香川・高松空港のうどんだし、愛媛・松山空港のポンジュース…。各地で話題の「ご当地蛇口」に、タマネギの名産地・淡路島のタマネギスープが参戦だ。神戸淡路鳴門自動車道淡路サービスエリアの上下線駐車場と連絡道路で直結する観光施設「淡路ハイウェイオアシス」(兵庫県淡路市)でこのほど、蛇口をひねれば熱々のタマネギスープが出てくるスタンドがお目見えした。 出てくるのは、同施設で一番人気の土産物「淡路たまねぎスープ」。コンソメ味で、淡路島産のフライドオニオンをトッピングする。 今年は同自動車道全通20周年で、施設運営会社がこれを記念しスープスタンドを企画した。イメージキャラクター「淡路タマ子さん」が描かれたセットから二つの蛇口を設置。裏でずんどう鍋とつながっており、何度でも無料で試飲できる。 立ち寄る観光客やドライバーから「何杯でもいける」「また立ち寄りたい」など評判は上々。同施設も「淡路に来たら、まずは
昨年11月に兵庫県の淡路島で発覚した贈収賄事件で、思わぬ賄賂が注目を集めた。空気を圧縮して送り出す「エアコンプレッサー」。タイヤの空気入れや高圧洗浄に使われるのが一般的だが、淡路島ではタマネギの皮むきで活躍しているという。島では皮むきで生計を立てる人たちを「むきタマ業者」と呼び、淡路産のほか、なぜか北海道産や海外産も手掛けているらしい。調べると、全国3位の出荷量を誇るタマネギ名産地の知られざる姿が見えてきた。(鈴木雅之、高田康夫) 左手には上下をカットして薄皮に切れ込みを入れたタマネギ。右手にはコンプレッサーのピストル形噴射器。「プシュッ」。空気を吹き付けると、茶色い皮がはがれ、つるつるの「むきタマ」が出来上がった。 「阪神・淡路大震災で瓦の仕事がだめになり、これしかなかった」。作業の合間に、南あわじ市の70代男性が教えてくれた。 日本三大瓦の一つ、淡路島の「いぶし瓦」業界は震災後、「重い
淡路島の夏を彩る味覚ハモを、祇園祭でにぎわう八坂神社(京都市)へ奉納する「はも道中」が5日、同神社であった。淡路島観光協会や行政、観光関係者ら約60人でつくるキャラバン隊が神社周辺を練り歩き、観光客に旬魚をアピールした。 同協会が毎年実施し、8回目。生命力が強い島のハモは、炎天下で朝廷へ献上されても生きていたとされる。祇園祭は「ハモ祭り」の愛称で親しまれ、料理店などは祭り客をハモ料理でもてなす。 一行は、洲本市出身の山田啓二京都府知事を表敬訪問し、ハモを“献上”。同協会の木下紘一名誉会長が「小顔で胴は太く、体につやがある『べっぴんハモ』」とPRした。 その後、ハモ入りの木おけを担いだ白装束姿の隊員らが、同神社から四条通を約400メートル練り歩いた。境内では島の郷土料理「ハモすき」が振る舞われ、大阪市の奈良井法子さん(49)は「身が分厚くてびっくり。弾力があっておいしい」と笑顔で頰張っていた
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