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ブックマーク / caprice.blog63.fc2.com (112)

  • きまぐれな日々 妙に石破茂をかばう右派言論やマスコミに違和感を持つ

    イージス艦衝突事件については、防衛省の無責任な隠蔽体質もさることながら、石破茂防衛大臣および福田康夫首相の能天気な対応が信じられず、マスコミも世論も石破や福田に対する追及で一気に盛り上がるものと思っていた。しかし、今日(3月2日)の政治番組を見ると、そうとばかりもいえないようだ。 フジテレビの「報道2001」では、先週、石破が(捜査権のある)海上保安庁が捜査していることを理由に、乗組員と接触していないだの、情報が入ってこないだのと嘘をつきまくっていたビデオが流され、司会の黒岩祐治アナウンサーが石破を追及していた。 「現時点で乗組員に接触していない」と述べていたことを黒岩アナに突っ込まれた石破は、「今この瞬間と言えば良かった。質問を受けた時点ということだ」と釈明したが、「今この瞬間」、すなわちテレビに出演している瞬間に乗組員と接触できないなどということは当たり前のことだ。この馬鹿げたイイワケ

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    holyagammon 2008/03/02
    "マスコミは、石破が防衛省の体質の「改革者」であるかのようなイメージ作りをしており、石破はそれに守られている"
  • きまぐれな日々 地元漁師が怒りの反発 「イージス艦は救助すらしなかった」

    イージス艦が漁船を真っ二つにした忌まわしい事件に関して、防衛省の釈明が二転三転している。 2月26日の毎日新聞は、「背広組と制服組で釈明内容が二転三転」という記事を掲載した(下記URL)。 http://mainichi.jp/select/jiken/news/20080226k0000e040055000c.html 情報を隠す意図はなかったのか??。記者団から要求され26日未明から始まった、防衛省内局(背広組)と海上自衛隊(制服組)の幹部がそろった異例の説明では、内容が二転三転。海上保安庁の聴取前に航海長をヘリコプターで移送し海上幕僚監部が事情を聴いていたことも発覚。双方の説明が一致しないシーンもあり、防衛省の迷走ぶりが極まった。不祥事のたびにささやかれた制服組と背広組の一体感のなさを露呈した。【多健、加藤隆寛、田所柳子】 (以下略。リンク先をご参照ください) さらに、19日には石

  • きまぐれな日々 気になるNHKと毎日新聞の今後

    岩国市長選の投票が締め切られた直後に起きた沖縄での米兵による女子中学生暴行事件には、選挙結果と合わせて、どうにもやり切れなさを感じる。ここまでされて、なおアメリカに隷属して生きなければならない日とはいったい何なんだろうか。 さて、2月2日付エントリで、朝日・日経・読売の大手新聞三社が始めた共同運営サイト「新s あらたにす」を批判したが、私が気になるのは、これら以外のジャーナリズムだ。朝日・日経・読売及びその系列放送局を除くと、毎日新聞、TBS系の放送局、共同通信及び地方紙、NHK、それに右派のフジサンケイグループなどが思い浮かぶ。 朝日・日経・読売の三社連合は、「言論の戦い」を標榜しているが、いずれも新自由主義に傾斜していると私は考えている。これに対し、NHKは昨年末に放送された「ワーキングプアIII」などの優れた番組で、新自由主義に警鐘を鳴らした。手前味噌だが、「ワーキングプアIII」

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    holyagammon 2008/02/12
    “最近、憎たらしいネット右翼に、妙に阪神ファンが多いことが気になる。”
  • きまぐれな日々 大阪府民は「極右ポピュリスト」橋下徹を打倒せよ

