「怒られるかもしれないが、現物を見たかった」。大阪市の平松邦夫市長は26日の記者会見で、洋服をかたどった赤い布が着せられた御堂筋の人物彫刻に強い関心を示し「罪は問わないので、どういう人たちがやったのか知りたい」と“犯人”に名乗り出るよう呼び掛けた。 平松氏は赤い布を着せた行為を「何かメッセージがあるように見える。たぶん単独では無理」と推理。「毎回この彫刻がキャンバスになると思われるのは困る」とした上で「(市は)ほかにもアートなどのやり方(場)を用意している。そこで一緒にやりませんかと言いたい」と語った。