日本の古都といえば、京都と奈良が双璧ですが、観光地としての人気は京都が圧倒的です。 しかし、今回京都と奈良にそれぞれ行ってみて、奈良は明らかに過小評価されていると感じました。観光地としての魅力は、奈良も引けを取りません。 奈良の興福寺には、阿修羅像をはじめとする国宝級の仏像や建物に溢れています。更に、薬師寺や法隆寺、春日大社などの有名なお寺や神社もあります。あるいは東大寺の大仏様は京都にはない迫力ある観光スポットということができます。 また、奈良には古墳があります。有名な高松塚古墳、キトラ古墳だけではなく、石舞台古墳も一見の価値があります。これだけの古墳は京都にはありません。奈良公園の鹿(写真)も、奈良だけの重要な観光資源です。 素晴らしい観光スポットがたくさんありながら、奈良が今一つパッとしないのは、交通の便が悪いこともあると思います。例えば、近鉄奈良駅とJR奈良駅は中途半端に離れた場所