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ブックマーク / artscape.jp (9)

  • 彫刻を見よ──公共空間の女性裸体像をめぐって:フォーカス|美術館・アート情報 artscape

    で育った大多数の人々にとって、「美術」「彫刻」と聞いて真っ先に思い浮かぶのは、古風な衣服をまとった西洋人の石膏像と並び、駅前や公園など、屋外の公共空間にある記念碑的な人物銅像(その多くが裸体を晒している)ではないだろうか。しかし(「美術」「彫刻」という言葉と同じく)国内でそうしたイメージが定着したのはそれほど古いことではない。その過程に何があったのだろうか? 最近のartscapeでも、 3月1日号村田真レビューでは「小沢剛 不完全─パラレルな美術史」展、また同じく4月1日号の星野太レビューで荒木慎也『石膏デッサンの100年──石膏像から学ぶ美術教育史』がピックアップされている。今号では、彫刻家で彫刻・銅像・記念碑研究者の小田原のどかが、公共空間での「女性」裸体像の起源に迫る。なお稿に関連し、昨年4月15日号高嶋慈レビューによる小田原の個展「STATUMANIA 彫像建立癖」評も参照

    彫刻を見よ──公共空間の女性裸体像をめぐって:フォーカス|美術館・アート情報 artscape
  • プレビュー:高松次郎 制作の軌跡:artscapeレビュー|美術館・アート情報 artscape

    会期:2015/04/07~2015/07/05 国立国際美術館[大阪府] 1960年代の「読売アンデパンダン展」や「ハイッレッドセンター」での活動、「ベネチア・ビエンナーレ」(1968年)、「ドクメンタ」(1977年)への出品など、日を代表する美術家として知られる高松次郎(1936~1998年)。彼の業績を、初期から晩年までの絵画、立体、版画作品約90点、ドローイング約280点、書籍・雑誌・絵約40点、記録写真約40点で回顧する。高松の制作活動の推移や広がりをほぼ1年ごとに追える年代順の展示、アトリエの移築、記録のみで知られていた作品の展示、珍しい大判写など内容が充実しており、彼の回顧展として決定版的な意味を持つだろう。 2015/03/20(金)(小吹隆文)

    プレビュー:高松次郎 制作の軌跡:artscapeレビュー|美術館・アート情報 artscape
  • 高松次郎 制作の軌跡:artscapeレビュー|美術館・アート情報 artscape

    会期:2015/04/07~2015/07/05 国立国際美術館[大阪府] 近年、回顧展や書籍を通じて、歴史化への関心が高まっている高松次郎の大規模な回顧展。展の特徴は、絵画や版画、立体作品に加えて、約280点のドローイングや書籍・雑誌の装丁の仕事など、膨大な紙の仕事を高松の基底面と捉えて展示していることにある。とりわけポイントは、装丁の仕事を除き、「○○のための習作・下絵」といった表記をキャプションに記していないことにある。完成作の下部構造として位置付けるのではなく、その時期ごとの関心に応じて、「影」「遠近法」「単体」「複合体」「平面上の空間」というシリーズ名が冠せられている。また、各シリーズごとに分けられた展示スペースには、絵画や版画、立体作品と紙媒体のドローイングが並置され、同じ空間内に同居する。つまり、署名された完成作品/補完的存在としての習作というヒエラルキーを設けず、一つの関

    高松次郎 制作の軌跡:artscapeレビュー|美術館・アート情報 artscape
  • 高松次郎 制作の軌跡:artscapeレビュー|美術館・アート情報 artscape

