日本の貴重なデジタル化資料を公開している国立国会図書館デジタルコレクション(デジコレ)。本連載では、デジコレで見ることができるデジタル化資料の中からコレは! というものを探し出し、紹介していきます。 夏といえば? 怪談! というわけで、今回は有名な浮世絵画家たちの描いた妖怪画を特集します。都内では、ちょうど妖怪画の企画展も開催されているようですね。 ここで予習してから見に行こうかしら。 企画展だけで見られる作品、デジコレだけで見られる作品、それぞれあると思いますので、どちらもチェックです! 鳥山石燕(1712年~1788年) 『画図百鬼夜行』や『今昔画図続百鬼』『今昔百鬼拾遺』『百器徒然袋』などの作品で知られる狩野派画家。『ゲゲゲの鬼太郎』で知られる水木しげるさんも、石燕の妖怪画に影響を受けているので、絵を見比べてみるのも面白いかも。弟子に喜多川歌麿や、第4回のデジコレで紹介した恋川春町な