    私は、大阪の生まれである。 大阪には幼い頃にしか住んでいなかった。その後、各地を転々としたが、どこに移り住もうとも、大阪生まれであるという事実は変えられない。大阪というのは不思議な都市で、首都・東京に対抗心を燃やしているにもかかわらず、近くの京都や神戸からも見下されている。京都も神戸もプライドの高い都市で、横浜や千葉・埼玉が東京に頭が上がらないのとは対照的である。私が高校生の頃、「鶴瓶・新野のぬかるみの世界」という日曜夜のラジオ大阪の深夜放送が人気を集めていたが、ある時、放送作家の新野新が「大阪を好きなのは大阪人だけ」と言ったことが印象に残っている。 そんな大阪の府知事選に、橋下(はしもと)徹という男が出馬を表明した。この橋下という男がまた、「大阪の恥」としか言いようのない人物なのだ。 12月6日のエントリ 「恥も外聞もなく「橋下弁護士」擁立を模索する呆れた自民党」 でも書いたように、橋下

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    holyagammon 2007/12/13
    "さすがの民主党も橋下には相乗りせず、独自候補を擁立しようとしているのは当然だろう。"
  • きまぐれな日々 何のためにブログをやるのか・その4

    3連休を利用して、以前ブログのコメント欄でおすすめをいただいたデヴィッド・ハーヴェイの 『新自由主義』 (渡辺治監訳・作品社、2007年)を読んでいる。左派系のイギリス人経済地理学者によるで、分厚いハードカバーのなので読みにくいかと思いきや、なかなか読みやすくて面白い。だが、まだ半分くらいしか読んでいないので、今日は紹介できない。 そんなワケで、手抜きかもしれないが、「何のためにブログをやるのか」シリーズで、ここ数日続けているコメントの紹介を、今日も行いたい。 コメントをいただいた順番からは逆になるが、まず、最近ブログへのアクセス数が8万件を超えたたんぽぽさんのコメントから。 http://caprice.blog63.fc2.com/blog-entry-508.html#comment2318 >ネット右翼系、リベラル・左派系を問わず、 >ポピュリズムに走りたがるブログが後を絶たな

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    holyagammon 2007/11/24
    "ポピュリズムに走ると、運動はどうしても自己目的化してしまい、/ドグマ(教義)に縛られ、運動が硬直化するということなのだと思う。/右派、左派に共通する落とし穴"
  • きまぐれな日々 続・何のためにブログをやるのか

    昨日のエントリは、最近時々意識的に書く、問題含みのものだったので、管理人にとって興味深いコメントをいくつかいただいた。 ブログ 「反戦塾」 の管理人・ましまさんから、下記のようなコメントをいただいた。ましまさんは、たいへん信頼できる筋金入りの護憲派ブロガーの方である。 http://caprice.blog63.fc2.com/blog-entry-506.html#comment2307 記事の答えになっていませんが、国際環境の中の日に目をうつしています。反グローバリズム、共同体指向、日ではまだトンデモ発言のようですが、世界の潮流は無視できません。TBさせていただきました。 (ましまさんのコメント) ましまさんにトラックバックいただいた記事は下記。 「反戦塾」 より 「日中韓連合に期待」 http://hansenjuku.cocolog-nifty.com/blog/2007/11

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    holyagammon 2007/11/22
    "民主党と共産党の距離より民主党と自民党の距離がはるかに近いのであり、これをどうとらえるか、ということに対して「野党共闘」論者は真面目に言及しなければならない"
  • きまぐれな日々 スランプの弁 ? 何のためにブログをやるのか

    どうにももどかしいのがこのところのリベラル・左派系といわれるブログの記事で、私自身日々「何のためにブログで政治のことを書いているのか」と自問し続けているが、なかなか良い記事が書けない。迷いがあり、それからどうにも脱しきれない。 政治には子供の頃から関心はあった。小学生時代、プラモデルを作ったり戦記ものの漫画を読んでいる同級生もいたが、私は中沢啓治の「はだしのゲン」を読んで戦争の悲惨さに背筋を凍らせ、戦後の時代に憲法9条を持つ国に生まれてよかったと考える子供だった。プラモにも軍事技術にも興味は起きなかった。別に左翼の親や学校教育に感化されたわけではなく、父親はむしろ右翼だったし、学校でも小学校4年生頃までは思想を強制するような教育は受けなかった。小学校高学年では、「同和教育」の洗礼を受け、子供心に行き過ぎを感じたものだったが、これとて、そのあまりの「トンデモ」ぶりによって、その影響力は限定的

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    holyagammon 2007/11/21
    反省・・・
  • きまぐれな日々 ナベツネ読売の虚報は確かに大問題だが...

