能登地方の先月21日の記録的な大雨では土砂崩れなどが相次ぎ、浄水場や水道管なども被害を受けました。 輪島市と珠洲市によりますと、復旧に向けた工事が進められているものの大量の土砂を撤去しなければ工事を開始できない場所もあるということです。 このため大雨の被害による断水は12日午前の時点で輪島市で761戸、珠洲市で414戸のあわせて1175戸で続いています。 市は水道管の修復工事などを進めていて、水道は順次、復旧する見通しだとしています。 ただ、工事に時間がかかるため復旧が来月下旬になる見通しの地域もあるということです。 ことし1月の地震に続いて大雨の影響で再び断水した地区もあり、長期化による生活への影響が懸念されています。 断水が続く地域では輪島市と珠洲市が給水車による給水活動を続けているほか、自衛隊が入浴支援を行っています。 珠洲市の大谷地区では浄水場が大雨による被害を受けたため200戸近