先月、「戦後の大城のぼる」についてコメントした。 http://blogs.itmedia.co.jp/natsume/2010/09/post-8631.html#comment その後、松本零士/日高敏『漫画大博物館』(小学館クリエイティブ 2004年)所収の『火星探検』の項の後にあった「大城のぼるインタビュー」を読みなおしてみたら、こんな箇所が。 〈-昭和27年に、「おもしろ漫画文庫」の1冊として「少女白菊」がありますね。あれは、いい絵でしたね。 大城 私はね、いい絵もなにも、漫画から離れようとしてたんですよ。そういう意識が出てきたわけですよね。そのころ、まだなかった、今の劇画ですよね、映画と同じようにカメラアングルをいろいろと移動させてね、そういうテクニックが人から新しいといわれたのを覚えてますよ。 -「少女白菊」は傑作だと思いますけれども・・・・・・。 大城 あれは、あんまり誉め
手塚マンガあの日あの時+(プラス) 手塚マンガのルーツを調査せよ! 第2回:手塚治虫が習作時代に影響を受けた幻のマンガ! 手塚マンガのルーツを調査せよ! 第2回:手塚治虫が習作時代に影響を受けた幻のマンガ! 手塚治虫に影響を与えた3冊の幻の本を探す旅、今回はその第2冊目だ。手塚治虫がマンガを描き始めたばかりのころに影響を受けたという「とある漫画」を探したい。ところがその探索は困難を極めた。その漫画は単行本化されておらず、いつ発表されたのか、何という雑誌に掲載されたのかも分からなかったからだ。果たしてその幻の漫画は発見できるのか。今回もさっそく調査開始である!! ◎大阪のデパートで買ってもらった本! 若き日の手塚治虫に影響を与えた3冊の本、その第2冊目は、手塚治虫の"真のデビュー作"に影響を与えた幻の漫画だ。その幻の漫画について語っているのは、手塚治虫の妹の美奈子さんである。さっそくその美奈
俺は昔、はてなブログでブログを書いて、昔でいう「プロブロガー」をやっていた。 1級身体障害者の炎上ブロガーって言えば、古参のはてなーなら知っている人もいるかもしれない。 元フジテレビアナウンサー・フリーアナウンサーの「長谷川豊」にブログ記事をパクられた人、っていえば思い出す人もいるかもしれない。 もう過去の記事は全て消したが、「だいちゃん.com」(https://xn--n8jvce0l6c.com/)っていうブログを運営していた。 そんな俺は今、大手企業の障害者雇用枠でリモートワークで働いている。 俺は元はてなブログの炎上ブロガーだ知っている人もいるかもしれないが俺はとあるきっかけで、はてなブログを追い出されてWordPressにブログ記事を全部引っ越しさせてブログ運営を続けていた。 だが、はてなブログ時代は主にはてなブックマークからの流入がメインだったから当然、WordPressでは
昭和36年7月、神奈川県の小さな町で、飲み屋を営む坂井ハツ子の死体が見つかった。妹ヨシ子との結婚に強硬に反対されていた19歳の少年が、殺人・死体遺棄の容疑で逮捕される。はじめは単純な事… 昭和36年7月、神奈川県の小さな町で、飲み屋を営む坂井ハツ子の死体が見つかった。妹ヨシ子との結婚に強硬に反対されていた19歳の少年が、殺人・死体遺棄の容疑で逮捕される。はじめは単純な事件だと思われたが、菊地弁護士は公判で次々と意外な事実を浮かび上がらせていく。ありふれた事件の背後に隠されていたもととは?裁判は真実に到達できるのかを問う、戦後文壇の重鎮による法廷ミステリーの金字塔。 丸谷 これは裁判小説ですね。 昭和三十六年七月はじめ、神奈川県の高座郡で殺人事件が起こった。厚木駅前の小さなバーのマダムであるハツ子の死体が、山林の窪地で発見されたんです。発見者は、大村という山持ちの爺さんで、彼は、六月二十八日
7期目の当選を果たし、バンザイする社民の高野氏(右)=大分市田尻で2021年2月21日午後11時14分、辻本知大撮影 現職43人と新人15人の計58人が争った21日の大分市議選(定数44)は、自民が大幅に得票数を減らし、現職3人が落選する波乱の展開となった。市議選を最後に立憲と合流する社民は、現職4人が高い得票数で当選して意地を見せ、立憲は議席数を伸ばし党勢を拡大。共産は議席数を減らし、維新は新たに議席を獲得した。議席数の増減や野党の合流で、市議会の勢力図は今後どう変化するのか。市域の大半が衆院大分1区の選挙区と重なるだけに、年内にある国政選挙への影響も注目される。【石井尚】
前回に続いてアガサ・クリスティを取り上げる。最初に書いておくと、クリスティのミス・マープルものの短篇集である創元推理文庫の『ミス・マープルと13の謎』(深町眞理子訳, 2019)とハヤカワ文庫の『火曜クラブ』(中村妙子訳, 2003)は同じ作品の翻訳だ。1932年にイギリスで "The Thirteen Ploblems" のタイトルで刊行されたが、アメリカ版では "The Tuesday Club Murders" と題された。またイギリスのペンギンブック版では "Miss Marple and the Thirteen Ploblems" と題された。おそらく中村訳はアメリカ版を、深町訳はペンギンブック版を底本としていると思われる。 で、創元推理文庫版とハヤカワ文庫のどちらかを選ぶなら、断然創元推理文庫版にすべきだ。なぜなら、ハヤカワ文庫の解説文には、他のクリスティ作品のネタバレが満載
