小惑星探査機「はやぶさ」が、地球に帰ってきてから約1年半が経過しました。はてなブックマークでも、その帰還の様子や、イトカワ由来の微粒子を持ち帰ってきたことなどが話題を集めました。そんなはやぶさの原寸大模型などが展示されているJAXA(宇宙航空研究開発機構)の相模原キャンパスを、“中の人”である阪本成一教授と巡る特別ツアーが、「はやぶさ 遥かなる帰還」(主演 渡辺謙)の劇場公開を記念して2012年1月14日(土)に開催されます。ツアーの企画、実施は東映株式会社です。 (※この記事は東映株式会社提供によるPR記事です) http://www.hayabusa2012.jp/index.html 「はやぶさ」は、小惑星「イトカワ」のサンプルを地球に持ち帰ることを目的に、2003年5月に打ち上げられた小惑星探査機です。たくさんのトラブルによって地球への帰還が遅れていましたが、さまざまな対策を施し、
カフェのメニューでおなじみの「ハンバーガー」を、自分で作ってみませんか?マクドナルドやモスバーガーといった人気ハンバーガーショップの再現レシピ、料理マンガに登場した変わりダネハンバーガーのレシピを紹介します。 <マクドナルドの「チキンタツタ」を再現> ▽ 【レシピ】 マックの「チキンタツタ」を作ってみた! 本家を超すレベルでマジウマだった件 - ロケットニュース24(β) 上記のエントリーでは、マクドナルドの期間限定メニュー「チキンタツタ」の再現レシピを紹介しています。バンズの代わりに食パンを使い、手作りの竜田揚げとキャベツ、ケチャップ入りのマヨネーズをサンドします。食パンのフワフワした食感と鶏肉が最高にマッチするそうです。 <クアアイナ風、アボカドバーガー> ▽ アボカドバーガー@クアアイナに憧れて by dkcn428 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが320万品 ▽ ビー
じゅわっとにじみ出る肉汁、口に入れた瞬間に広がる香ばしさ――お肉の一番シンプルな調理法と言えば“焼き”ですよね。今日は牛肉、豚肉、鶏肉それぞれのおいしい焼き方を紹介します。 ■ ひっくり返すのは1回だけ! 牛肉の焼き方 まず、牛肉のおいしい焼き方を紹介します。 <お肉屋さんが教える焼き方> ▽ http://www.rakuten.ne.jp/gold/kobebeef/atsukai/recepi/teki.html こちらのエントリーでは、神戸牛の専門店が牛肉の焼き方を紹介しています。大きなポイントは以下の5点です。 肉を冷蔵庫から出し常温に戻しておく フライパンを強火で熱し、熱くなったら牛脂を入れる 塩・こしょうを振った面を下にする 表面に肉汁が浮いてきたらひっくり返す ひっくり返すのは1回だけ 焼き加減は、レアが「ひっくり返して約10秒」、ミディアムが「ひっくり返して約20秒」、ウ
さぬき市志度の平賀源内記念館が所蔵している江戸時代の医学書「解体新書」(5巻)が、1774年(安永3年)に出版された初版本とわかった。源内は編者の杉田玄白と親友で、解体新書刊行にも協力したといい、砂山長三郎館長は「源内が目にしたかもしれない初版本が巡りめぐってうちに来たかと思うと、感慨深い」としている。(萩原大輔) 解体新書は、玄白や前野良沢らがオランダ語の解剖学書「ターヘル・アナトミア」を日本で翻訳して刊行した。初版本はこれまでに複数確認されている。 記念館所蔵の本は、10年程前に合併前の旧志度町が古書店で購入していた。奥付に「安永三年」と記されており、徳島文理大の藤木博太副学長が今年10月「初版本では」と指摘。記念館が調べた結果、改訂版では題名の前に付記されている「重訂」の文字がなく、版元の住所が他の初版本と同じく「室町二町目」(現在の東京都中央区日本橋室町)となっていることなどから確
