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ブックマーク / xtech.nikkei.com (131)

  • Web3は本当に日本に必要な技術なのか、あるネット騒動が広げた波紋

    最近、Web3について解説したある入門書が「間違いだらけ」とネットで話題になっていた。他社の出版物なので書名を挙げるのは控えるが、検索すればすぐに見つかるはずだ。怪しい出版社の書籍ではなく、インターネット関連の書籍には定評のある技術系出版社が出版したものだ。 ネットでは、この書籍内でイーサリアムをOSと呼んでいたり、TCP/IPやHTTPといったプロトコルを米Googleや米Amazon.comが独占していると書いたりしている点が問題視されていた。これを見て私は当初、「よくある自転車置き場の議論ではないか」と思った。 自転車置き場の議論とは、知識が足りない人は質的な議論ができず、自分が理解できる範囲のどうでもいい議論しかできないことを指す。この書籍に関していうと「Web3の仕組みを理解できないから、自分に理解できる範囲で揚げ足取りをしているだけではないか」と思ったのだ。 確かにイーサリア

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    hikabu 2022/07/31
  • ビックカメラが数十億円投じAWSとSalesforceを全面採用、内製化でDX推進へ

    ビックカメラが米Amazon Web Services(アマゾン・ウェブ・サービス、AWS)と米Salesforce(セールスフォース)の各クラウドサービスを全面採用し、システム内製に乗り出す。日経クロステックの取材で2022年6月13日までに分かった。投資額は数十億円規模に及ぶとみられる。 オンプレミスで稼働する既存の基幹システムをAWSに移行しダウンサイジングするほか、ローコード開発が可能なセールスフォースのPaaS(プラットフォーム・アズ・ア・サービス)「Salesforce Lightning Platform」を導入し、開発の内製化により脱ベンダー依存を進める。日ではまだ導入事例が少ない米ミュールソフトのAPI(アプリケーション・プログラミング・インターフェース)型接続ツール「Anypoint Platform」なども取り入れる方針だ。同ツールは米国の大手小売業で採用が進んでい

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    hikabu 2022/06/14
  • EvernoteやOneNoteに代わるメモアプリ、データベースが超便利な「Notion」

    データベースが特徴のメモアプリ 「Notion」は、「Evernote」や「OneNote」に代わるノートアプリとして、最近人気が高まっている。待望の日語化を果たし、さらに使いやすくなった。無料で利用できる範囲も広いので、ぜひ使ってみてほしい。ノートアプリとしても多機能だが、特集では、データベース機能に絞って紹介する(図1)。

    EvernoteやOneNoteに代わるメモアプリ、データベースが超便利な「Notion」
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    hikabu 2022/06/08
  • 米グーグルはテレワークでVPNを使わない、なぜなら「あれ」が危険だから

    新型コロナウイルス対策として様々な企業で在宅勤務が推奨される中、VPNに関する発言を耳にする機会が増えた。「大勢が使い始めたので速度が落ちた」「社内からの利用申請が急増した」といった恨み言が中心だが、興味深いものもあった。なんでも「グーグルはテレワークにVPNを使っていない」のだという。 米グーグルは従業員が在宅勤務をする際にVPNを一切使っていない。インターネット経由で利用できるSaaS(ソフトウエア・アズ・ア・サービス)の「G Suite」などで業務が完結するから、といった単純な話ではない。開発システムや経理システムといったあらゆる種類の社内アプリケーションが全てインターネット経由で利用できるようになっているため、従業員はそもそもVPNを利用する必要がないのだという。 同社はこうした社内事情を「BeyondCorp」という取り組みとしてWebサイトや論文で公開している。さらに2017年

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    hikabu 2020/03/11
  • リニアは令和の「黒部の太陽」、アルプス区間で現実味増す破砕帯との闘い

