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精神科に関するishikawa-kzのブックマーク (6)

  • 『虐待とラミクタール』

    今回のエントリは「ハワイのロミロミマッサージのおっちゃん」の続きである。 彼女は当初、著しい拒状態で初診している。全く事がとれないので、その日入院させることにした。 子供の頃、虐待を受けていたらしい(細かい内容は謎)。人によれば、良く憶えていないという。嘔気、嘔吐のため、いくつかの内科病院に受診している。なんとか働いているが、体調は最悪で、めまい、嘔気、キーンと言う耳なりの訴えがあった。また、急に変な気分になり叫ぶ。その後、記憶が飛んでいるという。過去には自殺未遂もあった。周期的に特に理由もなく頭や胸が締め付けられる感じがあると言う。 デパケンR  400㎎ リボトリール 1㎎ ドグマチール 100㎎ マイスリー  5㎎ ユーロジン  2㎎ いきなりこの処方で開始する。翌日には締め付けられる感じが減少。20~30分おきにあったのが、2~3時間おきになった。平凡に、点滴とビタミンB12

    『虐待とラミクタール』
    ishikawa-kz
    ishikawa-kz 2010/09/07
    「彼女はやっと過去と未来の中間、つまり現在に生きるようになった。」
  • 「フレンズ」・薬の副作用と病気の症状との違い

    今日は「副作用と症状の違い」というテーマでお話します。 特に分裂病における薬を中心にお話を進めます。精神科の薬では「向精神薬」があります。これは精神機能に影響を及ぼす薬で、まず最初は「催眠剤」があります。これは睡眠薬です。そしてこの薬は精神科だけではなくて、内科などでもよく使われている薬です。 ◇抗精神薬の働き 副作用の話の前に、抗精神病薬にはどのような働きがあるか見てみましょう。 分裂病の患者さんは急性期には幻覚(幻聴)、妄想(誤った思い込み、被害妄想)、あるいは興奮が高まっていたり、夜眠れない、多弁、多動、滅裂などがあります。これらを一まとめに陽性症状といいます。 そして治療を行いますが、ここで抗精神病薬を使った薬物療法の治療が行われます。分裂病の薬物療法は急性期の様々な症状を抑える必要があります。したがって薬の作用から見てみますと、最初に「抗精神病作用」があります。これは抗妄想 ・幻

  • 『20歳前の人なら、まずは25歳くらいまでに良くなれば』

    ヒトはなぜか歳をとるにつれて時の感覚が加速するようだ。子供の頃は確かに時間が経つのが遅かった。 僕は高校2年の夏、3ヶ月近く入院している。6月の上旬から8月中ずっと入院していたのだが、それ以前も良く休んでいたので、丸々3ヶ月以上何もしなかった感じだ。当時の話はプロフィールの中で触れている。 最初はすぐに帰れると思っていたので、参考書などは持って行かなかったが、そのうち、あまりの治りの悪さに呆れ、そんなことはどうでも良くなった。 実は夏休み前に、親しい友人たちは近畿予備校に勉強に行くという話であった。まあ合宿みたいなものだ。ところが、自分はそれどころではない。また、進学校なので、夏休みに例えば英語のリーダーのなどの宿題が出る。丸1冊とかである。まあこれは、入院しているのでやらないでも免罪されると思っていた。 宿題以外にも夏休み中、課外授業があったが、これは元々参加していなかった。進学校でも

    『20歳前の人なら、まずは25歳くらいまでに良くなれば』
    ishikawa-kz
    ishikawa-kz 2009/09/19
    「みんなせっかちだし長期的な感覚が乏しいと思う。早く治ろうと焦るから、かえって時間がかかる」ふむふむ、覚えておきます。
  • 『自分が自分を殺したら・・』

    自分が自分を殺すことを自殺と呼ぶ。これはある種の暴力と言えるが、それだけなら犯罪にはならない。加害者と被害者が同一人物だからであろう。 ごく稀に、飛び降り自殺未遂の際に、全く無関係の通行人と激突してその人が亡くなることがある。もし自殺未遂の人が重傷程度で生存していれば、罪を問われると思われる。もちろん殺意はないので、酷く重い罪にはならないであろう。まして自殺未遂するような人であれば・・ こういう自殺に関連して無関係の人が被害を受けるケースが新聞などで時々見られる。例えば硫化水素による自殺の際に、近隣の人がその有毒ガスを吸って死亡するケースである。自殺する人は「毒ガス注意」くらいの紙をドアに貼り、それで大丈夫くらいに思っているのかもしれない。 しかし、一般人にはワケわからないって。 このような事件は刑事責任はともかく、責任能力なしの事件とは思われないので民事的な責任を問われる。だから状況に

    『自分が自分を殺したら・・』
    ishikawa-kz
    ishikawa-kz 2009/08/26
    「かくして、期待した保険金は往々にして支払われないのであった。」
  • 心気症

    心気症 (特集身体表現性障害) 高橋 徹*国立精神・神経センター名誉所員、国土交通省医務室嘱託(メンタルーヘルス) 日医雑誌第134巻第2号2005年5月 はじめに 医療従事者にとって,心気症は最もよく知られているノイローゼであろう。身体の異常を訴え,病気ではないかと心配して診察を受けに訪れるので,医師は診察をし,時には再三にわたり詳しい医学的検査を行うが,患者が訴える異常や病気を示す医学的な所見が認められないので,心配は杷憂にすぎず,治療の必要はないと懇切に説明する。しかし患者は納得せず,重い病気に罹っているのではないかという考えにとらわれたまま,さらなる診療を執拗に希求するので,どのように対処したらよいのか戸惑ってしまう。 医療を契機に,いわば医原的な契機で始まっている患者の場合は,治療が上首尾に行われた にもかかわらず,患者が問題にしている病気がその治療とは関係がないものであることを

  • 精神科病棟の入院患者が不審死 「頭部強打→腸管破裂」 大阪狭山 (1/2ページ) - MSN産経ニュース

    大阪大阪狭山市の医療法人恒昭会「青葉丘病院」で今年3月、精神科の病棟で入院中の男性患者(54)が個室内で変死していたことが3日、関係者への取材で分かった。病院側は遺族に対し「頭を強打したことが死亡の原因」などと説明していたが、黒山署の司法解剖で死因は腹部打撲による腸管破裂と判明。病院側は「なぜこういう結果になったか分からない」としているが、同署は死亡した経緯について慎重に捜査している。 また入院患者の死亡について病院が地元保健所などに届け出ていなかったことも判明。大阪府は院内の安全管理や事故報告を怠った可能性もあるとみて、近く医療法や精神保健福祉法に基づき立ち入り調査する方針を固めた。 捜査関係者によると、3月31日午後10時半ごろ、男性が室内で頭から血を流し、ベッド横の床に倒れているのを看護師が発見。当直の医師が救命措置を施したが、同日午後11時50分ごろ、死亡が確認された。 男性の頭

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