この書籍は彼がジャックスのリーダーとして活動していた1968年から、解散、ソロ活動、URCのディレクターを経て音楽活動を一時休止する1972年までを綴ったエッセイ集。「歌とは何か」について若き日の早川がシャープに論じ、高田渡や岡林信康といったフォークムーブメントのアーティストについての批評も語られている。 今回の新装版にはジャックス解散の真相を明らかにするテキストなど7本の単行本未収録エッセイや、未発表写真、ジャックス時代のポスターなど貴重な資料を新たに追加。カバーデザインは羽良多平吉、イラストは林静一によるもので、中川五郎、JOJO広重(非常階段)による解説・評論も収録される。 この本の発売を記念して、ライブストリーミングチャンネルDOMMUNEでは1月19日に早川義夫が出演する番組を放映。1970年頃の音楽状況を当事者として深く理解している、評論家でアーティストの中川五郎も出演する。ま
明治初期に西洋文明を取り入れた近代化をさして使われた「文明開化」の文字を記した小皿が、東京・三田の慶応中等部敷地内で出土し、東京・港区立港郷土資料館で17日から来年1月18日まで公開される。 慶応がこの種の品を作った記録はないが、「文明開化」は慶応義塾の創設者・福沢諭吉が最初に使った言葉だけに、歴史の因縁を感じさせる発見として話題を呼びそうだ。 小皿は直径11センチで瀬戸美濃系の磁器。慶応大が2009~10年に行った発掘調査で、明治半ばごろに埋まったとみられるゴミ穴などから計2点見つかった。調査地は1875年(明治8年)には田安徳川家の邸宅になっており、1912年(大正元年)まで同家の敷地。慶応の所有となるのは戦後なので、小皿は同家で使用されていたものと考えられるという。
海外FX業者を利用する上で、ボーナスは絶対に欠かせません。口座を新規開設するだけでもらえる「口座開設ボーナス」、入金時にもらえる「入金ボーナス」、その他にもキャッシュバックなど、様々なボーナスがもらえます。 受け取ったボーナスはそのまま取引に使え、利益が出た時は出金することも可能です。お得はあっても損はないボーナスなので、海外FX業者を選ぶ際には必ず比較しておきたいところです。 そこでこの記事では、海外FXボーナス(口座開設ボーナス・入金ボーナスキャンペーン)を徹底的に研究した上で、おすすめ比較ランキングにまとめてみました。日本人に人気のFX業者だけでなく、マイナーの海外FX業者や注意点なども詳しく解説していきます。 「海外FXボーナスが豪華な業者をすぐに知りたい」という方向けに、海外FXボーナス選びに役立つカオスマップを作成したのでこちらも併せて参考にしてください。 「どのFX業者で口座
東温市立歴史民俗資料館で、所蔵する江戸初期以降の農具約1万点と古文書約5000点をデータベース(DB)化する作業が進められている。これまで所蔵しながら把握できていなかった公文書などが見つかっており、同館は歴史を学習する学校や地域に充実した情報を提供できるとDB効果を期待している。(浅野友美) 同館は1985年、旧重信町の資料館として開館。地元住民から寄託されるなどした資料や物品を同館で展示し、入りきらないものは別の場所で保管してきた。2004年に同町と旧川内町が合併して新市が誕生し、川内町所蔵の資料も併せて保管するようになった。 しかし、両町では資料の添付説明書の書式が異なるほか、説明書自体が未作成の例もあり、貸し出し依頼があっても資料を見つけられないなど、全体把握が困難な状態になった。そこで11月上旬から文化庁の様式に沿って、効率的に資料検索ができるDBを構築することになったという。 所
鬼才と知られ、数々の話題作を世に残した映画監督の森田 芳光(もりた よしみつ)さんが先日、12月20日に亡くなられました。心よりご冥福をお祈りします。 その森田監督の事実上の出世作となった『家族ゲーム』。ご覧になられた方も多いと思いますが、私にとって、また私の家族にとっての特別な作品です。 こちらにリンクしているのは、その予告編ですが、見て頂くとわかるとおりタイトル(題字)やスタッフ、キャストなどがすべて手描きのレタリングを使用して書かれており、そのレトロ感というかなんというか味わいのような、人間くさいと言うか、ハイテクノロジーではないタッチが作品全体の雰囲気の演出に多少なりとも貢献していると言えます。もしもこれが「ヒラギノ」だったら?もちろん、この雰囲気とは少しずつ違うものになっていたでしょう。(当時、これを書いている人はじつは私の母なのですが。) 母は無名の人ではありましたが、某局の開
