9月26日、EC国内大手の楽天が、格安スマホ「FREETEL(フリーテル)」を展開するプラスワン・マーケティングの国内MVNO事業(NTTドコモなどから回線を借りた通信サービス)を買収すると発表した。同日に取締役会で決議し契約を締結、11月1日に買収を実行する予定だ。 買収で楽天モバイルは国内2位級に 同じく格安スマホサービス「楽天モバイル」を展開する楽天は国内で3位、フリーテルは同5位(2017年3月末、MM総研調べ)。買収で楽天の国内シェアは15%前後となり、国内2位のインターネットイニシアティブ(IIJ)と肩を並べることになる。国内首位はNTT傘下のNTTコミュニケーションズでシェア17%。NTTコム、IIJとも法人向けに強いのが特徴だ。 楽天は約3年前の2014年10月に格安スマホに参入。楽天ポイントが通信料の支払いに使えることなどをアピールし、楽天市場のヘビーユーザーを中心に契約
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