    会期:2015/04/07~2015/07/05 国立国際美術館[大阪府] 高松次郎の個展と言えば、昨年末から今年3月にかけて東京国立近代美術館で行なわれたばかりだ。しかし展とはそれとは別物(連携はしている)。大阪の高松展では、彼の制作活動をシリーズごとに年代を追って展観し、絵画、立体、版画約90点、ドローイング約280点、書籍・雑誌・絵約40点、記録写真約40点の総計約450点(!)で回顧しているのだ。なかでも注目はドローイングが大量に出品されていることで、それらを完成作と並置することにより、作品の制作過程や高松の思考の変遷を具体的に知ることができる。彼は生前にドローイングの存在を公にせず、2009年にドローイングのカタログレゾネが出版されるまで研究者でもその全貌を知る者はほとんどいなかった。それだけに展は意義深く、今後高松の評価が更新された場合、そのマイルストーンと位置づけられる

    高松次郎 制作の軌跡:artscapeレビュー|美術館・アート情報 artscape
  • 大阪府立近つ飛鳥博物館:ミュージアム検索|美術館・アート情報 artscape

    大阪府立近つ飛鳥博物館は、「日古代国家の形成過程と国際交流をさぐる」をメインテーマに古代大阪に花開いた古墳文化や、飛鳥文化にかかわる展示をおこなっています。 展示室には、仁徳陵古墳の模型(1/150)や、古墳をつくる際の資材を運んだと考えられる巨大な木製そり「修羅」【国重要文化財】、埴輪など、古墳にまつわる様々な出土品を展示しています。 また、世界的な建築家、安藤忠雄氏による建物は、周辺に広がる国史跡「一須賀古墳群」と一体化した平成の前方後円墳をイメージしたデザインです。

    大阪府立近つ飛鳥博物館:ミュージアム検索|美術館・アート情報 artscape
  • 横尾忠則現代美術館:ミュージアム検索|美術館・アート情報 artscape

  • 椹木野衣インタビュー:現代美術をめぐる言語空間の現在──シミュレーショニズムから後美術まで:フォーカス|美術館・アート情報 artscape

    2015年3月、『後美術論』(美術出版社)と『アウトサイダー・アート入門』(幻冬舎新書)を相次いで上梓した美術評論家、椹木野衣氏。その旺盛な著述活動は常にわれわれを挑発している。その一方で、『後美術論』刊行直後に、美術出版社が民事再生法の適用を申請したことに象徴されるような、美術をめぐる言説の場の大きな地殻変動が明らかになった。美術をめぐる言語空間の現在と自著刊行の背景について聞いた。 左:『後美術論』(美術出版社、2015年)  右:『アウトサイダー・アート入門』(幻冬舎新書、2015年) 編集者の使命 ──『美術手帖』第15回芸術評論募集のパーティーで、椹木さんが入選者に「良い編集者に出会って欲しい」と述べたということを伝え聞いたのですが、この真意は? 椹木:著述家としてやっていくというのは、勝手にブログに書くのとは違って、必ず編集者という存在が最初の読み手としているわけです。同時に彼

  • 展覧会 – artscape

    終了日 年 月 日 日付指定する場合、終了日の年月日は必須項目です。 終了日は開始日より後の日付を設定してください。

  • 「アーカイブサミット2015」レポート:起動「アーカイブ立国宣言」:トピックス|美術館・アート情報 artscape

    2015年1月26日(月)東京・日比谷図書文化館で、新たな“知”を創造するための社会基盤整備を目指し、「アーカイブサミット2015」が開催された。前国立国会図書館館長の長尾真京都府特別顧問を委員長に、青柳正規文化庁長官、高階秀爾大原美術館館長、マンガ家の竹宮惠子京都精華大学学長ら、日文化を牽引する6名が委員を務めるアーカイブサミット組織委員会(事務局:文化資源戦略会議)主催である。委員会初のこの「サミット2015」は、午前10時30分から午後8時30分までの長時間、4つのミーティング、4つの講演会、2つのワークショップ、シンポジウムと多彩なプログラム(別表)で、平日にもかかわらず200名を超える人たちが参集し、最後の総括シンポジウム会場は満席となった。「アーカイブ立国」実現へ向けた一歩を踏み出した。 千代田区立日比谷図書文化館 1月下旬というのに快晴の暖かい日だった。東京・日比谷公園内

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