大作曲家・モーツァルト(1756-1791)の妻・コンスタンツェがいわゆる「悪妻」で、ハイドンともう一人の誰か*1と合わせて「大作曲家三大悪妻」などと言われていることは昔から知っていた。しかし、そのコンスタンツェがどうやら日本でだけ「世界三大悪妻」に数え入れられているらしいことは、下記の本を読んで初めて知った。 bookclub.kodansha.co.jp 本書によると、コンスタンツェ以外の「悪妻」の2人は、ソクラテスの妻・クサンティッペとトルストイの妻・ソフィアとされるが、場合によってはソフィアの代わりにナポレオン・ボナパルトの最初の妻・ジョゼフィーヌでも良いとのことだ。ほんまかいなと思って検索語「世界三大悪妻」でネット検索をかけたら、もののみごとにソクラテス、モーツァルト、トルストイの名前が挙がっていたのでびっくり仰天した。私は70年代に武川寛海(1914-1992, 音楽評論家にし
初めにおことわりしますが、このエントリにはアガサ・クリスティ(1890-1976)及び東野圭吾の推理小説に関するネタバレが思いっ切り含まれているので、それを知りたくない方は読まないで下さい。 今年(2021年)に入ってクリスティ作品を4冊読んだ。 実は私の少年時代、クリスティのミステリに関する嫌な思い出がいくつかあって、昨年までクリスティ作品を一つも読み切らずにきた。その最たる苦い思い出が、中学1年生の時に『アクロイド殺人事件(ロジャー・アクロイド殺し)』を半分くらいまで読んだ時に、旧友にネタバレをされてしまったことだ。 あれは、探偵のエルキュール・ポアロが暴く前に真犯人を知ってしまったら、読む気が起きなくなる小説だ。それをやられてしまったのだからたまったものではない。 しかも、信じてもらえないかもしれないが、私は読みながら「この語り手、なんだか怪しいなあ。もしかしたらこいつ自身が犯人なん
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全部の権利放棄してるのでコピーして使って問題なしです。 むしろ、どんどんコピーして下さい。 愛知県知事リコールと不正署名がバレルまでの経過をまとめて置いておきます。 そもそもの始まりとしてのリコール活動は https://aichi-recall.jp/ を見てくればわかります。 リコール運動開始は8月25日、そこから10月25日までの二ヵ月の間がリコール活動時期として設定されていました。それらの署名簿提出締め切りは11月5日だったそうです。 リコール活動は愛知県全域で行われるので途中で市長などの首長選挙がある地域では活動できないため、そういう地域では他の地域とズレて活動する事になります。 岡崎市 10/19~12/19 豊山町 08/25~09/19 11/02~12/08 豊橋市 08/25~09/16 11/09~12/18 稲沢市 08/25~10/03 11/23~12/15 知
梶川 頼照(かじかわ よりてる)は、江戸時代前期の旗本。 生涯[編集] 幕府旗本土岐頼泰(切米600俵、土岐頼次の三男)の次男として生まれる。母は旗本山岡伝右衛門景重(400石)の娘。 明暦3年(1657年)6月25日、将軍徳川家綱にはじめて拝謁。寛文3年(1663年)11月19日から御書院番として出仕。寛文4年(1664年)8月11日、姉が嫁いでいた梶川分重が嗣子なく没したため、その養子となって家督を継いだ。 貞享元年(1684年)8月28日に起こった若年寄稲葉正休による大老堀田正俊への殿中刃傷の際にも居合わせたといわれる。 元禄9年(1696年)4月25日、本所奉行に就任。元禄10年(1697年)正月22日、御腰物奉行頭。同年12月18日には布衣(六位相当になったことを意味する)の着用を許された。元禄13年(1700年)7月18日、大奥御台所付き留守居番となる。 元禄14年(1701年
同志社大学教授 岡野八代さん 政治は何のためにあるのかを原点から見据え、新しい政治をつくる年に 日本共産党委員長 志位和夫さん 共闘の力で、菅自公政権終わらせ、新しい政権をつくる年に 志位和夫委員長、恒例の新春対談。今年は同志社大学教授の岡野八代さんとオンラインで対談、コロナ危機を乗り越え、新しい日本をつくろうと、縦横に語り合いました。 志位 明けましておめでとうございます。 岡野 明けましておめでとうございます。 私は、新しい年を展望するうえでも、2020年、コロナ禍で何が起こったのかということを振り返らざるをえません。その点で、引き金はコロナ・パンデミック(世界的流行)だったかもしれませんが、人災の側面というのは忘れてはいけないと思うのです。 昨年、コロナ禍で女性の自殺者が増え、自営業の方々、医療従事者の方々が大変な苦境に立たされました。感染拡大の波は夏をすぎて、いったんは収束したかに
本書は序論においてピアジェ自身が述べているように、内面から噴きあげるような「書かずにはいられない」情熱に駆られて書きあげられたものである。それゆえ、この本は、これまでに世界的な心理学者として豊富な実験データに基づいてまとめられた多数の研究著作とはまったく趣きを異にしている。 だが同時にそうした研究をつづけてきた著者でなければ書き得ないユニークな著作である。この本の第一章には早熟な少年ピアジェが、軟体動物の研究に夢中になっているさなかに、突然、文学者である名づけ親の手ほどきによって哲学を発見したときの衝撃が生きいきとつづられている。かれは学校に戻り生渡を哲学に捧げようと決意する。しかし結局かれはそうならなかった。 科学的心理学者の道をとったピアジェは哲学への理解と共に思いきった批判を展開する。ベルグソン、フッサール、サルトル、メルロ=ポンティ等々。それは若々しく挑戦的であり、さまざまな反論を
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