    土木史に残る黒部川第四発電所(通称、黒四)の建設工事――。 北アルプスの難攻不落の断層破砕帯を資材運搬用のトンネルで突破し、黒部峡谷にダムを築く。戦後の電力不足に悩む近畿地方の経済復興を支えたその偉業は、1964年に「黒部の太陽」として小説化。以降、同名の映画や演劇、テレビドラマなどで繰り返し描かれてきた。 黒四の建設は土木史のみならず、昭和の社会経済史を彩る金字塔の1つになっている。 黒部ダム。黒部川第四発電所の建設工事では、黒部峡谷のダム建設地へ資材を運ぶために北アルプスを貫くトンネル工事を計画。掘削中に断層破砕帯に遭遇し、日土木史に残る難工事となった(写真:安川 千秋) それから、およそ60年。この令和の時代に、日土木界が再び破砕帯との闘いに挑む可能性が高まってきた。JR東海が進めるリニア中央新幹線の建設がそれだ。 東京・品川と名古屋を結ぶリニアの建設は、付近に複数の活

    リニアは令和の「黒部の太陽」、アルプス区間で現実味増す破砕帯との闘い
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    hikabu 2019/09/08
  • 7pay問題に揺れるセブン&アイ、6年前にも情報流出を引き起こしていた

    特集は、日経コンピュータの看板コラム「動かないコンピュータ」の過去記事の中から、セキュリティー関連の事例を14取り上げていく。トラブルの真相から、今後のリスク回避につなげてほしい。今回は7pay問題に揺れるセブン&アイ・ホールディングス傘下のセブンネットショッピングだ。 セブンネットショッピングは2013年10月、同社のEC(電子商取引)サイトがなりすましによる不正アクセスを受け、最大15万件のクレジットカード情報が流出した恐れがあると発表した。被害ユーザーを特定できなかったことから、約150万人のユーザーに警告を出す事態となった。 セブン&アイ・ホールディングス傘下で、EC(電子商取引)サイトを運営するセブンネットショッピングは2013年10月23日、同社のECサイトがなりすましによる不正アクセスを受け、顧客情報が流出した恐れがあると発表した。最大15万165件の氏名や住所、電話番号

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    hikabu 2019/08/30
  • Windowsの令和対応パッチ配信が始まらず、10連休に間に合わない懸念も

    マイクロソフトによる新元号「令和」に対応するためのWindowsの更新プログラム(パッチ)の配信時期が不透明になっている。2019年4月22日午後の時点で、まだ配信が始まっていない。 同社は「現在、米国の技術チームが準備を進めているところで、まだ配信時期は確定していない。22日中の配信開始はない。10連休に入る前の26日までの配信開始を目指している」(広報)が、間に合わない可能性もある。「全製品で同時期に配信せずに、Windows 10/8.1/7などの製品によって配信開始時期を変えることになるかもしれない」(同)と説明する。 今後配信する予定のパッチは、Windowsの時刻制御をつかさどる「日付と時刻」を修正して令和に対応する。平成の次が令和だという内部ロジックを実装して、2019年の1月から4月までが平成31年で、5月以降が令和元年と認識させる。かな漢字変換機能も修正して、令和を変

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    hikabu 2019/04/24
  • 喫茶店に本腰、開発は文芸サイト1本に絞る

    「異能」ともいえる際立った能力や実績を持ち、まわりから一目置かれるエンジニアを1カ月に一人ずつ取り上げ、インタビューを掲載する。今月取り上げるのは、ベンチャー企業の立ち上げやヤフーでのモバイル開発などを手掛け、ソフトウエア開発業界に広い人脈を持つ荻野淳也氏。現在は珈琲専門 廼舎(ねこのや)という喫茶店の店主でもある。今回は、廼舎の開店に至った経緯や現在の仕事を聞いた。 (前回から続く) 今の自宅は、もともと仕事場として2012年8月に四谷三丁目に借りたものです。当時、新宿の旅行ECサイトの会社に週4日くらい常駐しており、自分の事務所も近いほうがいいと思ったのです。電車通勤が苦手で、特に満員電車に乗るのが嫌なので。 新宿の旅行ECサイトの仕事は、足掛け4年くらいしていました。最初の頃は、社外の人間なのにチームを任されていました。週4日から始めて週2日になり週1日になり、最後はアドバイザー

