これは物議を醸し出しそうな作品ですねぇ。2/21発売の新刊です。献本を読み終えたので読書メモを残しておきます。 ・みんなが家庭作りに熱中し始めた理由は、いくつもある。自給自足生活への憧れ。環境への配慮。子育てと両立できる仕事。温かい家庭への憧れ。けれど、その根底には共通するものがある。わたしたちの時代は、経済も環境も危機に瀕している。こんな時代だからこそ、誰もが人として真に意義のある人生を送りたいと、本気で考えているのだ。 ・ストレスだらけで、離婚を経験したベビーブーマーたちは、バランスの取れた人生がどんなものかを、こどもに教えてくれなかった。だから、その子供たちは、出世することしか頭になかった親が、幸せな人生を送ったとはとうてい思えずにいる。となれば、意義のある幸せな人生のヒントを、遠い昔の古き良き時代に求めるのは当然なのだ。 ・彼女たちは、昔ながらの専業主婦1.0からバージョンアップし
高知に出張に行ってきました。 NPOがなぜか盛り上がっている! 「第3回ファンドレイジング・ジャパンinこうち」に参加するためだったのですが、なんですかここは、100人以上集まってるんですが…。「ファンドレイジング」というマニアックなテーマにこれだけの人が集まっているというのはかなり驚き。高知ですよ、高知。 ぼくは仕事柄、色々な土地にお邪魔するのですが、高知は不思議な熱気があります。特に地域おこしは事例が豊富で、「ゆずの村」で知られる馬路村、「土佐山アカデミー」を中心に盛り上がる土佐山地域、情報発信も巧みで「いなかみライフ」とかハイクオリティです。謎の吸引力を感じます。なんで高知は熱いんだろう、と純粋に疑問が浮かびました。 年収が低い、仕事がない、人口減少 その前にデータから。高知は一人当たり年収が最低クラスで知られています。収入が少ないということは、仕事も少ないわけですね。 47都道府県
Paul Krugman, “Do People Really Get What They Deserve?,” Krugman & Co., February 21, 2014. [“Vox Anti-Populi“; このブログ版の訳文はすでに掲載済みです)] 人々はほんとに分相応なものを受け取っているのか? by ポール・クルーグマン PETT/The New York Times Syndicate ぼくの学生だったリチャード・ボールドウィンが編集してる VoxEU は,いま現在の政策をとりあげる経済オンライン・ジャーナルだ.そこに,格差に関するすぐれた記事が2つ掲載されている. 1つ目は,英ウォーウィック大学の経済学教授アンドリュー・オズワルドとメルボルン応用経済学・社会研究所のフェローであるナッターヴート・ポータヴィーによるもので,相続や自らの努力によってではなくて,宝くじに当
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