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ブックマーク / www.jca.apc.org (27)

  • 現代企画室

    3年目の「9・11」には、東京では平和運動の大きなイベントもあったが、私は、死刑廃止運動に力を尽くす「フォーラム90」の連続セミナーを聞きに行った。 「オウム裁判・冤罪と死刑――河野義行さんを招いて」と題する講演会が早稲田で開かれたからだ。 オウム真理教が引き起こした松サリン事件の被害者でありながら、警察・検察、およびそこから意図的に流された「リーク情報」をそのまま信じ込んだマスメディアによって、限りなく「クロに近い」容疑者として長いこと扱われた河野氏は、容疑が晴れた後の言動と立ち居振舞において、自分には到底出来そうにもないな、と思わせる態度を一貫してとり続けている。 事件に触れた著書にも、雑誌や新聞での発言にも、気がついた限りはすべてに目を通してきたが、一度ご人の話を聞きたいと考えてきた。 1994年6月27日深夜のサリン噴射事件によって自らがサリン禍に巻き込まれた河野氏は、自宅が強

  • 現代企画室

    現代企画室編集長・太田昌国の発言のページです。世界と日の、社会・政治文化・思想・文学の状況についてのそのときどきの発言が逐一記録されます。「20~21」とは、世紀の変わり目を表わしています。 保守派総合雑誌・新聞はおいしい。また言う、楽しい。(自分を棚上げして言うつもりは金輪際ないが)もう懲りた元左翼や懲りない現役左翼の人びとが、共産主義の理論と実践の(現段階での、あるいは一時的な)敗北という、暗い現実の中で当然にも元気をなくし、棄教しうなだれてとぼとぼと道行く姿を見るにつけても、保守派雑誌・新聞が全体として醸し出している、またそこに登場する人びとが個々に表現している元気の良さはめざましい。 「それ見たことか、だから言わぬこっちゃない」。勝利したという優越感と、戦後教育や戦後思想の中で保守思想は冷や飯をわされてきたという、真偽のほどは疑わしい根拠に基づいた怨念に彩られた彼(女)らの言

  • 旧「ベ平連」運動の情報ページ

    旧「ベ平連」運動の情報ページ 最終更新日 2013年10月13日 ベ平連の殺すなバッジ   → (デザイン:和田 誠 「殺すな」の文字:岡太郎) 最近2ヵ月の間に掲載のもの (1)「ニュース」欄に1項目追加。(13/10/13) (1)「ニュース」欄に1項目追加。(13/09/24) (1)「ニュース」欄に1項目追加。(13/09/06) (1)「ニュース」欄に1項目追加。(13/09/05) (1)「ニュース」欄に1項目追加。(13/08/14) (1)「ニュース」欄に1項目追加。(13/08/11) (1)「ニュース」欄に2項目追加。(13/07/31) (「文献目録」や「年表」などは、随時加筆していますので、ここでは毎回の更新を報告しません。) あなたは、このホームページ開設以来人目の来訪者です。(2000/05/14に10,000人、2002/04/01に30,000人、2003

  • 談話室100理科大ベ平連の存在

  • 183転居以後のこと

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  • 現代企画室

    現代企画室編集長・太田昌国の発言のページです。世界と日の、社会・政治文化・思想・文学の状況についてのそのときどきの発言が逐一記録されます。「20~21」とは、世紀の変わり目を表わしています。 北朝鮮の金日成=金正日体制が、内政において、そして対外的な政策において、何を行なってきたかの真実が明らかにされる日がくるならば、それこそ世界は凍りつくだろう、震撼するだろうと考えてきた。 私がそう考えてきたからといって、北朝鮮支配体制の暗部をことさらに強調するばかりの、民族排外主義の色濃い暴露に強い影響を受けているわけではない。 それらもかなりの数を読んできてはおり、何をどこまで信じるかについて私なりの判断はそれぞれもっているが、もっと信頼するに足る資料はある。北朝鮮については資料が少なく、その社会の実態や政治の現実をどう解釈するかについては慎重でなければならない、とはよく見聞きしてきた言い分だ

  • シリーズ・教科書に書かれなかった戦争

    シリーズ・教科書に書かれなかった戦争 書名 著者 定価 PART-1 教科書に書かれなかった戦争 アジアの女たちの会 編 1650円+税 増補版 PART-2 アジアからみた「大東亜共栄圏 内海愛子・田辺寿夫 編著 2400円+税 PART-3 ぼくらはアジアで戦争をした 内海愛子 編/高崎隆治・岡愛彦・飯田進・湯浅謙・亀井文夫 著 1650円+税 PART-4 生きて再び逢ふ日のありや ─私の「昭和百人一首」 高崎隆治 撰 1500円+税 在庫僅少 増補版 PART-5 天皇の神社「靖国」 西川重則 著 2000円+税 PART-6 先生、忘れないで 陳野守正 著 品切れ 改訂版 PART-7 アジアの教科書に書かれた日戦争 ─東アジア編 越田稜 編著 2200円+税 増補版 PART-8 アジアの教科書に書かれた日戦争 ─東南アジア編 越田稜 編著 2500円+税 PART-