    今回の福田首相と民主党・小沢一郎代表による「大連立」の未遂および小沢の辞意表明とその撤回は、国民の注目を集めた。 従来反自民の論調を張っていた人たちの間でも賛否両論が真っ二つに分かれた。たとえば森田実や天木直人は小沢一郎を厳しく批判し、白川勝彦や岡留安則は小沢に一定の理解を示していると言った具合だ。今朝の新聞に載っていた田中秀征のコメントも、小沢に理解を示していた。 ブログでは、共産党および社民党支持のブログではほぼ小沢批判一色で、民主党支持または無党派系のブログでは小沢支持が圧倒的に多い。当ブログのような無党派で小沢批判派はごく少数で、とらちゃんの「晴天とら日和」は当初「小沢辞任やむなし」という立場だったが、ナベツネや中曽根、福田、町村らを許せないから、まず彼らを倒すまでは小沢支持という立場に切り替えた。 当ブログでは以前からナベツネ(渡邉恒雄)を取り上げることが多かった。最近はプロ野球

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    holyagammon 2007/11/08
    “ブログでは、共産党および社民党支持のブログではほぼ小沢批判一色で、民主党支持または無党派系のブログでは小沢支持が圧倒的に多い”
  • きまぐれな日々 小沢一郎が一転留任 ? 民主党は選択を誤った

    すったもんだの末、小沢一郎が留任したことについては、ブログの記事を書くのも億劫になるほど重い気分だ。ブログへのアクセス数は2日続けて10月度には一度も記録しなかった4千件を超えたが、アクセス数が増えたのに気分が沈んだのは今回が初めてだ。これまでは、安倍晋三が失態を演じたり安倍の新たなスキャンダルが露見するたびにブログへのアクセス数がはね上がった。ところが、今回は「自End」の尖兵であるべき民主党の小沢代表が、福田首相率いる自民党と、こともあろうに「大連立」を組もうとしたことが露見したとされているのだ。気分が浮き立つはずもない。 小沢一郎が辞意を表明しても、小沢の合流以前から民主党の看板だった菅直人や鳩山由紀夫が理性的に動くと思っていた。だが、なぜか民主党は小沢一郎慰留で党内がまとまってしまった。私からしたら選択を誤ったようにしか見えない。 今回、「小沢氏の他に適当な人がいない」という声がか

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    holyagammon 2007/11/07
    "民主党がこのまま党勢を拡大すると、自民党と民主党の二大政党が「大連立」なる平成版大政翼賛会を形成してしまうリスクが高まることがはっきりした"
  • きまぐれな日々 組織のために「個」を犠牲にした中日ドラゴンズの落合監督

    テロ特措法の期限が切れ、自衛隊の補給艦「ときわ」と護衛艦「きりさめ」に撤収命令が出された。 防衛利権の件では、新聞にも宮崎元伸・山田洋行元専務の実名が載るようになり、宮崎氏が東京地検に対し、防衛庁長官経験者二人に、車代の名目で裏金計200万円を支払ったと供述した、と報じられている。 だが、今日はこれらの件はひとまず措いておき、昨日行われたプロ野球日シリーズ第5戦の話題をとりあげたい。 すっかり不人気になったプロ野球といえど、日シリーズともなると注目され、連日テレビの地上波でも放送される。ただ第5戦はテレビ東京系の中継だったので、首都圏、関西、中京圏、福岡地区、北海道、それに岡山・香川を除くエリアでは地上波での中継がなかった。 ついでにいうと、高知の白バイとバスの衝突事故の冤罪報道で、高松に社を持つ瀬戸内海放送の報道が注目されているが、これは、高松高裁で裁判が行われたこともあるが、同局

