

[bn2islander]

"バスは焼け焦げていた。すぐ外には、5人の園児の遺体が折り重なるように横たわっていた。いずれも、焼死体だった" 焼死体で発見されたというのなら確かに話は変わってくるのかも知れない

[mikanyama-c]

「聞く力」仮説は納得力があるな…たしかに普段考えたことが無いと「聞こえない」し「見えない」ことは多い。そこにあったことには後から気付くような。

[tyokorata]

「はずだった」という、悔やんでも悔やみきれない親の気持ちは分からないでもないけれど、こういう気持ちはお金で真理の問題を解決しようとする分、なんともいえない。こういうときこそ既存宗教の出番なのに

[memoclip]

>この場合の「聞く力」とは、日頃の防災意識や地震、津波への関心を基に、避難訓練などを通して「これは危険だ」とか、「ここまでは安全だ」などと聞き分ける力を意味する。

[karatte]

"これらの一連の出来事や証言をまとめた資料は、A4用紙で数百枚に及ぶ。遺族は「なぜ、私たちが調べなければいけないのか……。本来、園が調べることではないのか」と話す"

[b_s_v]

やるせないなあ 死んでしまった人達にはあの時何があったかを知る機会は永遠に来ない どんな行動が彼らの鎮魂と言えるのだろう

[stellaluna]

防災無線を「聞く力」ってジャーナリストが評価するものなのかな…という疑問。「聞いていなかった人」はいたんだろうけど、スキルの問題？なんか言い換えられて問題がぼやけてるような。

[kikai-taro]

「聞く力」とは問題意識とか自分で想定する姿勢のことか。エライ人の話ばかり聞いていても培われないチカラかも。

[mizukemuri]

『聞く力』かぁ…

[kechack]

園は「早く親元に返したい。それで親を安心させたい」と考えたのだろう。これは平時ならば、正しい判断なのかもしれない。

[jt_noSke]

うーむ

[REV]

一刻も早く、責任の源泉たる園児を親に返さなければ、という考えだったのかな。そういう心理の源泉は（ｒｙ

[lll_nat_lll]

"「防災無線は聞こえなかった」と答えた、残り15人ほどの大半は、海岸から数キロ離れている、市の中心部に住んでいた。この15人ほどの全員が口にしていたのが、「地震直後、パニックになった」といった言葉である。"

[waterblue]

「聞く力」=防災意識の高さ

[zoidstown]

本当、やりきれないよな・・・・