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    hikabu 2018/08/12
  • ファイル管理の苦行から解放、Windows 10の春アップデート

    Windows 10の大型アップデートWindows 10 1803」の配布が2018年4月以降、順次始まる。今回の目玉は、時系列に情報を整理して見せる「Windows Timeline」の搭載やLinux環境の「Windows Subsystem for Linux」の強化。Windows 10の設計思想の中での位置付けを踏まえつつ、知っておきたい新機能を見ていこう。 ここからは、前回(2017年10月)の大型アップデートWindows 10 1709」や既にプレビュー版が出ている次期版と比較しながら解説するため、Windows 10のバージョン1803を開発コード名「Redstone 4(RS4)」の呼称で紹介していく。Fall Creators Updateの開発コード名は「Redstone 3(RS3)」で、名称は「Fall Creators Update」だった。プレビュー版

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  • サーバー向けとPC向けは何が違う?CPUのマルチコア化

    前回は、主にプロセスにおける要因からマルチコア化の必然性を説明したが、これとは別にもう一つ、商品構成上の理由でマルチコア化が促進されたという側面もある。今回はこの点を説明していく。 もともとPC向けとサーバー向けはほぼ同じ x86プロセッサはもともと、PC向けとサーバー向けは「ほぼ」同じところからスタートしている。最初にサーバー向けを意識したプロセッサはインテルのPentium P54C/P54CSで、その一部に「Dual Processor向けモデル」が存在した。このモデルは、2P(ツープロセッサー)構成として利用することを前提としたものだ。単独だと動作しない仕掛けが入っていたが、違うのはそこだけである。そのため実態としては「ほぼ」同じとしてしまって構わないと思われる。 それ以前というと、例えばコンパックは80386を利用したデュアルプロセッサのサーバーを1989年に早くも出荷しているが

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    hikabu 2017/12/06
  • 「遅くて使いものにならない」という光回線への声、定額制も限界か

    あまり話題になっていないが、インターネット接続事業者(プロバイダー)の提供する光回線サービスが「遅くて使いものにならない」という声が一部で出ている。「モバイル回線のほうがまだまし」とさえ言われるほどだ。規格上の通信速度で1Gビット/秒をうたったサービスが主流となっているにもかかわらず、何が起こっているのか。 同現象は、NTT東西の「フレッツ光」を使ったプロバイダーの一部サービスで起こっている。NTT東西の基幹網「NGN(次世代ネットワーク)」とプロバイダーを接続するネットワーク機器(網終端装置)が恒常的な混雑状態に陥っているのだ。顧客の新規獲得を抑えることで対処しているプロバイダーもある。 この問題はNTT東西が設けた網終端装置の増設基準に起因しており、総務省の有識者会議が年内にも一定の結論を出す見通し。筆者が気になっているのは、その先の展開である。プロバイダーはトラフィック増加に長年苦し

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    hikabu 2017/11/13
  • Windows 10でLinuxが動くようになる理由

    2017年10月17日、Windows 10の大型アップデートWindows 10 Fall Creators Update」の一般提供が始まる。正式デビューとなるのが、WindowsLinuxのプログラムを直接動かせる「Windows Subsystem for Linux(WSL)」。Windowsストアから簡単にインストールできるようになる。 そもそもなぜ、米マイクロソフトはWindowsLinux環境を標準で組み込むことにしたのだろう。 「すべての開発者にLinuxを」 話は2014年にさかのぼる。マイクロソフトのサティア・ナデラCEO(最高経営責任者)はメディア向けの説明会で「Microsoft Loves Linux」と宣言した。2015年には、公式ブログで「Microsoft Loves Linux」と題した記事を公開し、同社のクラウドサービス「Microsoft Az

