2017年のノーベル化学賞を受賞した(左から)ジャック・デュボシェ氏、ヨアヒム・フランク氏、リチャード・ヘンダーソン氏(2017年10月4日撮影)。(c)AFP/Jonathan NACKSTRAND〔AFPBB News〕 2017年度のノーベル物理学賞、化学賞が出ました。物理は大方の予想通り重力波、基本的な業績を挙げられたパイオニアの表彰、これについてはJBpressでも専門家である小谷太郎博士の解説などが出ると思います。 本稿では今年のノーベル化学賞について、やはり分かりやすい切り口からスケッチしてみたいと思います。 どことは言いませんが新聞の見出しで「ノーベル化学賞 欧米の3氏へ」というヘッドラインを見かけました。意味ないですね。 「日本からの受賞が何年連続であったけど・・・」といったことしかデスクの興味がないのでしょう。予定稿を準備した記者も災難です。 私は大学外交の担当者として
宇宙から届く「重力波」を初めて捉えた米マサチューセッツ工科大のレイナー・ワイス名誉教授(85)、米カリフォルニア工科大のバリー・バリッシュ名誉教授(81)、キップ・ソーン名誉教授(77)が3日、ノーベル物理学賞に輝いた。重力波はアインシュタインが残した「最後の宿題」と言われ、その答えを歴史に刻んだ物理学者に最高の栄誉が贈られた。 ◇ 重力波は重い天体同士が合体するなどした際、その重力の影響で周囲の空間にゆがみが生じ、波紋のように遠くまで光速で伝わっていく現象。アインシュタインが1916年、重力と時空に関する一般相対性理論でその存在を予言した。 一般相対性理論は衛星利用測位システム(GPS)に応用されるなど、多くの実験や測定で正しさが証明されているが、重力波だけは未確認だった。 生じる空間のゆがみは極めて微弱だ。地球と太陽の距離に対して原子1個分ほどの大きさのわずかな変化を捉えないと検出でき
Tweet ノーベル物理学賞2016年受賞者と受賞理由が発表されました! その受賞理由はこちら! トポロジカル相転移と物質のトポロジカル相の理論的発見 ノーベル財団の発表によると、固体物理学における20世紀の最大の発見とも言われています。 なかなか理解しがたい(書いている私もきちんと理解できていないので苦しい...)のですが、がんばって今回の受賞が何だったのかを伝えます! ◆トポロジカルとは? まずは受賞理由に2回も登場する「トポロジカル」という言葉から説明します。 関連用語の「トポロジー(topology)」は、「位相幾何学」などと訳される数学の一分野です。 そして、トポロジカルな視点で世界を見ると、面白いものの見え方をします。 例えば、下の図のような感じ。 「ボール・マグカップ・ドーナツ・8の字型のもの」の4つが書かれた紙を見るときに、トポロジカルな視点で見るための"メガネ"をかけると
An Introduction to Biological Oceanography is completely revised and updated based on the prior edition by Carol M. Lalli and Timothy Parsons. This revision aims to provide scientific understanding of how biological processes in the ocean work and how they are affected by physical, chemical and geological processes. This understanding is foundational for humans to assess our impact on the oceans,
[能登半島地震]新潟県内の人的被害、軽傷者が1人増えて48人・住宅被害は6市で増加、新潟市除き1025件に(1月9日)
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