  • つながる/ひろがる/フェミ・ジャーナル -ふぇみん-|インタビュー

    「パレスチナ人があたたかい家で幸せに暮らせますように」。そう願って、アーティストの木村りべかさんが友人イラストレーター・佐古奈々花さんと5月に神奈川県川崎市で開催した支援アート展「パレスチナ あたたかい家」。100人以上のアーティストが作品を提供し、会場の壁を埋め尽くした。 昨年10月にガザでの虐殺を初めて知り、翌月には東京・新宿で「赤い涙」を描いて追悼する集会に子どもと出かけてパレスチナ人らと悲しみを分け合ったことが大きな経験となった。そして今年1月に新宿のデモで手作り看板を配る「プラカード屋さん」を開き、今回の企画につながった。佐古さんが描いたプラカードは用意した30枚ほどが真っ先になくなった。親が子を抱きしめる姿を、丸いフォルムで描いたイラストだ。「子どもを殺さないで」という普遍的なメッセージだから、柔らかいタッチでいい―無関心層を動かすための手ごたえをつかんだ。 「やっぱりアート

  • 本の詳細情報

    ジェンダー平等の達成を求めて ジェンダー・バックラッシュの実態と質を明らかにし、日の女性政策や運動の限界を乗り越える道を探る 目次 序章 7 第1節 研究の目的と問題提起 7 第2節 先行研究と研究の着目点 10 第3節 書について 15 第1章 現代日社会の「ジェンダー・バックラッシュ」現象 17 第1節 はじめに 17 第2節 「ジェンダー」「ジェンダーフリー」の概念と意義 17 第3節 「ジェンダー・バックラッシュ」の概観 31 第4節 おわりに 49 第2章 「バックラッシュ」問題の視点からみる女性政策 54 第1節 基法の名称をめぐる議論 55 第2節 日型福祉社会の行きづまり 59 第3節 右翼の動きとバックラッシュ 63 第3章 地方自治体のジェンダー行政とバックラッシュの流れ ―4つの時期を中心に(1996~2009年)―  74 第1節 はじめに 74 第2

  • 本の詳細情報

    死刑冤罪 戦後6事件をたどる 里見繁著 ISBN978-4-7554-0260-9 C0036 免田事件、財田川事件、松山事件、島田事件の四件は再審無罪判決を勝ち取った。雪冤・出獄後も続く無実の死刑囚の波乱の人生をたどる。再審開始が決定した袴田事件、無実を証明する前に処刑された飯塚事件についても徹底検証する。 2015年9月10日刊 2500円+税 もくじ 第1章 雪冤は果たしたけれど 免田栄さんの場合 第2章 たった一人の反乱 財田川事件と矢野伊吉元裁判官 第3章 家族離散 松山事件と斎藤幸夫さん 第4章 冤罪警察の罠 赤堀政夫さんと大野萌子さん 第5章 再審開始へ向けて 無実のプロボクサー袴田巌さん 第6章 DNA鑑定の呪縛 飯塚事件と足利事件

    本の詳細情報
  • http://www.jca.apc.org/wsf_support/messages/2358.html

  • 論争10『論座』関連論―東一邦――関西の黒目

    10 『論座』3月号の小論と関連ある議論について(2) 東一邦・「左」を忌避するポピュリズム および 関西の黒目・「内在」する事の可能性そのものの危機であるのだ (2004年3月29日掲載) ご案内欄の No.121 にも書きましたように、平和運動論についての議論が少ないという私の提起に対し、ようやく、議論といえるものがではじめたり、成果が期待できそうな討論集会の準備が開始されたりしてきました。嬉しいことです。 そうした議論の中で、例えば高田健さんが月刊『技術と人間』3月号に書かれた「反戦の闘いに内在するか、外部から嘲笑するか」の論のように、私の小論に対する批判、反論のように受けとれるものもあり、近いうちに、この欄に反論を載せるつもりでおります。この高田さんの文は、主要には、『世界』3月号に載った辺見庸さんの「抵抗はなぜ壮大なる反動につりあわないのか 閾下のファシズムを撃て」に対する反論で

  • 談話室30「ベ平連始末記」について

  • lvshunmassacre.html  旅順大虐殺  村木一郎(2009年6月13日学習会レポート) 旅順大虐殺とは1894年日清戦争(甲午戦争)において、大山巌大将指揮下の日本軍第2軍が、中国北洋海軍の基地であ

