私は告白しなければならない。私の犯した罪の大きさを。自ら真摯に切開する勇気を、神よ私にお与えください。 私は何と恐ろしいことをしてしまったのでしょう。夜間のみ一方通行とすることを、恐れ多くも鹿児島県警公安委員会というシカルベキスジが一方通行的に決定した二車線道路を、あろうことか逆走したのです。標識を見逃したとはいえ、またそもそも二車線である上にその時たまたまなのか通行量も少なく片側車線はガラ空きだったとはいえ、一方通行であるはずの道路を突如逆走してくる、50ccもの排気量を持つ鉄とプラスチックのカタマリを目にしたドライバーや歩行者の抱いた恐怖はいかばかりであったか察するに余りあります。 私の犯した罪はそれだけではないのです、時速30km以上で走行することが、自他に対して生命の危機をも及ぼしかねない極めて悪質な行為であると、恐れ多くも国権の最高機関たる立法府の手で道路交通法なるレッキとした法