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  • 等価線量と実効線量の違いについて: 北品川藤クリニック院長のブログ

    こんにちは。 六号通り診療所の石原です。 朝から変にハイテンションになって、 妙に早く起きてしまいました。 それで今日はいつもより、 早い更新になります。 さっそく今日の話題です。 先日の記事で、 あるご質問がありました。 小さいお子さんの場合、 たとえば数日前に東京都で検出された、 1リットル当たり210ベクレルの放射性ヨード131が含まれた水道水を飲むと、 どれだけの被曝量になるのか、 というものです。 その方が調べた資料では、 ある大学の先生が、 幼児の甲状腺の等価線量に関わる線量係数は、 1.5×10-6(10のマイナス6乗です)(Sv/Bq) と書かれていた、と言うのです。 その一方で、 同じ幼児の実効線量に関わる線量係数は、 ある資料によれば、 7.5×10-8(10のマイナス8乗です)(Sv/Bq) と書かれています。 これは全身に与える影響の筈ですが、 その換算係数は、 甲

    等価線量と実効線量の違いについて: 北品川藤クリニック院長のブログ
  • ストロンチウムの吸収を考える: 北品川藤クリニック院長のブログ

  • セシウムの内部被曝をどう防ぐか?: 北品川藤クリニック院長のブログ

    こんにちは。 六号通り診療所の石原です。 朝から健診結果の整理をして、 すぐにやらなければいけない量の膨大さに戦意を喪失しつつ、 中断して今PCに向かっています。 それでは今日の話題です。 先日福島県産の牛肉から、 1キログラム当たり510ベクレルの、 セシウム137が検出された、 という報道があり、 再検査で否定されました。 セシウム137とセシウム134は、 放射性ヨード131と同様、 原子炉の事故から漏れ出して大気中に四散する可能性の高い、 放射性物質で、 通常は自然環境には存在しません。 この放射性セシウムは、 人体にどのような影響を及ぼし、 かつまたそれを予防する方法はあるのでしょうか? 今後セシウムに環境が汚染される可能性があるとすれば、 僕達はその事実を、 どのように受け止めれば良いのでしょうか? 今日はこの点を、 僕の理解の範囲で考えます。 今日の内容は僕の調べた範囲で、

    セシウムの内部被曝をどう防ぐか?: 北品川藤クリニック院長のブログ
    ishikawa-kz
    ishikawa-kz 2012/01/13
    良エントリー
  • 喘息治療におけるプラセボ効果について: 北品川藤クリニック院長のブログ

    ishikawa-kz
    ishikawa-kz 2011/09/15
    このエントリは素晴らしい
  • 放射性セシウム体外除去剤「ラディオガルダーゼ」の話: 北品川藤クリニック院長のブログ

    こんにちは。 六号通り診療所の石原です。 今日は胃カメラの日なので、 カルテの整理をして、 それから今PCに向かっています。 それでは今日の話題です。 今日は放射性セシウムの体外排泄を促進する、 現時点では唯一の放射性セシウム体外除去剤、 「ラディオガルダーゼ」の話です。 日での発売は昨年の12月です。 この薬は一種の吸着剤で、 大量の被爆を受けた際に、 身体に吸収され、 腸肝循環に入って体内を循環しているセシウムを、 身体の外に排泄し易くする効果を持つ薬剤です。 その歴史は古く、 1960年代にはその使用が始まり、 ドイツでは35年以上前から販売されています。 要するに米ソの核戦争が身近な危機であった時代に、 ヨーロッパで開発された薬です。 それが1999年の日の臨界事故を契機に、 議論が積み重ねられ、 その結果としてようやく2010年10月に製造販売承認が取得され、 2010年12

    放射性セシウム体外除去剤「ラディオガルダーゼ」の話: 北品川藤クリニック院長のブログ
  • 抗凝固剤の適応について: 北品川藤クリニック院長のブログ

  • 手足口病の流行について: 北品川藤クリニック院長のブログ

    こんにちは。 六号通り診療所の石原です。 今日は胃カメラの日なので、 カルテの整理をして、 それから今PCに向かっています。 それでは今日の話題です。 今日は「手足口病」の話です。 お子さんに多いこの病気については、 以前にも何度かご説明したことがあります。 ただ今年は手足口病が全国的に流行しており、 その原因ウイルスにも、 いつもとは少し異なる特徴が見られます。 今日はそうした点を含めての、 「手足口病」の総説です。 「手足口病(Hand-Foot-Mouse Disease )」は、 1960年に初めてその名前で論文が発表され、 その後定着した病名で、 古くからおそらくあった筈の病気にしては、 報告が比較的最近であるのが、 1つの特徴です。 ちなみに良く似たタイプの病気で、 口だけに水泡の出来る「ヘルパンギーナ」の、 最初の報告は1920年です。 そして、日での「手足口病」の最初の報