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    hikabu 2017/10/12
  • [続報]OCNの通信障害、米グーグルによる誤った経路情報の大量送信が原因か

    2017年8月25日、NTTコミュニケーションズ(NTTコム)のインターネット接続サービス「OCN」で発生した通信障害に関して、インターネット通信関連の識者は誤った経路情報が大量に流れたことが原因ではないかとの見方を示した。ここでいう経路情報はルーターがBGP(Border Gateway Protocol)というプロトコルを使って交換するものだ。 日ネットワークインフォメーションセンター(JPNIC)の岡田雅之氏は、NTTコムは複数の組織と対等な関係でネットワークの経路情報をやり取りしているが(これを「ピアリング」という)、そのうちのある組織が誤った経路情報を大量に流したのではないかと話す。その結果、「NTTコムを介してインターネットに接続していた企業のルーターが、大量の経路情報を受け取り高い負荷がかかり、一部はフリーズしたような状態に陥るなどして通信障害につながったのではないか」(岡

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    hikabu 2017/08/25
  • フレッツ大研究 第1回 NTT東のフレッツ網の特徴は?:ITpro

    NTT東西地域会社の「フレッツ」シリーズは,今や企業ネットの構築に欠かせないサービスだ。その基盤であるフレッツ網は,インターネット接続やWANサービスのアクセスだけでなく,エントリーVPNやコンテンツ配信,IP電話サービス「ひかり電話」など,多彩なサービスのインフラとしての役割を持つ。 だが,一口に「フレッツ網」と言っても,それはNTT東西が個別に構築したもの。会社や競争環境,ポリシーなどが異なるため,その内部構造は東西で全く違う。ネットワーク構成の違いは,サービス仕様の違いとなる。利用する際には少々の注意が必要だ。 実際に,一見似たようなサービスでも,東西で仕様が異なるケースがある。その一例が,FTTHサービスのブランド名の「Bフレッツ」。NTT東日はこのBフレッツを主力のFTTHサービスとするが,NTT西日が主に拡販しているFTTHは「フレッツ・光プレミアム」と呼ぶサービスだ。NT

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    hikabu 2017/08/22
  • 米Amazonが米BLU製格安スマホを販売停止、ユーザー情報を中国へ送信

    Amazon.comが2017年7月31日(米国時間)までに、米BLU Products製のAndroidスマートフォンの販売を停止した。BLU製スマホが採用するファームウエアがユーザーの個人情報を中国のサーバーに無断で送信していたことが分かったため。BLU製スマホは日でもソフトバンク コマース&サービスが販売している。 BLU製スマホが採用する中国Shanghai Adups Technology(以下Adups)製のファームウエアには、ユーザーが入力したテキストメッセージの全文やアドレス帳の内容、電話履歴、電話番号、IMSI(International Mobile Subscriber Identity)やIMEI(International Mobile Equipment Identity)といった個体識別情報を中国のサーバーに無断で送信するという問題があった。 このようなプ

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    hikabu 2017/08/06
  • ネット購入やめた顧客の意外な行動を発見!

    このアート、みなさんは何に見えますか。複雑に絡み合う、パソコン内部の配線コードの束のように見えますし、地下鉄の路線図にも似ています。 実は、ある小売業の顧客が自社のEC(電子商取引)サイトである「オンライン」と、実店舗の間をどのような経路で行き来したのかを可視化したものなのです。 顧客が商品などに関心を持ってどのような段階を経て購買に至ったかを可視化したものを、「旅程(ジャーニー)」に例えて、「カスタマージャーニー」と呼びます。このアートはいわば、オンラインと店舗間のカスタマージャーニーを可視化したものなのです。 タイトルは、「顧客チャネルのザッピング」。このアートで表現されたカスタマージャーニーを見ると、オンラインや店舗間をしきりに切り替えながら商品を購入するかどうかを検討していることが分かりました。その動きが、リモコンでテレビのチャンネルをしきりに切り替えるテレビの視聴の仕方である「ザ

