株式会社インフラコモンズ代表取締役の今泉大輔が、現在進行形で取り組んでいるコンシューマ向けITサービス、バイオマス燃料取引の他、これまで関わってきたデータ経営、海外起業、イノベーション、再エネなどの話題について書いて行きます。 先日、東京都が100万kW級の天然ガス発電所を作ることが発表されました。プロジェクトを率いる猪瀬直樹副知事がお手本となる川崎天然ガス発電所を視察した時の記事に、非常に興味深い数字がたくさん挙げられています。これらから、ガスタービン・コンバインドサイクル発電の効率と採算性がかなり高そうであることが窺えます。 ■結果として売電価格、ガス調達価格、発電効率の3つが採算を大きく左右する 例えば以下のような数字が挙がっています。 ・川崎天然ガス発電所のガスタービン・コンバインドサイクル発電機の発電効率は58%(一般的な火力の1.4倍)。 ・初期投資500億円。 ・年間37億k