    手足口病の流行について: 北品川藤クリニック院長のブログ
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    ishikawa-kz 2011/09/15
    「「手足口病」の総説でした。軽い病気と油断せず、お母さんは特に湿疹が出て3日は、お子さんのご様子に気を配って下さい」
  • テクネチウム99mとその過剰投与を考える: 北品川藤クリニック院長のブログ

    こんにちは。 六号通り診療所の石原です。 朝からレセプトのチェックなどして、 それから今PCに向かっています。 それでは今日の話題です。 先日何とも驚天動地で戦慄的な、 こんなニュースがありました。 【子ども150人、過剰内部被曝】 【○○市立○○病院の放射性物質を使った検査で、日核医学会などが勧告する基準を超える同位元素が投与され、子ども約150人が過剰に内部被曝していることが分かった。】 【同病院で1999年から今年までにこの検査を受けた15歳以下の子どもに同医学会や日放射線技師会など複数の推奨基準を超える量のテクネチウムが投与された。うち40人が10倍以上だった。】 【過剰投与された子どもたちの全身の内部被曝線量を算出すると生涯の推計で平均約30ミリシーベルト。多い子で150ミリシーベルト以上だった。】 【大半の子が腎臓の働きを調べる検査を受けており、腎臓に特化した影響を示す内部

    テクネチウム99mとその過剰投与を考える: 北品川藤クリニック院長のブログ
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    ishikawa-kz 2011/09/15
    なるほどなあ「問題は放射性医薬品の調剤は、被ばくの恐れのある行為であり、そのため業務の押し付け合いに、成り易い面があるということです。」
  • 放射線と医療の話: 北品川藤クリニック院長のブログ

    こんにちは。 六号通り診療所の石原です。 今日も事情があって、 いつもより早い更新になります。 早く安心したいのですが、 物凄く好意的かつ楽観的に見ていても、 今朝のニュースでも、 圧力容器が高温になっているだの、 地下水の放射線量が高濃度になっているだの、 でもそれは安心でまだ安全だの、 検査機器の故障のせいかも知れないなどと、 いつもの調子なので落ち着かなくて困ります。 それではさっそく今日の話題です。 今日は放射線と医療の話です。 放射線が医療行為において不可欠のものであることは、 皆さんも良く御存知のことと思います。 何処の医学部にも、 放射線科という科が存在し、 放射線医学の専門医が存在します。 放射線と医療、という観点で考えると、 その主な医療における放射線の活用は、 その種類から言えば、 X線による診断と、 放射性物質を利用した、 診断及び治療の技術に分けられます。 僕も皆さ

    放射線と医療の話: 北品川藤クリニック院長のブログ
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    ishikawa-kz 2011/09/15
    勉強になるのである
  • タバコと放射能は比較出来るのか?: 北品川藤クリニック院長のブログ

    こんにちは。 六号通り診療所の石原です。 今日は水曜日で午後は休診です。 朝から健診結果の整理などして、 それから今PCに向かっています。 それでは今日の話題です。 タバコを1日1~9長期間吸い続けると、 その肺癌のリスクは3.4Svの被爆量に相当する、 という一種の警句のようなものが、 あちこちで引用されています。 これを引用される方には、 所謂「放射線安全教」の信者の方が、 多く含まれていて、 その教義の洗脳のために、 使用されているケースがあるようです。 3.4Sv(シーベルト)と言えば、 物凄い被爆量です。 3400mSvであり、3400000μSvです。 レントゲン写真1枚分が (いい加減この比較にはうんざりですが、 便宜上仕方がありません) 20~50μSvですから、 その被爆量の大きさが窺えます。 この比較は要するに、 放射線を浴びると癌が増える癌が増えると、 放射能を殊更

    タバコと放射能は比較出来るのか?: 北品川藤クリニック院長のブログ
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    ishikawa-kz 2011/09/15
    「もう少し具体的な放射線防護の議論に、軸足を移すべきではないでしょうか。」
  • 放射性ストロンチウムの内部被曝についての補足: 北品川藤クリニック院長のブログ

    こんにちは。 六号通り診療所の石原です。 今日もちょっと事情があって、 いつもより早い更新です。 さっそく今日の話題です。 福島県の土壌から、 放射性ストロンチウム90と89が、 共に検出された、 との報道がありました。 ストロンチウム89は、 チェルノブイリではあまり指摘がなく、 癌の骨転移の疼痛緩和に使用する核子として、 認識していたので、 ちょっと驚きました。 原発30キロより遠方でも検出された、とのことで、 これもそれほど広くは四散しないのでは、 と思われていただけに、 ちょっと驚きです。 少し前に放射性ストロンチウムの内部被曝についての、 総説的な内容を記事にしました。 その後幾つかの御質問を頂きましたので、 その答えを含めて、 今日は少し補足的な内容です。 放射性ストロンチウムはカルシウムと似た性質があり、 人間では主に骨に取り込まれます。 一旦骨に取り込まれたストロンチウムは

    放射性ストロンチウムの内部被曝についての補足: 北品川藤クリニック院長のブログ
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    ishikawa-kz 2011/09/15
    わかりやすい
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