  • 粥川準二のホームページWeb KAYUKAWA

    このページは、ジャーナリスト/フリーライターの 粥川準二(かゆかわじゅんじ)が管理するホームページです。 新刊 『クローン人間』(光文社新書) 全国書店、ウェブ書店で発売中! bk1 amazon 『フォービギナーズ 資源化する人体』(現代書館) 『人体バイオテクノロジー』 このページについて 自己紹介 メールマガジン「粥川準二の科学ニュース&レヴュー」原則として週1回発行!(のつもりが月1回?) 2002年7月8日創刊号発行 バックナンバー ■メールマガジン・アドレス登録 メールアドレス(半角): ■メールマガジン・アドレス削除 メールアドレス(半角):

  • サイード - 「オリエンタリズム」 序文

    サイードが亡くなる数ヶ月前に書きあげた『オリエンタリズム』新版のための序文です。ちょうどこれを訳しかけていたところに訃報がはいりました。そのため月刊「みすず」(2003年11月号)に追悼として掲載されることになりました。 ほぼ最後の仕事になったのが,『オリエンタリズム』をあらためて振り返る(一度「再訪」しているので、二度目になりますが)ことであったというのは感慨深いものがあります。最後が近いことを知っていたような書き出しからしても、自分が生涯を通して追求し、訴えようとしたことを最終的に総括しているという感じで、感慨深いものがあります。9.11からイラク侵略へという展開のなかでアメリカ自身の民主主義の破綻が世界に露呈するなかで、オリエントの表象をめぐる認識領域の問題点とその政治的な含有、帝国主義への知識階級の奉仕という従来からの問題提起を今現在おこりつつある事態とを縦横に絡ませて再確認しなが

  • 現代企画室

    状況20〜21は、現代企画室編集長・太田昌国の発言のページです。「20〜21」とは、世紀の変わり目を表わしています。 世界と日の、社会・政治文化・思想・文学の状況についてのそのときどきの発言を収録しています。 『反天皇制運動 Alert』第42号(通巻424号、2019年12月3日発行)掲載 幼いころ、地方都市にあっても、お寺・神社・教会は程遠からぬ場所にあった。通夜や葬儀の時に意味も分からず出入りさせられたのはお寺で、それ以外には立ち入る機会も稀だったが、子ども心にもそれらは日常生活を離れた不思議な異空間で、興味を惹かれた。でも、そこからは過大な影響力を受けずに成長し、気づいたときには確信的な無神論者になっており、現在もそうである。 カトリック教が、けっこう真剣な追究の対象になったのは青年期だ。1964年、作家・堀田善衛のエッセイで、15~16世紀のカトリック僧、ラス・カサスの存在を

  • 現代企画室

    蜷川泰司/著 2003年10月刊行 定価6500円+税 A5上製・856頁 ISBN978-4-7738-0308-2 C0093 20世紀末の東洋のとある「くに」、停滞と後退、敗北と沈黙に彩られた時代の様相と、その時代を生きた魅力的な人々の心の震えと表情を描く、2500枚の長編小説。 【著者紹介】蜷川泰司(ニナガワヤスシ) 1954年京都生まれ。執筆活動のかたわら、京都大学、大阪外国語大学の留学生センターで日語・留学生教育に携わる。現在は、オランダでの生活体験もふまえた三部作を構想、執筆中。

  • Political Criminology - Japan denies Human Rights Treaties

    国際的孤立に進む日の人権政策 -国内法のシステムに閉じ込められる人権- 「世界」2013年10月号所収、pp200-209 勧告を無視しようとする日 さる6月18日、安倍内閣は、国連拷問禁止委員会の勧告に関する質問主意書に対して、「法的拘束力を持つものではなく、締約国に従うことを義務づけているものではない」とする答弁書を閣議決定した。 国際人権条約のうち、条約機関を設置している主要人権条約については、その条約機関により、各締約国の条約履行状況が定期的に審査される。その審査を受けて条約機関は総括所見を発表するが、その中に勧告が含まれている。ここで問題になっているのは、この勧告部分である。 もとより、勧告であるから、それがそのまま法的な命令となるわけではない。形式的な法的拘束力の有無の問題だけでいえば「無い」とすることは、間違っているわけではない。しかし、それを敷衍して、「締約国には従う義

  • ブラジルの路上の子どもたち(ストリートチルドレン)

    この記事は、1993年、プラッサメンバーが、ブラジル各地で行なったストリートチルドレンへのインタビューや、子どもたちのために活動している数々のNGOプロジェクトへの取材資料を元にして書かれています。尚、その取材全体を報告書としてまとめ増刊号として発行する予定です。 ブラジルのストリートチルドレンが、世界のなかでも類をみないほど悲惨な生活を強いられていること、そして警察にいつ殺されるかわからないような不安定な状況のなかで生きていることは、誌でも取り上げてきたとおりである。 すべては、この国で行なわれてきた社会的経済的政策が、いつでも社会的立場の強い者たちのために行なわれてきたことに所以する。ブラジルは第三世界のなかでも所得格差に関しては非常に大きな問題を持つ国である。そして、いつの時代も、どんな地域でも例外なく、その一番の被害を受けるのは社会的弱者、子どもたちなのである。 なぜ子どもたちが