統一カナ表記はどうあるべきか?表記の統一は必要か?いやそもそもカナなんて要らない?各言語の漢字音で読めば十分?中国語カナ表記をめぐる何度目かの意見のやりとりをまとめました。繰り返すこのポリリズム♪まるで故意だね♪
インターネットを中心に絶大な人気を誇る「修悦体」。一介のガードマンでありながらその独特のガムテープ文字を開発し、話題の人となったのが佐藤修悦さんだ。後編では日暮里駅に着任した2007年以後の活躍を語ってもらった。 日暮里駅で進化し続ける修悦体 日暮里駅では案内板だけでなく、お正月には「謹賀新年」の文字も貼っていましたよね。 2008年のお正月に「工事で迷惑をかけて申し訳ない」という自分の気持ちから貼ったのが最初です。その時は駅長も毛筆で「謹賀新年」と書いて掲出していたんですが、僕が貼ったら駅長が自分の外しちゃったんです(笑)。今年は謹賀新年だけではなく「谷中七福神めぐり」の案内板も作成しました。 「修悦体」は独特の文字ですが、どういった意図から開発されたんでしょうか? 「開発」という意識はないんです。スケールや定規もなく、目測で仕事の合間にガムテープを貼っていくという作業ですから。新宿駅で
2009年6月現在、工事中の囲いが張られているJR日暮里駅。その日暮里駅に一風変わった書体の案内板が設置されているのをご存知だろうか?その看板を作った人物は佐藤修悦さん。なんとデザイナーではなく現役の警備員だ。果たして佐藤修悦さんとは何者なのか? 足元に転がっていたガムテープを無意識に… まず「修悦体」が誕生した経緯を教えてください。 2003年に新宿駅の地下通路改良工事を行なっていた時に、お客さまを案内する旅客誘導の係に就いていました。最初のうちは通路が狭くなるくらいで特に迷うようなことはなかったのですが、ある日突然使い慣れていた通路が遮断されて迂回しなければならない状態になってしまいました。 その時はもう一大事でした。とにかく使い慣れているお客さまでもどっちに行ったらいいのかわからない。通れなくなっちゃったから、改札すらもどう行ったらいいかわからない。朝から晩まで何十人、何百人と同じ質
【ITスクリーニング】 自動現像機のローラー類は定期的な清掃が必要。 その際、定着液と成分が良く似ている「酢」を使うと、 きれいにクリーニングできる。 「酢」は人体に無害なので、手袋を使う必要が無く、作業性が良い。 しかしローラー類にはギヤなどの突起物があるため、 素手だとケガをしやすい。 ケガをすると酢が傷口にしみるので、 「イテ!酢クリーニング」となる。
もうすぐお正月だし、こんな図を作ってみたんだけどね。 十二支ですか? いろんな国の十二支? そうそう。実はこれ全部、「どこの国の十二支の何番目の動物」という情報まで含めて、Unicodeのコードチャートに載ってるものなんだよね。 いちばん左の列が標準的な十二支ってことですね。 うん。日本だと、12番目のイノシシだけが独自仕様だな。それが標準仕様だとブタ。 カザフスタンでは、来年の干支はカタツムリですか。 よくわからないけど、そうなのかな。 このペルシアのネズミは、どうして小さいんですか? 標準仕様のネズミの絵を縮小したみたいに見えますけど。 それはネズミの種類が違うんだよ。ドブネズミとハツカネズミ。 え? でもこれ、文字なんだから、たとえばゾウでもアリでも同じ大きさに描かれるものですよね。 原則は、そうだね。 じゃあ、どうしてドブネズミを縮小したのがハツカネズミなんですか? まあ、ちょっと
2011年12月28日 雑誌販売「最盛期の2/3」時代、版元編集者たちの「歩き方」模様 Tweet さて昨日の日経に出た記事が、なかなか衝撃的だった。「雑誌販売27年ぶり1兆円割れ 11年、休廃刊相次ぐ」って奴。 記事に添えられたグラフが特に凄いというか。1997年まで右肩上がりでピーク1.56兆円売り上げて、そこから一転、グラフは崖を倒けつ転びつ落ちてく人並の右肩下がり。見事な富士山模様だ。 しかもこれ、よくある「下側はしょって増減を強調した」なんちゃってグラフでなく、全部プロットしてある「本気グラフ」。それでこの富士山てわけだ。 記事ではここ15年の衰退原因を「ネット普及」や「不況」に求めていた。この「不況で衰退」という推測についてだが、もともと出版は「不況に強い業種」とされていた。低価格で手軽な娯楽だから。ただこれ書籍中心の話で、景気が悪くなれば雑誌はやっぱり広告がね。 それに不況に