  • きまぐれな日々 ISAF参加よりもはるかに悪質な「給油継続」

    当ブログの「裏ブログ」にあたる 「kojitakenの日記」 に、"「安全な戦争」ならやってもかまわないのか" という記事を公開したところ、31件の「はてなブックマーク」がついて、この記事だけで1,700件以上のアクセスをいただいた。 これは、フジテレビの番組「報道2001」で、司会の黒岩祐治アナウンサーが、民主党の菅直人代表代行に対して、現在自衛隊が行っている給油活動と比較して、民主党・小沢代表が政権を取ったら自衛隊を参加させたいとしているISAFの活動がはるかに危険を伴う活動であることを再三菅氏にたずねていたのだが、その聞き方が、あたかも「安全」な活動であれば戦争行為をやっても構わないかのように聞こえ、非常に強い違和感を覚えたことを記事にしたものである。 そう、テロ特措法が認めているインド洋での給油活動は、疑いもなく戦争行為であり、明確な憲法違反だ。 現在、民主党の小沢一郎代表の自衛隊

  • きまぐれな日々 福田内閣支持率50%超に見る日本人の知性の劣化

    あのどうしようもない安倍内閣が先月末に内閣改造を行った時、内閣の支持率が10%ほど上がった。その2週間後に崩壊した内閣の支持率が、である。 だから、福田内閣の支持率は50%くらいはいくだろうと思っていた。しかし、現実に読売新聞で57.5%、共同通信で57.8%、朝日新聞で53%という数字を見せつけられると、気が滅入るものがある。 昔から、どんな内閣であっても、発足当初は支持率が高めに出るものではある。だが、小泉純一郎内閣以来、その傾向が異常になってしまっている。国民の批判能力が落ちている、というより国民の知性が劣化していると思う。誤解を恐れずにいえば、「B層」が国民全体に占める割合が、異様に増大しているのだ。そして、内閣発足当初の支持率が、昔ではあり得なかったようなはね上がり方を示すようになった。 私は、コアな自民党支持者に対しては、そんなに非難するつもりはない。十人十色という言葉があるよ

  • きまぐれな日々 もっと政策論争を ? 「逆農地改革」や「共謀罪」など

    皆さまよくご存知の通り、安倍改造内閣の遠藤武彦農林水産大臣が、就任1週間にして辞任した。そればかりか玉沢徳一郎元農水相まで、政治資金収支報告書に政治活動費を多重計上していた問題を受けて自民党を離党した。 「政治とカネ」の問題が、どういうわけか農水相というポストに集中して次々と起きた形だ。今回の遠藤大臣の行為は、過去の事務所費問題より悪質だとの指摘はもっともだし、厳しく追及すべきことには違いあるまいが、正直言って「またか」とうんざりする。 それに対抗してであろうか、野党・民主党にもスキャンダル報道が相次いでいるが、中でも「虎退治」をやってのけた姫井由美子議員のスキャンダル報道など、私にはどこが問題なのかさっぱりわからない。最近は、「安倍晋三TBP」にもネット右翼からのTBも多く、ヒステリックに姫井議員を批判する記事が見られるが、噴飯ものである。確かに旧来の道徳観には反しているかもしれないが、

