27日午後1時15分ごろ、京都府八幡市西山和気、京都大名誉教授の数学者、森毅(つよし)さん(81)から「自宅で料理中に火が服に燃え移ってやけどした」と119番があった。森さんは胸や両手に重いやけどをして重傷。病院に搬送された際、意識ははっきりしていたという。 八幡市消防本部などによると、森さんは木造2階建ての自宅の台所で、フライパンを使って卵料理を作っていたところ、ガスコンロの火が服に燃え移った。あわてて火を消して上着を脱ぎ、119番したという。 搬送された大阪府内の病院によると、体全体の約30%に最も重い3度のやけどをしており、28日にも手術をする予定という。 森さんは、数学者でありながら、時事問題などを鋭い切り口と関西弁のユニークな語り口で論じる評論家として知られる。 近所の人によると、森さんは、妻が数年前に東京都内の病院に入院してから1人暮らしだったという。 現場は京阪橋本駅の南東約