→ URL ワタクシは,これまで何冊か英語からの翻訳書を出版したことがあるが,あくまでもパーソナルな「読書」の延長線上に「翻訳」という作業があった.幸いなことに出版元から書籍流通に乗ったのでパブリックな性格をもった本となったが,基本的にはパーソナルな読書のひとつのアウトプットにすぎない.だから,自分が訳した本がほかの読者にとって何かの役に立ったとしたら,それは望外の喜びと言うべきだろう(この点については著書も訳書もちがいはない).もちろん出版社的にはたくさん売れた方がいいに決まっているし,訳者としてはそのための販促に務めることにけっしてやぶさかではない.翻訳者的には「私的読書の延長」,読者的には「売っててよかった」,批判者的には「もうやめろよ」 - ということで,これからも翻訳書は売られ続けるにちがいない. たとえば進化生物学の著名な教科書はいろいろな言語に翻訳されている.翻訳書を求める読
岩手県大槌町の関谷徳夫さん(79)が地元に伝わる方言を収録して2007年に自費出版した「吉里吉里(きりきり)語辞典」が、電子データとして復刻する。1000部のうち保管中の約300部が津波で流失したが、東京都内の大学生らが、残った辞典を使って収録作業を進めている。住民の協力で音声も入れ、インターネットで公開する予定だ。 井上ひさしさんの小説「吉里吉里人」の舞台とされる同町吉里吉里地区には、赤ん坊を「あっぺ」、「あれ、まあ」と驚く様子を「ばぁらぁ」、寒さ厳しい真冬を「ねんずぅ」と表現するなど独自の方言がある。 これを後世に伝えたいと、関谷さんが10年以上かけて住民に聞いて回り、約7000語を辞典に収めた。だが、自宅で保管していた約300部は津波で流失した。 「被災地のために何かしたい」と地区を訪れた明治学院大の浅川達人教授(46)が事情を知り、「地域の言葉を残すことは被災した人たちの心の支えに
はじめに みなさま、こんにちは!年末の忙しい時期ですが、お元気ですか? 僕はなんとか元気です>< 使っていた PC を壊してしまったので Windows7 搭載マシンを買ってきましたので、購入から初期設定、便利なアプリのインストールまでここにメモしておきたいと思います! 購入まで と言うことでまず購入までにやったことをまとめてみたいと思います 価格.com で調べる まずは、価格.comを使って、以下の条件で良さそうなパソコンを探してみます。 8 万円以下の価格 それなりのグラフィックボード(最近 Minecraft っていうゲームをやってるので) それなりのメモリ(メモリ安いので) それなりの CPU USB 3.0 (データ移行のときにハードディスクを USB 3.0 でつなぎたいので) ディスクアクセス速度は、ある程度遅くても良い(RAM ディスクで頑張る戦略) 買うパソコンを決める
鎮目恭夫 入稿時から責了にいたるまで、本書『ヒトの言語の特性と科学の限界』の著者の仕事は、末期癌で入院中の病院のベッドで行なわれた。 初校段階では、校正するのは疲れてほとんどできないが、本書のために不足していること、追加したいことを「第四部または最後の追補」にまとめたので、と本書で十数頁になった新原稿を書かれ、渡された。(6月25日) 再校時では、ちょっと元気が出てきたので、すべて校正をした、ちょこちょこ追記も書いた、と言われた。その通り、校正刷りにはかなりの朱が入っていた。また、索引もつくりたいので、適当に拾い出してみた、あとはこの感じでやってほしい、とも言われた。(7月7日) それから数日して、郵便で「まえがき」の追加原稿が送られてきた。そこには、病院やご家族や編集者など、この間お世話になった方々への謝辞があった。 そういうわけで数回病院通いをして、著者から色んな話を聞いた。湯川・朝永