  • きまぐれな日々 言論が一方向に振れる時 ? 山口県光市母子殺人事件をめぐって

    マスメディアが発達した現在、「言論が一方向に振れる時」というのがしばしば現れる。来、対立した意見が争われるべき状況において、マスメディアによる宣伝を媒介して、極端に一方の側に支持が偏った状態が生じてしまうことだ。 一昨年の「郵政総選挙」はその悪例の一つだった。人々は、「郵政民営化」の内容もよく理解せず、「抵抗勢力」を相手に戦うコイズミに熱狂した。その「カイカク」が幻想であったことを悟るのに、コイズミが首相になった頃から数えて実に6年を要した。安倍晋三は90年代前半以降コイズミ政権成立までの10年を「失われた10年」と称しているが、これは誤りである。経済危機を新自由主義的手法で乗り切ろうとした1997年以降、小渕、森、コイズミ、安倍と政権が変わるたびに政治家の質がどうしようもなく劣化していった現在までの10年間こそが「失われた10年」であったことを国民は共通認識とすべきである。 時の為政者

  • きまぐれな日々 とらわれない心で

    参議院選挙で民主党が大勝した一方、共産党、社民党、9条ネット、新党日などの「護憲勢力」は党勢を伸ばすことができなかった。 新党日については、当ブログは自民党の補完勢力であるとして、参院選では投票しないよう呼びかけたが、自民党とくっつきたい人たちは選挙戦の最中に出て行ったし、かつてブログで安倍晋三や石原慎太郎を利する記事を何度も書いた有田芳生は落選した。選挙中盤には田中康夫も議席を得られないのではないかと見られていたが、選挙戦中でのテレビ討論で、田中の主張に、他の野党四党(民主、共産、社民、国民新)の出演者を上回る説得力があったことから印象度がアップし、それが議席の獲得につながったものと思う。 しかし、社民党、9条ネット、新党日の3党が合流するくらいでないと、「護憲」の声を広めていくことはできないと思う。社民党が2議席しか確保できなかったのは、9条ネットや新党日に票が流れた影響もある

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    holyagammon 2007/08/01
    ”辻元議員は、ナント自民党の世襲議員にして「軍事ヲタク」の石破茂あたりまで巻き込んで「立憲同盟」を作ろうとしているのだという(「SIGHT」第32号『リベラルに世界を読む』掲載の枝野幸男インタビューより)”
  • きまぐれな日々 地方は年金問題に怒っているのではない、地方切り捨て政策に怒っているのだ

    参院選前最後の日曜日であるとともに、来参院選の投票日であったはずの7月22日になった。 読売新聞、朝日新聞に続いて、日経新聞、毎日新聞、共同通信がそれぞれ参院選予想をまとめたようだ。選挙区ごとの詳細な情勢分析は、明日以降の新聞紙面に発表され、週の後半には、読売や朝日が中盤以降の情勢をアップデートした記事を載せるものと思われる。 だが、おそらく選挙戦の流れはほぼ決まっており、自民党の敗北、民主党の勝利になることは確実だ。ただ、自民党の負けの度合いについては、なお予断を許さない。予想より議席減の程度が少ない場合、間違いなく安倍晋三が政権に居座り、与党の悪政が続いてしまう。 公明党については、朝日新聞のみが大幅議席減を予想しているが、共同や毎日は微減程度としている。公明党の議席をどれだけ減らせるかは、投票率にかかっている。 くどいようだが、当ブログは期日前投票を強くおすすめする。東京などでは、

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    holyagammon 2007/07/22
    "加藤は、オリックス会長の宮内義彦(竹中平蔵の盟友)が、北海道の人口なんて自然にほっとけば200~300万人程度になる、と言っていたことを指摘し、そんな考え方が正しいと思うか、と問いかけていた。"
  • きまぐれな日々 続・おすすめリンク集

    このところ、安倍晋三のあまりの低劣さに嫌気がさしてしまっている。高知県では安倍内閣の支持率は24.9%にまで低下したそうだが(高知新聞社・RKC高知放送調査)、このところの安倍内閣の支持率低下は、地方や高年齢者といった、これまで自民党支持が磐石だった層の「安倍離れ」によるところが大きいようだ。 ここまで安倍晋三に対する反感が高まっている状態では、私などが贅言を費やすより、注目の記事を紹介したほうがずっと良いように思うので、先週の水曜日(6月13日)に続いて、今日もおすすめのリンク集でお茶を濁させていただく。 まず、「内田樹の研究室」 から 『愛国について語るのはもうやめませんか』。 http://blog.tatsuru.com/2007/06/20_1056.php 『人は「愛国心」という言葉を口にした瞬間に、自分と「愛国」の定義を異にする同国人に対する激しい憎しみにとらえられる』 とは

