脳死:全脳機能 (大脳〜脳幹) の不可逆的停止状態、全脳死。各臓器への血流が保たれている状態で、臓器移植のドナーとして理想的と考えられている。欧米では脳死を人の死と法律で定義しているが、反対の考えの人もいる。日本では「臓器の移植に関する法律」により、臓器移植が適切に行われる場合に限り心臓死でなく脳死を人の死とする限定脳死説を採用。 植物状態:大脳の機能が廃絶し、脳幹機能の一部 (特に下部脳幹) ないし全部が残っている状態。大脳機能のみの不可逆的停止状態、大脳死とほぼ同義。個人 (人格) を精神活動で定義するならば、植物状態になった時点でその人の死とする考え方もある。 ○脳死・臓器移植はなぜ必要か 一部の疾病に対し、現在の医学レベルでは臓器移植が唯一の現実的な治療法 (代替治療法:人工臓器、遺伝子治療、臓器複製、拡張型心筋症に対する左心室縮小形成手術など) 腎臓、角膜以外は酸素不足に弱い
東京大医科学研究所(医科研)と島津製作所は18日、02年のノーベル化学賞受賞者、田中耕一・島津製作所フェロー(49)が、医科研客員教授に就任したと発表した。就任は今年4月1日付で、任期は2年。ノーベル賞の受賞対象でもある「質量分析」の改良技術を使い、がんや感染症などに関係するたんぱく質の機能解明に取り組む。 毎月1~2回、医科研を訪れるほか、医科研に設置する分析装置を島津製作所がある京都市から遠隔操作して参加する。「これまでの蓄積で、自分の研究が何に役立つのか自信を持てるようになってきた。医科研の研究の進展に貢献したい」と語った。 田中さんは現在、医科研のほか東北大と京都大で客員教授などを務めている。
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