「わが国には文法も辞書もなく、この広大な言葉の海をわたるための海図も羅針盤もない」(英国国教会主教、ウィリアム・ウォーバートン、1747)——。イギリスに先立つこと百数十年、イタリアとフランスは辞典編纂のためアカデミーを創設、何人もの人間を投入して半世紀近くをかけた辞典をつぎつぎに完成させていた。遅れをとったイギリスにとって、自国の由緒正しさを証明するものとしての英語を確認し、永久に確定するための辞典をつくることは、国家の急務であった。 この〈帝国の道具〉としての辞典編纂をひとりで成し遂げたのが、かの有名なサミュエル・ジョンソンである。詩人、作家、翻訳家であり、批評家、政治評論家、書誌学者、歴史家…多伎にわたる才能をそなえたジョンソンがそれらの知の技法を結集させた『英語辞典』は、1755年の刊行以来、現代に至るまで、後続の辞典編纂に影響を与えつづけてきた。 ボズウェルの『サミュエル・ジョン
編集宮後です。 今年は変わった形の本を何冊かつくり、 造本についていろいろ考えた年でした。 以前好評だった美術展図録のエントリーにつづき、 取次流通させる一般の書籍の仕様について説明したいと思います。 通常、出版社は書籍の見本ができあがると、 見本を取次に持って行きます。そこで受け取ってもらって初めて 本を書店に配本することが可能になります。 (これを「委託配本」といいます。取次を通さないで 出版社から書店に卸す場合を「直販」といいます) ですから、この委託配本の場合は、 取次に受け取ってもらえる本の形にしないと 書店に流通できなくなってしまうわけです。 私の場合、ちょっと変わった形の本をつくるときには、 本ができる前に取次に行って配本可能かどうかチェックするようにしています。 書籍コードで流通する本の場合、難色を示される形状は、 ・付録つきの本で、付録だけ抜き取られる可能性のあるもの (
正月飾りといえば門松やしめ縄が定番だが、本格的な門松を飾る家はそう多くない。どちらかといえば、門松の描かれた紙で代用している家が多いだろう。 紙の門松は「紙門松」「門松ポスター」「賀正紙」など呼び名はいろいろ。戦後の森林保護活動の一環として、門松自粛を呼びかけたことが普及のきっかけだ。 紙門松を飾る習慣は全国各地でみられるが、なじみのない地域にはまったくなじみがないものらしい。長野市出身の夫は私の実家で初めて見たときかなり驚いていた。たしかに紙門松の存在を知らない人にとっては、家々の玄関に門松のポスターが貼ってある光景はちょっと不思議に映るかもしれない。 私の地元山梨では、紙門松は非常にポピュラーだ。 町内会などで配るところが多いにもかかわらず、スーパーやホームセンターでも売られているほど。地元スーパーの人に話を聞くと、 「正月飾りも最近は簡素化され、あまりお金をかけない傾向ですね」 紙門
このたび刊行された釧路高専紀要の第45号におきまして「アニメ《舞台探訪》成立史: いわゆる《聖地巡礼》の起源について」と題する研究論文を公刊いたしました。 本文(PDF)のダウンロードはこちら (または CiNii で) 釧路高専トップ > 図書館 > 研究紀要 > 第45号 > 拙稿(41〜50頁) はじめに I 前史 〔1980年代まで〕 アニメ = 非現実 初の海外ロケハン: アルプスの少女ハイジ 普通の女の子: クリィミーマミ (cf.: 大橋崇行 「魔法少女の夢」) II 日常性の芽吹き 〔1990年前後〕 視聴年齢層の上昇 舞台探訪の源流: 天地無用!魎皇鬼 虚構と現実の交錯: 美少女戦士セーラームーン III 日常性の発現 〔1990年代〕 現在を生きるボクらの物語: 耳をすませば ジャンル間の影響: ビジュアルノベル IV 舞台探訪の成立 〔2002年前後〕 様式の確立:
葛西臨海水族園(江戸川区)は、早世した画家、杉浦千里さんがエビ、カニなど海の生き物を中心に描いた博物画や制作過程を紹介する企画展「博物画に観るエビとカニの美」を開催している。エビやカニは夜行性や岩陰に隠れるものが多く、水槽で展示しても細かい色や模様、形に気づきにくい。子どものころの杉浦さんを知る飼育展示課調査係長の荒井寛さん(49)は「エビやカニの美しさやおもしろさを発見し、興味を広げてもらいたい」と話している。【斉藤三奈子】 杉浦さんは1962(昭和37)年生まれ。ウルトラマンシリーズのキャラクターデザイナーとして活躍したが、01年に急性心不全で亡くなった。39歳だった。 昭和40年代前半、自然が残る横浜市の海岸で、一日中潮干狩りや磯遊びに夢中になった杉浦さん。開発で豊かな海は失われたが、幼い頃の体験が原点となり、生きているような絵を描く原動力となった。 企画展の会場には、沖縄で採集した
