同社担当者は「今回展示した技術は、既に車載分野で使用している技術を応用して実現した。デバイスは、独自設計によりセンサー数を最小限に抑えながら、検知速度と検知精度を両立することに成功した。現在は、金属などの反射波形の強い物体の検知がメインだが、今後は、液体や粉状の物質検知への適用も目指していく。実用化は、2~3年後を想定している」とコメントした。 「CEATEC AWARD 2023」総務大臣賞 受賞 同技術は、同展示会に出展される製品/サービスの中から優れたものを表彰する「CEATEC AWARD 2023」で総務大臣賞を受賞している。 JEITAは、選定理由について「昨今、日本でも銃器や爆発物を使用した犯罪による危険性が高まっている。監視カメラや金属探知機などの既存の検査方法では、素材や形状によっては危険物を見落とす場合もあるため、補完できる技術が求められている。東芝の空間セキュリティマ
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