  • きまぐれな日々 権力の走狗・読売新聞の破廉恥な社説に関する補足

    昨日(5月30日)はブログを更新しなかったのだが、ブログへのアクセス数は、FC2カウンタの計数値で今月最多の4220件を記録した。読者の方々には厚くお礼を申し上げたい。 実は昨日は、裏ブログの「kojitakenの日記」が、家である当ブログを上回る4876件のアクセスを記録した。一昨日のエントリからもリンクした、故松岡利勝農水相の自殺に関する読売新聞の異常な社説をコピペして、簡単なコメントをつけただけの記事が大量アクセスを記録したので驚いたのだが、朝日新聞や毎日新聞、それに産経新聞までもが、及び腰ながらも松岡大臣の自殺に関して、安倍晋三首相の責任を問う社説を掲載したのに対し、安倍の責任を全く問わず、しまいには朝鮮総連系の団体から献金を受けた民主党議員への非難に話をすり替えた読売新聞の異様な姿勢が、多くの読者に驚きを与えたのだろうと思う。 この「kojitakenの日記」の記事には、32件

  • きまぐれな日々 安倍晋三の豹変にナベツネの影

    安倍晋三が総理大臣に就任し、超タカ派政権のスタートかと思いきや、村山談話や河野談話を追認したり、A級戦犯の戦争責任を認めたりするなどして、安倍首相のタカ派路線に期待を寄せていた右派諸氏を激怒させている。 手のひらを返すかのような安倍の豹変に、AbEnd提唱者の美爾依さんまでもがビックルを一気飲みしたようだが(笑)、「朝日新聞」は、無邪気にも安倍の豹変を評価するような社説を掲載している(「安倍政権 ちょっぴり安心した」=2006年10月7日付社説)。 朝日新聞ともあろうものが、こんなうかつな社説を書くとは困ったものだ。安倍の豹変を評価する一方で、社説は以下のように書いている。 ただ、中川昭一政調会長や、首相官邸のスタッフに議員グループ時代の同僚を登用し、教育改革などに取り組む態勢を敷いている。どんな方向を打ち出すか、注目していきたい。 (「朝日新聞」 2006年10月7日付社説 「安倍政権 

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    holyagammon 2007/05/31
    "安倍は、ナベツネに屈辱的な譲歩をした見返りに、憲法改定に関して全面的な読売新聞の協力を得るという確約を得たと推測される"
  • きまぐれな日々 血塗られた「美しい国」

    「安倍晋三TBP」が1万件のTBを達成した翌日でもあり、今日はブログをお休みしようと思っていたのだが、そうもいかなくなった。 いうまでもなく、松岡利勝農水相が自殺したためだ。この重大事件にはどうしても触れないわけにはいかない。 松岡利勝は、「九州のムネオ」の異名をとる政治家だ。現在では引き合いに出された鈴木宗男氏の好感度があがっているが、かつて「利権政治家」として悪名をほしいままにした鈴木氏に匹敵する利権政治家として知られていたのが松岡氏だった。 当ブログでは、過去一度しか松岡氏について取り上げていないが、松岡氏の疑惑を報じた「AERA」(昨年11月発売)なども買い込んでおり、何かと疑惑の絶えない人物であることは、もちろん十分承知していた。あの「ナントカ還元水」発言で話題になった巨額の高熱水費問題など、数ある松岡氏の疑惑全体から見たら、ほんの氷山の一角だ。 緑資源機構の談合捜査に絡んで、東

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    holyagammon 2007/05/29
    "こんな事態を招いてしまった以上、安倍晋三のとるべき道はただ一つしかない。/内閣総辞職である。 "