憧れのひとの初エッセー集に、書店で心がときめく。 雑誌『クウネル』をはじめ数多くの書籍や雑誌のアートディレクションを手がける人気デザイナーの有山達也さん。写真や言葉といった素材の持つ力を最大限に引き出し、シンプルだけれども力強く、余白を生かした美しいデザインが魅力で、書店で一目惚れする装幀は、圧倒的に有山デザインである確率が高かった。 創刊時から愛読している北九州の情報誌(大変面白いフリーマガジン)『雲のうえ』も有山さんによるもので、私にとってはどこまでも「雲のうえ」のひとなのだ。 本書は、有山さんの美術同人誌『四月と十月』での連載をまとめたもの。肩肘張ったデザイン論ではなく、著者が手がけた本や雑誌のデザインにまつわるよもやま話が綴られているのだが、そこには、クリエーター(作り手)への金言がたっぷり詰まっている。ものづくりに携わる者の、背筋をピシッと正すような鋭さもある。 クリエーティブに
鉄道のプリペイドカード。とても便利で、日本でも非常に多方面で活用されています。しかし、時に一回の運賃以下の金額が残ってしまい、使い道に困るなんてこともあるのではないでしょうか。今回はそんな状況にチャリティーの考えを採用したサービス「MetroChange」を紹介したいと思います。 ニューヨークの地下鉄で利用されているカードに対し実施されているサービスで、簡単に寄付に参加することができ、さらに無駄をしっかりと省くことができます。プロモーション用のムービーが公開されていましたので、下記よりご覧ください。 詳しくは以下 MetroChange from Genevieve Hoffman on Vimeo. 残金の残ったカードをマシンのカード差し込み口に通すと、その金額がデジタル表示され、寄付が完了します。使用済のカードは投函口から投入。そのままカードを捨ててしまうというもったいない行為を防ぐこ
→紀伊國屋書店で購入 「新しい「教養」のために必読の書」 一気に読み終えた。もう十年近く前の大晦日、小熊英二氏の名著『<民主>と<愛国>』を読んで徹夜したのを思い出すが、それ以来の知的興奮。こちらも500頁を超える大著だが、文字通り「厚み」のある「戦後史」だった。 かつて「革新」の輝ける時代があった。といっても、三十代の筆者には実感がない。その残滓をキャンパスで垣間見た程度。しかし、「幻想」だとしても、当時は「現実」を変え得る「理想」として、大きな力を持ったことは想像に難くない。そのとき学生だったら、どうしていただろうかと考えることがある。 著者の竹内洋氏は、『教養主義の没落』(中公新書)の記憶が鮮やかだ。「読まなければならない本というものがあった」時代から、なぜこうなってしまったのか。「教養」の崩壊の背景には、高等教育をめぐる社会構造の変化があった。その手堅い実証的分析には、目を見開かさ
→紀伊國屋書店で購入 二年前にもこのブログで同じ著者による『日本開国』を紹介したが、その後も継続して行われた地道なリサーチの成果がふんだんに盛り込まれた力作が上梓された。本書には1858年から1908年に至る時代──日本における明治時代──のアメリカ国内の発展と日米関係の推移が克明に語られている。多くの資料から得た情報を適切な順序で著述していくことによって、読者はあたかも歴史小説を読んでいるかのような気持ちにさせられる。全体の流れを自然に俯瞰できる点は、前著に比較して格段の利点と言えよう。 ヨーロッパからアメリカ大陸に渡ってきた白人にとって国家の起点は東海岸だが、その後カリフォルニアで金鉱が見つかったことなどにも影響されて西海岸への興味が格段に高まった。それは大陸横断鉄道の実現にもつながり、海を越え、遠くアジアへ至るルートが積極的に開発されていったのだ。これは貿易のみならず軍事にとっても大
