戦時中に製造された「幻の貨幣」が、京都で大量に発見されました。一体、どこに眠っていたのか? ■【動画で見る】第二次大戦中に製造された「幻の陶貨幣」令和に発見 流通価格は衝撃の「5億円」 発見にいたるまでの知られざるストーリーと、気になるその“価値”を徹底取材しました。 「壱」の文字が刻まれ、茶色い表面には、「富士山」や「桜」が描かれています。コインのようにも見えますが、実はこれ、土でできた「幻の貨幣」とも呼ばれるものなのです。 「感謝状、『株式会社松風』殿、当時の様子を伺うことができる貴重な資料になります」 「ありがとうございます」 大阪の造幣局では10月16日、この貨幣を発見した企業に感謝状が贈られました。 今回、見つかったその数は、なんと50万枚!! 【造幣局 後藤健二理事長】「製造から80年近くたって、これだけの物が残っているということに、正直申し上げて私も驚きを禁じえませんでした」