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ブックマーク / negadaikon.hatenadiary.org (5)

  • 柳与志夫『文化情報資源と図書館経営』読書メモ - みちくさのみち(旧)

    文化情報資源と図書館経営: 新たな政策論をめざして 作者: 柳与志夫出版社/メーカー: 勁草書房発売日: 2015/02/25メディア: 単行この商品を含むブログ (3件) を見る 日ごろお世話になっている柳さんから、以前お送りしたのお返しにということで、なんといただいてしまった、既発表論文集。 ご人にお礼と感想をお伝えたものの、広く図書館関係者の関心が集まるとよいと思って、こちらにも読書メモを掲げておきたい。 書の構成 田村俊作先生による序文では「図書館経営と文化情報資源政策に関するわが国初めての理論的な論集*1」とまで書かれている。 目次と、初出論文の発表年を※印で掲げておくならば、次のようになる。 第1部 図書館経営論の思想的基盤 第1章 図書館の自由―その根拠を求めて(共著) ※1985.6 第2章 知の変化と図書館情報学の課題 ※1995.6 第3章 公共図書館の経営―知

    柳与志夫『文化情報資源と図書館経営』読書メモ - みちくさのみち(旧)
  • 「最近の図書館システムの基礎知識」を読んで考えたこと - みちくさのみち(旧)

    最近の図書館システムの基礎知識 『専門図書館』264号(2014年3月)に掲載された林豊氏の「最近の図書館システムの基礎知識―リンクリゾルバ、ディスカバリーサービス、文献管理ツール」という記事を読んだ。 『専門図書館』の図書館システム特集に解説記事を書きました - ささくれ 最近、図書館情報学に関する情報収集のお仕事にほんの少しだけ関わり始めたこともあって、ふだんあまり意識的には読まないシステム系の論文も、勉強しないままではいけないなと思っていた矢先。このテーマで、しかも林さんの執筆とあればこれはと思い、さっそく読んでみた。 『専門図書館』は色々な特集をしているが、今回は「図書館システム2014」と題する特集で、林さんの記事の後には、各社の製品紹介が続々と続く。ちょうど巻頭論文+総説のような感じになっていて、もうなんというか大御所のようであると思ったりした。さすがすぎる。 同記事で紹介され

    「最近の図書館システムの基礎知識」を読んで考えたこと - みちくさのみち(旧)
  • 楊暁捷・小松和彦・荒木浩編『デジタル人文学のすすめ』読書メモ - みちくさのみち(旧)

    「デジタル人文学」という領域 このたび、勉誠出版から刊行されている『デジタル人文学のすすめ』というをいただいた。 デジタル人文学のすすめ 作者: 楊暁捷,小松和彦,荒木浩出版社/メーカー: 勉誠出版発売日: 2013/08/01メディア: 単行(ソフトカバー)この商品を含むブログ (2件) を見る 帯にはこうある。「人文学の未来を考える デジタル技術と人文学との出会いは、いったい何をもたらしたのか――われわれはいま何を考え、どのように行動すべきなのか――」 とっても壮大で、いい。 書では、デジタル技術と人文学を融合させた「デジタル人文学」(Digital Humanities)について「現在の立ち位置を確認し、さらなる発展のための思考の拠り所を提供すること」(16頁)を課題にしているという。 デジタル人文学自体が耳慣れない言葉かもしれないが、カレント・アウェアネスなどではすでに「デジ

    楊暁捷・小松和彦・荒木浩編『デジタル人文学のすすめ』読書メモ - みちくさのみち(旧)
  • 日本史研究と文房具 - みちくさのみち(旧)

    ノウハウは公開してもまったく問題はない。なぜなら、大変なのは「実行する」ことだから。アイデアは「モノ」にしなければならない。設計がいる。材料がいる。 (山崎将志『残念な人の思考法』(日経済新聞出版社、2010)p.76) 残念な人の思考法 日経プレミアシリーズ 作者: 山崎将志出版社/メーカー: 日経済新聞出版社発売日: 2010/04/09メディア: 新書購入: 11人 クリック: 186回この商品を含むブログ (114件) を見る 私の手の内がばれたところで大勢に影響はないわけで、引き続き作業設計を見直している。 記事は、先日書いた 日史研究とWebサービス の続編として、Webサービスなどを使って収集した情報を、アウトプットにもっていくために使っているものを中心にして色々書いてみたいと思う。「Webサービスの次が何故文房具なのか」と笑われそうなのだが、私の場合、前回も示したフ

    日本史研究と文房具 - みちくさのみち(旧)
    fujimon76
    fujimon76 2012/06/24
    面白いなあ。
  • 歴史的資料を図書館に見に行く - みちくさのみち(旧)

    以前同僚に昨日書いたような歴史的資料の話をしたら、その重要性はわかったんだけれど、じゃあどうやって探すんだ。ということを言われた。確かにそれはもっともな話である。 そもそも史料とは何か。これについては古典がいっぱいあるのだけれど、大学院に入る時に古文書学の試験があるので、前近代についてはこれを 古文書学入門 作者: 佐藤進一出版社/メーカー: 法政大学出版局発売日: 2003/03/01メディア: 単行購入: 3人 クリック: 27回この商品を含むブログ (5件) を見る また、近代史については、これを最低限通読すべし。という風に私は先輩から伝え聴いたのだが、他所でもそうなのだろうか(まだ先に取り上げた『近現代日人物史料情報事典』のような夢のような事典が無い時代の話であった)。近代史料解説・総目次・索引 (日近代思想大系) 作者: 岩波書店編集部出版社/メーカー: 岩波書店発売日:

    歴史的資料を図書館に見に行く - みちくさのみち(旧)
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