→紀伊國屋書店で購入 「星とヒコーキをこよなく愛した男」 稲垣足穂の作品と出会ったのは高校生の頃だから、かなり前になる。しかし、時々無性にあの独特の文章に触れたくなる。疲れた時や、雑然とした世の中に倦んだ時など最適だ。特に『一千一秒物語』などは、大震災や原発事故によって疲弊しきった人々の心にとって、一服の清涼剤となるのではなかろうか。 冬空は星がきれいだ。タルホは月や星との不思議な物語を紡ぎ出す。メルヘンの一種になるのだろうが、「メルヘン」というイメージはない。月と喧嘩したり、星を食べたり、荒唐無稽な話が多く、意味も分からない。強いて言えば、夢の中での出来事に似ているだろう。夢で起きることは、その時は普通だと思っていても、後から考えると不可思議なことが多いものだ。しかし、夢の中ではそれは何の不思議さもなく進行する。タルホの物語はそんな感じだ。 次の一篇が全てを語っている。 A PUZZLE
→紀伊國屋書店で購入 「震災と向き合った二人の民俗学者」 震災後、今和次郎(こん・わじろう、1888-1973)をめぐる書籍が相次いで出版された(本書の他に、今和次郎『今和次郎採集講義』青幻舎)。今和次郎は主に大正から昭和初期にかけて活躍した民俗学者である。民俗学研究としては民家や服飾の分野で業績を挙げたが、現在でも広く知られているのは、主として今が提唱した「考現学」(モデルノロヂオ)によるものだろう。 今の考現学とその後の系譜についてはここでは触れないが、なぜいま今和次郎なのか。その理由は、彼の災害に対するまなざしと実践にある。 本書はⅡ部構成となっており、Ⅰ部で柳田国男(やなぎた・くにお、1875-1962)を、Ⅱ部で今和次郎について論じている。この二人は柳田らが発起人となった研究会「白茅会」(はくぼうかい)を通じて師弟関係にあったといわれる。だが、著者が今和次郎を括弧つきで柳田の「弟
その1 より続くその2では、原発事故に関連した書籍をあつめてみました。 もうダマされないための「科学」講義 (光文社新書) 片瀬久美子 他もうダマされないための「科学」講義 (光文社新書)作者: 菊池誠,松永和紀,伊勢田哲治,平川秀幸,片瀬久美子,飯田泰之,SYNODOS出版社/メーカー: 光文社発売日: 2011/09/16メディア: 新書購入: 16人 クリック: 433回この商品を含むブログ (21件) を見る内容(「BOOK」データベースより)科学とはなにか?科学と科学でないものの間は?科学不信はなぜ生まれるのか?科学を報じるメディアの問題とは?科学を上手に使うには?―学校が教えてくれない科学的な考え方を、稀代の論客たちが講義形式でわかりやすく解説。3・11以降の科学に対するモヤモヤがきれいになくなる一冊。出版社からのコメント科学とはなにか?科学と科学でないものの間は?科学不信は
政府は武器と関連技術の輸出を禁止している「武器輸出三原則」の緩和を二十七日、官房長官談話の形で発表する。野田内閣は国会論議もないまま、「平和国家」の看板を下ろそうというのか。 三原則見直しが本格化したのは政権交代後である。自民党政権では官房長官談話で巡視艇供与を認めた例はあるが、民主党政権は三原則を歯止めなく緩め始めた。 菅内閣は今年六月、日米で共同開発を進めているミサイルの第三国への輸出を認める方針を米国に伝えた。二十七日の談話発表は、三原則緩和の第二弾にあたる。(1)米国や友好国との国際共同開発・生産への参加(2)自衛隊が国連平和維持活動(PKO)などの海外派遣で使用した装備品の人道目的などの供与─を可能にする。
「安全な食べもの」ってなんだろう? 放射線と食品のリスクを考える 作者: 畝山智香子出版社/メーカー: 日本評論社発売日: 2011/10/20メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 54人 クリック: 747回この商品を含むブログを見る「食品安全情報blog」の畝山智香子先生の著作。昨今の色々な状況を踏まえて書かれたものなのだが、読んでいて「しっかり書いてあるけれど、例によって届かないんじゃないかな」と思ったのだが、そこはきちんと考えられていました。 判断に必要な情報を適切に提供されていて、本人に判断できる十分な環境があること、が不可欠です。偏った情報、不安や鬱など精神状態が不安定なとき、親が子供に対して選択を迫る場合のような実質的には逆らえない権力関係のもとでの判断などは自己責任とはいえないと思います。そういう意味で、この本は、不安な人本人よりも、不安な人の周辺にいて支えてあげられる
