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ブックマーク / mamiamamiya.hateblo.jp (6)

  • 今“こじらせ系女子”がアツい! - 雨宮まみの「弟よ!」

    「こういうタイトルつけときゃはてブ稼げるんだろ!? ああん?」と言わんばかりのタイトルで始めてみましたが、こんなブログをお読みのこじらせガールのみなさんに朗報です。朗報と言い切るのもお恥ずかしいですが、私がひっそりしつこく長文を垂れ流していたポット出版のサイトの連載『セックスをこじらせて』が、単行になります。まさか、こじらせパワーでまで出すことになるとは……今わたしもしかしてこじらせガールの中でも重症具合がトップクラスに入るんじゃなかろうか……。 そして単行には、九州長女系こじらせガールとして私と存分にタイマン張れる、久保ミツロウ先生との対談が収録されます。お互いにお互いのこじらせっぷりを慰め励まし分析し合って幸せになれる道を探るつもりが樹海の奥深くに分け入ってしまったみたいな超ゆかいな対談です。「九州長女系は根が深いから、そんなに簡単にこじらせが治療できない」という、私がこのしょぼ

    今“こじらせ系女子”がアツい! - 雨宮まみの「弟よ!」
    ishikawa-kz
    ishikawa-kz 2011/10/09
    こじれの世界はいずこも深い。
  • 健全な性欲 - 雨宮まみの「弟よ!」

    自分の性欲について、マイナスのイメージはない。オナニーして罪悪感を感じたことなんてないし、虚しいとも思わない。いやうそたまに思うけど、それは私がセックスしたいのにできなくて代わりにオナニーをしてるから思うだけで、嫌悪感はまったくない。 マイナスのイメージはないのに、自分の性欲のことをちゃんと考えようとすると、あまりにもそれがドロドロに煮詰まっていて、苦痛だったりする。 性欲が満たされたことが、まったくないわけではないけれど、満たされてもそれは一瞬のことでまたすぐに飢えた状態がやってくる。べてもべても毎日ご飯をべないとお腹がすくみたいに、おいしいものをお腹いっぱいべても次の日になればまたお腹がすいている。べ物ならいい。いつでもどこでも調達できるし、そんなにお金もかからないし、おいしいものをべるにも、自分で工夫したりどうにでもなる。 セックスはそういうわけにいかない。そこに至るまで

    健全な性欲 - 雨宮まみの「弟よ!」
    ishikawa-kz
    ishikawa-kz 2011/09/07
    胸に迫るものがある
  • ■ - 雨宮まみの「弟よ!」

    ★よくサブカル系に見られがちだけど実は全然サブカル詳しくなくて「相対性理論が好き」って目をキラキラさせて言われた時点で幻滅するので身近な男性との恋愛がまったく成立しなくて困っている私ですが、じゃあ何を聴いてるのかというともちろん宇多田ヒカルを聴いてます。 昔からたまに、批評の世界の話で、メジャーなものや売れているものはもう十分に評価されてるんだから、まだあまり知られていないもののほうを積極的に批評すべきだ、という意見を目にすることがある。 気持ちはわかるし、もっともだなと思うところもある。まだあまり人に知られてない、良いものやすばらしいもののことを人に伝えるのはどう考えても大事なことのように思えるし、そもそも「新しい才能の発見」は、批評の果たす重要な役割だと思う。それに批評家の人生だって有限だから、どうせなら何かためになる仕事をしたいというのももっともだろう。そのことを否定はしない。 否定

    ■ - 雨宮まみの「弟よ!」
    ishikawa-kz
    ishikawa-kz 2010/12/26
    「私は批評って、応援じゃないと思う。結果的に応援になることはあっても、応援を目的としたものじゃないんじゃないか。本質を理解し、それを解きほぐしてみせることが批評なんじゃないのか」
  • ■ - 雨宮まみの「弟よ!」

    ★ここんとこの都条例問題で、最初は「規制は自由な表現を損なう!」という論調がよく見受けられたが、最近「マンガ自体はすばらしいものがたくさんあるから規制すべきでない。ただしエロ表現が過激すぎるものに限ってはちょっとどうかと思う」という論調をチラホラ見かけて、すごくうんざりしている。 言いたいことはわかるんだ。ストーリーや表現したいテーマ上、それを避けては通れない未成年のセックス描写や近親相姦描写のある作品だったら、それは許されるべき。だけど特にそういう必要性もないのにただひたすらエロを描くためにやってるものは多少規制してもいいんじゃないの? ということなんだろう。私だって例えば手塚治虫の『奇子』がダメとか言われたら、どうかそれだけはごかんべんを……他のつまんないマンガをもっと規制しちゃってもいいからこれだけは……と言いたくなるような気持ちはないでもない。 ないでもないけど、そうやって「さらに

    ■ - 雨宮まみの「弟よ!」
    ishikawa-kz
    ishikawa-kz 2010/12/24
    なるほど「いちばん強く思うのは、「表現」と普通は呼ばないようなものや、すばらしくないものだったら規制してつぶしていいのかってことだ。単なるズリネタだったら、下品ですばらしくないから規制していいのか」
  • ■ - 雨宮まみの「弟よ!」

    ★よく童貞こじらせたルサンチマン系のマンガで、主人公(童貞もしくはそれに類するかんじの人)が愛するヒロインが、実はヤな感じのイケメンとデキていて、主人公は「あいつもそんなクソビッチだったなんて……! 裏切られた!」と血の涙を流すみたいな展開があるけど、もとを正せば主人公のそいつが「かわいいヒロイン」にベタ惚れで、こういうマンガでもブスのことはものすごく残酷にブスに描いてあって、そんな女とは絶対にヤリたくもないとか、ヤッちゃったりするとそれが最低の悪夢のような出来事として描かれていたりして、結局純愛とか言ったって見た目で女選んでることに変わりはないのに、その女が見た目で男を選んだらビッチ扱いってなくね? と思ってしまう。 童貞にはなんの恨みもいやな感情も持ってないけど、こういうルサンチマン系のマンガに便乗して世間への恨みを晴らしてるような人は苦手だな。イイ男に群がる女を非難する前に、自分の中

    ■ - 雨宮まみの「弟よ!」
    ishikawa-kz
    ishikawa-kz 2010/12/24
    「男のロマンはいいよ、別に。だけど「男のロマンの皮をかぶった、女を見下す目線」にはうんざりする」
  • 美人という職業 - 雨宮まみの「弟よ!」

    なにかと気になってしまい、やっているとついつい観てしまう番組に『ビューティーコロシアム』があります。最初はもちろんヒドすぎる(誉めてます)キャッチコピーのセンスや、変身のカタルシスに素直に酔いしれていたのですが、だんだんなんかいろんなことが謎に思えてきて、目が離せなくなってしまいました。 ところで、とつぜんですが、あなたはなぜ、女が整形をすると思いますか? 「キレイになりたいから」。そりゃそうです。じゃあ、「キレイになりたい」って、なんでそうなりたいんでしょう? 「ナルシシズムを満たすため」? 「モテたいから」? 『ビューティーコロシアム』の巧みなところは、この「キレイになりたい」という欲望を「ナルシシズムを満たすため」ではなく、「劣等感からの解放」という形に言い換えたことだと思います。「苦しんでいる人が救われた」という形にすれば、整形への抵抗感はぐっと減る。 では「モテたいから」の方はど

    美人という職業 - 雨宮まみの「弟よ!」
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