日立製作所は2011年5月26日、同社が地方銀行に提供する共同利用型の基幹システム「NEXTBASE」について、新潟県の大光銀行が採用を決めたと発表した。大光銀は2013年10月から2014年3月にかけての利用開始を予定している。 NEXTBASEのシステム構成は、動作プラットフォームが日立製メインフレーム、業務アプリケーションにNTTデータ製の勘定系パッケージ「BeSTA」を使っている。NEXTBASEの採用行は、徳島銀行、香川銀行、北日本銀行、トマト銀行、高知銀行、栃木銀行、中京銀行があり、大光銀で8行目となる。 大光銀はNEXTBASEの採用により、顧客サービスの向上やシステムのさらなる安定稼働、業務効率化などを目指す。大光銀は現在、日本ユニシスの第二地方銀行向けシステムを利用しているが、NEXTBASEに乗り換える。