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    hikabu 2017/07/12
  • Windows版Linuxが身近に、数クリックでLinuxが学べる

    Windows 10 64ビット版のユーザーであれば、使い始めるだけなら数クリックで「Linuxユーザー」になれる。米マイクロソフトが組み込んだWindowsLinux、「Windows Subsystem for Linux」で、Windows上のアプリケーションのようにLinux OSを使えるからだ。 どの程度の手間で、WindowsユーザーがLinuxに入門できるのか。実際に試してみよう。 Windows内で動くLinux。一見、Windowsのコマンドプロンプトと同じだが、PCで動くUbuntu Linuxが改変なしに動作する。Windowsのアプリケーションを呼び出しで起動することも可能だ。 Windows Subsystem for Linux(WSL)は、米マイクロソフトが2016年8月の大規模更新「Windows 10 Anniversary Update」で標準搭載させ

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  • どんなパソコンが感染したのか、WannaCryを再検証

    2017年5月12日以降、世界中で大規模な感染被害をもたらしたといわれるランサムウエア「WannaCry」。当初の報道では「不審なメールを開かないで」といった注意喚起などが出ましたが、実際のところは違ったようです。また感染経路だけでなく、感染の仕組みについても情報が断片的に公開されていたので、全体像が見えていない人は多いのではないでしょうか。今回はこの攻撃を調査しました。 多言語対応に“進化” まず、WannaCryの概要について説明します。あまり知られていませんが、今回騒ぎになったのはWannaCryの亜種です。オリジナルは2017年初頭に確認されています。オリジナルは、感染時に表示する文章は英語のみで、ネットワーク経由で感染する機能はなく、大きな脅威ではありませんでした。 5月に出現した亜種は、ネットワーク機能を持っていたために、大規模な感染被害につながりました。また27の言語に対応し

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    hikabu 2017/06/29
  • 世界最強の将棋AIとの対局、いつでもどこでも

    将棋AIelmo」と対局。elmo自体はGUIを持たないため、ここではGUIソフトの「将棋所」を使う。 古くからある人工知能AI)の代表格である将棋AI。そのAI同士が頂点を競った2017年の第27回世界コンピュータ将棋選手権(WCSC27)で1位に輝いたのが、瀧澤誠氏の「elmo」だ。elmoは将棋AIの基盤となる学習データと学習用プログラムを公開しており、最先端の将棋AIとの対局をWindowsパソコンで簡単に試せる。 elmoで公開されているのは「評価関数」と「定跡」の各データで、将棋AIとして対局する際に必要な機能を別途用意する必要がある。ここではelmoのベースとなった「やねうら王2017 Early」と組み合わせる。やねうら王はやねうらお氏が手がける将棋AIで、多くの将棋AIがライブラリとして利用している。 まず、やねうら王のWindows向け実行ファイルをダウンロードして

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    hikabu 2017/06/14
  • iPhoneで泣き笑い、日の丸部品メーカーの10年

    「アップルは大のお得意様。どんな無理難題を言われても、歯をいしばって対応するしかない。ビジネスだからね」。 国内のある電子部品メーカーの幹部が、苦笑いしながらこう話していたのをよく覚えている。米アップルのスマートフォン「iPhone」シリーズで最大級のヒットとなった「6」の量産に向け、国内の部品供給メーカーが好景気に沸いていた2014年ころのことだ。 「無理難題とは何ですか」。こう尋ねると、この幹部は音とも冗談ともつかない口調で答えた。「それは明かせないが、これだけは言える。アップルがいずれ落ち目になった時、『助けたい』と思う日の部品メーカーは1社もない」――。 部品業界、アップル流に悩まされる 最近、iPhone発売からの10年を総括する記事をよく目にする。読み終わると、いつも思い出すのがこの幹部の言葉だ。確かにiPhoneの登場をきっかけに、スマートフォンが携帯端末のみならず、あ

    iPhoneで泣き笑い、日の丸部品メーカーの10年
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    hikabu 2017/03/31