参考リンク(1):弘兼さんら7人が自炊代行業者を提訴 「著作権法違反」電子化禁止を求める(MSN産経ニュース) 参考リンク(2):イチから分かる「自炊問題」 譲渡はアウト(産經新聞) 参考リンク(3):紙は捨てて「電子データ」に 書籍の「自炊」テクニック 法律的には、いたってシンプルな問題ではあるんですよねこれ。 参考リンク(2)にあるように、 著作権法で「著作者は、その著作物を複製する権利を専有する」とする複製権が規定されており、例外として個人や家庭で楽しむ場合に限って「その使用する者が複製することができる」と認められている。 自炊代行サービスは、利用者が紙の本を郵送すると、数日〜数週間で業者が電子データ化してくれるサービスで、1冊当たりの値段は安い店では100円程度。しかし、先の条文に照らせば、業者に委託して電子データ化(複製)することは「その使用する者が複製すること」に該当していると
小さな会社でデスクワークをしている、20代後半の者です。 私の会社では、他社に送る郵便物の宛名を書くとき、必ず「○△株式会社様」とします。「御中」を使うことは殆どありません。 入社したての頃、先輩から「御中ではなく様を使うように」と指導されたのです。 私は団体名の後には御中しかないと思っていたし、マナー本を見てもそう書いてあったので、「ウチの会社だけが特殊なんだな」と思っていましたが、自社宛に届く郵便物をよく見てみると、「□×有限会社様」となっているものが結構な割合でありました。 そこで皆さんにお聞きしたいのですが、様を使うことは結構一般的なのでしょうか? だとすれば、どういう基準で御中と使い分けるのでしょうか? 宜しくお願い致します!
福島第一原発1号機への海水注入を巡り、吉田昌郎所長が本店側の要請に反して注水を継続するため、一芝居打った場面も、中間報告で再現された。 1号機への海水注入が始まったのは、3月12日午後7時過ぎ。海江田経産相の命令だったが、その情報が届いていない官邸では、菅首相らが海水の悪影響について協議していた。 官邸に詰めていた東電の武黒一郎フェロー(65)から電話を受けた吉田所長は、既に海水注入を始めたことを伝えたが、武黒フェローは官邸での協議が終わっていないことを理由に海水注入をいったん止めるよう強く要請した。 吉田所長は、本店などと相談したが、注水中断は危険と考え、自らの責任で注入を継続した。その際、発電所対策本部の注水担当者を呼び、本店などとつながっているテレビ会議のマイクに拾われないよう、小声で「これから海水注入中断を指示するが、絶対に注水をやめるな」と指示。そのうえで、部屋全体に響き渡る声で
東京都小金井市が可燃ごみ処理施設の建設パートナーとしている国分寺市で、小金井批判が急速に高まっている。 発端は、小金井が可燃ごみ問題の解決で「一部事務組合への加入」に言及した稲葉孝彦市長の発言。共同の新処理場計画で待ちぼうけ状態の国分寺は、市議らが「約束違反」「あり得ない話」などと反発。国分寺との“縁切り”を小金井に促す八王子市長には、「内政干渉だ」と怒りの矛先を向けている。 21日に閉会した国分寺市議会では、最終日に急きょ、小金井市長選を巡る議論が追加された。 「(小金井が)国分寺と組まないこともありうるのか」「第二、第三の選択肢を考えなければ」。星野信夫市長は、「共同処理を基本とする小金井の方針は変わっていないと受け止めている」と答弁。しかし、真意をただすため、早急に稲葉市長と会談して意向を確認するとした。 国分寺側が問題視するのは、19日の記者会見で「一部事務組合への加入を含め、あ
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